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私という作家について

苗根 杏(なえのね-あん)です。絵とか小説とか色々作ってますが、これは小説を書く時に使う名義です。ので、ここでは主に小説について話していこうと思っています。

小説と言っても、私が書いているのは堅苦しい文学ではなく、どちらかといえばライトノベルのような文体のものです。そして、小説でお金を貰っているわけでもありません。二次創作を書いているわけですね。

活動しているサイトはハーメルンという所です。Twitterでもよく怪文書じみた自分の欲情を吐き出していますが、小説を書くのは専らハーメルンですね。

なろうやカクヨムのようなサイトよりかは、出版社の目にとまって実力を買われて書籍化!というチャンスは少ないですが、その分二次創作ならやりたい放題です。小説の中に歌詞を使うことも可能(別で申請が必要)ですし、挿絵も好きに入れることができます。

何より強いのは特殊タグです。文字をデカくしたり、震えさせたり、色を変えたりできます。頑張って切った貼ったすれば、マンガのモノローグのようなフキダシを作ったり、ニコニコ動画の画面を作ったりできます。

ハーメルンのマーケティングはここまでにしておいて。私がそのハーメルンで、どんな作品を書いているかを紹介させてください。

いま現在、連載している作品はいくつかありまして。その全てが二次創作になります。原作の味が少ししかしないので、1.5次創作みたいなものですが。

これが私のページです。『ゆるキャン△ 〜岸辺露伴は止まらない〜』『片時雨の下手で』『星めぐりの歌』が現在連載中の作品となります。どういう作品かは、まあ見てもらえれば分かりますが一応ざっくり紹介しておきます。

上から、『息抜きのためだけに生まれたのに一番読まれてるやつ』『ラのつくコンビに憧れた高校演劇人の話』『スーパースタァになりたい中学生と、なってしまった中学生の話』です。とにかく読んでください。猪木さんではありませんが、行けば分かります。

なんか挟まってる『別冊星達のミュージアム 創刊号』は、友達の作家、龍也さんの作品である『星達のオーケストラ』の三次創作アンソロ合同誌です。

三次創作とは、二次創作のそのまた二次創作です。二次創作にしか出てこないオリジナルキャラを含めたストーリーを、作者ではない方が書くというものです。うまく説明できないですね。まあ詳しくは検索してください。もしくは『ラブライブ!スーパースター!!』を見た上で龍也さんの『星達のオーケストラ』を見て、さらに『別冊星達のミュージアム』を見てください。

龍也さんのページにも誘導しておきます。

こちらのリンク、『星達のオーケストラ』という原作に存在しないオリキャラがファンの間でめちゃくちゃに愛されている神作品があるというだけで貼ったわけではありません。

注目ポイントは、『キミの瞳に恋してない』という作品です。こちらは私と龍也さんの合作小説になります。セリフやプロットを龍也さんが、地の文その他諸々を私がやっております。是非読んでみてください。

さて、私の紹介はおおかた終わったことですし。普段話さない創作の込み入った話をしましょう。

私は2017年の冬頃、今から5年と少し前に創作を始めました。それでこの下手さ!?とかは置いといて。当時中学2年生の私は、当時ハマっていたコンテンツどうしをひたすらクロスオーバーさせていました。バンドリとヤッターマンをクロスさせてたのはいい思い出です。

中2から現在大1まで、私は基本的にiPhone標準装備のメモアプリのみを使って小説を書いてきました。黄色いヤツです。今もiPhoneで書いてます。

同期や後輩の作家さん(実際の作家間に縦社会は全くありませんが)はPCで書くことが多く、よくTwitterの作業スペースや作業ツイキャスではASMRのようにタイピング音がカタカタ鳴っておりますが、私はもうメモアプリから戻れません。文字数カウントもできませんが、まとめてコピーできるだけ便利な方です。

それに、出先でアイデアが思いついた時にすぐ書けるので便利なんです。私は基本的にアナログメモ帳を持ち歩いており、何か良い絵の構図を思いついたらすぐに描けるようにしているのです。実行にうつすことは2割くらいです。自己啓発本を買うだけ買ってる大学生みたいですね。

創作となったら、私は道端でしゃがんでニヤニヤしながらメモするんです。それの小説用メモが、スマホに全て詰まっているわけです。スマホがなくなったら、私の小説家人生はもう終わりです。

ツールがほぼスマホオンリーだという事は紹介したので、最後に略歴をちょっと話して終わります。

2017年から2018年前半まで、私はひとり孤独に創作をしていました。知り合いができるでもなく、Twitterで宣伝をするでもなく、ひそかに小説を書いていたのです。

そんな私が最初に知り合ったのは、作家A氏でした。当時、めちゃくちゃにその人の小説が好きで。クソみたいな画力でファンアートを描き、それをDMで送ったわけです。今では絶対できない、中3のバカ度胸がなせる技ですね。

そしたらA氏、それが初めてのファンアートだったようで。なんか褒めていただいたついでにLINEも交換しました。今や互いの忙しさからめっきり連絡をとることはなくなりましたが、趣味も合うし話してて楽しい方です。私より年上ですので、兄ちゃんと読んでます。私が兄ちゃんと呼ぶ年上の方はもれなく素晴らしい方々ばかりですので、彼もまたその1人ということです。

そこからもう1つ、作品のファンアートを描きました。先程出てきた、龍也さんですね。その人と交流していくうち、絵を描く楽しさに目覚めていきました。同時に、龍也さんとハーメルンにいる作家のLINEグループを作りました。全盛期ではグループ通話に十何人もいた、賑やかなグループでした。

そのグループにいたのは、ハーメルンの中でもバンドリを原作とした二次創作を書いている、通称『ハメドリ界隈』というクソみたいな名前の界隈人の集まりでした。バンドリのライブでエンカしたり、互いに仮面ライダーの変身アイテムを送りあったり、深夜に小説を朗読させる罰ゲームをさせたりしてました。あの頃はよかった。あの頃は。

そこから私たちは、本当にありとあらゆるネットのトラブルで離れ離れになりました。いま頻繁に交流のあるグループの方は、数人のみです。元グループ滞在者も含め、現在でも精力的に小説を書いているのは、この苗根杏と龍也さんのみです。

違うサイトで書いている方はいたかもしれません。でも、あの頃交流のあった方の9割9分9厘は、プロセカかアークナイツかブルアカをしています。

創作も、二次創作ともなれば所詮は趣味に過ぎません。いっとき読者を喜ばせ、それに満足して他の趣味にうつる方も少なくありません。しかし、もう私や龍也さんはそういう趣味の域を大幅に超えた小説への取り組み方をしています。

もはや、ただの趣味ではありません。ホンモノの作家の真似事ではありますが、表現をする者として最大限の努力を積み重ねて小説を書いているわけです。

俺らだけは、周りのヤツらが全員物書きをやめても書き続けよう。龍也さんにそう言われ、ああ、私はもう後戻りはできないな、と思いました。

龍也さんは約5年間、苦楽を共にしてきた戦友です。知り合った当時にやっていた仮面ライダーからとって、ベストマッチというコンビ名で2人してずーっと作家活動を続けています。

周りの仲間とどれだけ険悪になっても、私たち2人だけはずっと関係性は変わりませんでした。名前はとても挙げられませんが、互いにバンドリ界隈で酷い目にあいましたが、それでもめげずに創作を続けています。

龍也さんが病禍で病みかけ、創作を一時的にやめていた時、私がラブライブ!シリーズを布教して彼は無事ラブライブ!にハマり、創作活動に復帰しました。

私が躁鬱の鬱状態でしょっちゅう泣いては死にたい死にたいと叫んでも、その度に龍也さんは『大丈夫』『なんでも話して』と言ってくださりました。

これで実際にエンカウントしたのが1回きりというのも不思議な話です。

そんな龍也さんと、今年になってようやく合作を始めました。今は期末レポートがあるのであまり小説を書けていませんが、最近、創作活動が楽しくて仕方ありません。ラブライブ!界隈にうつってからは、そこの方々とも仲良くさせていただいてます。

中2からコツコツ書き始め、一生モノの友人と切磋琢磨。当初居た界隈は離れたが、現在は新しい界隈で絶賛連載中。略歴としては、こんな所です。

辺鄙なサイトで小説を書いているだけの人間ですが、良かったら応援してくださると助かります。というか、私の二次創作の原作のひとつにあるラブライブ!シリーズのアニメを見てください。私が小説を書く目的のひとつに、原作の布教というのもあるので。

知ってましたか。二次創作を書いてる作家さんに『あなたの作品がきっかけで原作を見ました!』と言うと死ぬほど喜ぶんですよ。

ここまで読んでくださった方、長々語ってまいりましたが、暇つぶしくらいにはなりましたでしょうか。私はいつの間にか課題で出ているレポートの2倍の文を書いてしまって、これ書いてる暇あったらレポート書けばよかったじゃんと少しだけ凹んでます。

よければ私の落とした単位の分まで(?)、この記事、あと私の小説と龍也さんの小説を読んでくださると嬉しいです。よろしくお願いします。

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