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ロバート・ワイアット/カンタベリーって何?

(敬称略)

ちょっとでも
プログレをかじった人なら
「カンタベリー・ロック」というものが
あることを知っているのでは
ないでしょうか。

しかしこの
「カンタベリー・ロック」なるもの。

世間一般的な
認識度から言えば
ほとんど「ゼロ」ではありませんか。

そしてそれは
「カンタベリー・ロック」なるものの
端緒となったと
言われている一群の人々の中でも
デビッド・アレンと並んで重要人物とされる
ロバート・ワイアットも同様でしょう。

であるからこそなおさら
それを知る人にとっては
特殊な輝きを放つ
宝石のような
摩訶不思議な吸収力を
もっていると思うのです。

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わたしが
ロバート・ワイアットを
初めて聴いたのは
ピーター・バラカンMCの
伝説の番組
「ポッパーズMTV」でした。

曲は「Shipbuilding」!!!

(詞はエルビス・コステロ!!!)

そこから
ロバート・ワイアットのソロ
ソフト・マシーンに
時間をかけて遡りました。

カンタベリーなるものも
ポツリポツリと
聴いてきました。

好きになったものもあれば
なんじゃこりゃと思ったものも
ありました。

(主に神保町のジャニスで借りて聴きました。)

※ポッパーズは
「スリラー」とか
「ライク・ア・ヴァージン」とか
そんなのばっかり
飽きもせず毎回流し続けてた
他のミュージック・ビデオ番組とは
「こころざし」がまったく違う番組でした。

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ロバート・ワイアットに
共演(客演)を乞うた
ミュージシャンの名を見れば
カンタベリーなんて知らない(興味ない)人も
「ちょっと聴いてみようかな」と
思うかもしれません。

坂本龍一、ブライアン・イーノ、
ポール・ウエラー、デビッド・ギルモア、、、

なんというか
いいかげんな
チャラチャラしたミュージシャンは
そばに寄せない(寄れない)という
感じがします。

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ロバート・ワイアットの
現況についての記事が
ありました。

80歳前くらいですよね。

ちょっと
切なくなりましたが
「セ・ラヴィ」という
ことでしょうか。

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ロバートは2014年に音楽活動の停止を英Uncut誌で発表。
「引退というより、停止と言った方がいいかもしれない。
私の人生というものは、まったく無計画なもので、
それが今、この特別な地点に達しただけなんだ」と述べていました。

以下、ロバート・ワイアットの息子サムの投稿より

「ロバートが元気なのか、もうレコーディングはしないのか、
心配してメッセージをくれたみんな、本当にありがとう。
ロバートと(ロバートの妻)アルフィーから、ロバートの健康状態についてお知らせするよう頼まれました。

昨年末にかけて、ロバートの最近の記憶障害は進行していると
診断されました。
父は身体的にもとても弱っていて、メッセージや手紙に返信したり、
他の人の音楽を聴いてコメントしたりすることができなくなっています。
父は過去に受け取ったすべてのものにとても感謝しており、
長年にわたる人々の忠誠心や心配りにとても感動しています。

父の記憶力は不安定で、もしあなたが彼に会っても、
親しい友人や家族でない限り、
あなたが誰なのか覚えていないかもしれません。

ありがたいことに、彼は肉体的な逆境にいつもそうであるように、
うまく対処しているし、よく面倒を見てもらっています」



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