見出し画像

ダモ鈴木のインタビュー記事

(敬称略)

どこかの誰か
「それってあなたの感想ですよね?」

わたし
「はい、そうです(きっぱり)。」

>>>>>>>>>>>>>

音楽雑誌「Guts」の
1973年の9月号。

なぜ
ここに
「ダモ鈴木」が?

ガロとかチューリップとかを
目当てに
この雑誌を買ったヒトは
たぶん(きっと)
このページを
読み飛ばすでしょうね?

でも
何百人(何千人かな)にひとりくらい
「CAN(カン)ってどんなバンドだろう?」と
興味を抱いたかもしれません。

そのまた
何百人にひとりくらいが
実際にレコードを購入して
聴いたかもしれません。

ほとんどのヒトは
「何じゃこりゃ。」と
呆れ(あるいは怒り)
中古盤屋に叩き売ったり、
鍋敷きにしたり、
したんじゃないでしょうか。

でも
(日本全国で数人かもしれないけど)
「なんだかわからんが好きかも」
「格好いいじゃん」と思って
「クラウト・ロック」を
集め始めたかもしれません。

そんなふうに妄想すると
ちょっと楽しいです。

これがもし
「隙間埋め」の記事だったとしても
あるいは
「尖がった」記者が上役の目を盗んで
押し込んだ記事だったとしても。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?