見出し画像

ストリーミングの罪と罰

(敬称略)

ニール・ヤングの言うことも
山下達郎の言い分も
自分なりに理解しているつもりでは
あるのです。

ミュージシャンからしたら
一生懸命演奏し
機材、環境にこだわって
録音したものを
「とりあえず聴ければいいじゃん」みたいに
圧縮(布団じゃねぇんだぞ。)されたんじゃ
頭にきますよね。

それに
ミュージシャンや関係者でもない
音楽に愛情があるのかないのかも知れぬ
ハイエナみたいな
ストリーミング帝国に牛耳られるのは
我慢ならんと考えるのも
当然と言えば当然。

でも。。。

すっかり無精になってしまったわたしは
CDをプレーヤーのトレイに置くことさえ
面倒になってしまいました。

それ以前に
目的のCDを
探し出すことから
始めなければならないことを考えると
ちょっとした絶望感を覚えます。

レコードを聴く環境を
新たに構築してる人なんて
尊敬の対象です。

ということで
ニール・ヤングに
ごめんなさい。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

ニール・ヤング(Neil Young)、Spotify復帰を発表。
ニールは2022年にSpotifyから自身の楽曲を削除しましたが、
それから2年が経過した3月12日、自身の楽曲をSpotifyで
再びストリーミングできるようにすることを発表しています。

ニールは2022年1月、Spotifyで配信されている
ジョー・ローガンのポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」が
「ワクチンに関する誤った情報を流していること」を理由に
Spotifyから自分の音楽を削除すると宣言。その後、ジョニ・ミッチェル、
グラハム・ナッシュ、デヴィッド・クロスビー、
スティーヴン・スティルスなどもSpotifyからの撤退を宣言しました。

Spotify復帰の発表はNeil Young Archivesのウェブサイトに
投稿されたもので、そこにはこう書かれています。

「Spotifyは世界No.1の低解像度音楽ストリーマー。
Spotifyは、私たちが作ったものよりクオリティが低いのですが、
これからは再び私の音楽のホームになります」

ニールは復帰を決めた理由について、
「音楽サービスのAppleとAmazonが、私がSpotifyで反対していたのと
同じ偽情報ポッドキャスト機能を提供し始めた」からだと説明し、
Spotifyとローガンとの独占契約が終了したことが、
自身の楽曲をSpotifyに戻す決断につながったと説明しています。

ニールはAppleやAmazonからも撤退することになれば、
自身の音楽は「ストリーミングの出口がほとんどなくなってしまう」ため「SpotifyのようにAppleやAmazonを離れるわけにはいかない」
述べています。

ニールは「Spotifyの音質が向上することを切に願って、
Spotifyに戻ってきた」と続けています。

最後にニールは「願わくば、Spotifyがハイレゾに目を向けて、
すべての音楽をみんなに提供してほしい。
Spotify、あなたならできる!
本当にあらゆる面でNo.1になってくれ。
あなたには音楽もリスナーもいるのだから!
限定的なハイレゾ・レベルから始めて、そこから発展させるんだ!」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?