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「知ってる曲を演って」とディランに叫ぶ観客(笑)

(敬称略)

面白いニュースなので
読んでみてください。

この観客の
「知ってる曲」って
何ですかね?

「風に吹かれて」かな?

「誰でも知ってる」って
そのへんのおばあちゃんでも
鼻歌で歌えるようなヤツでしょ?

ディランにそんなのありませんよ。

いつも優しく
リクエストに応えてくれる
ジャクソン・ブラウンでも
こんなこと言われたら
困っちゃうでしょうね。

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わたしが観たライブのときも
アンコールのときに
「ライク・ア・ローリングストーン(演れ)」って
とんちんかんなこと叫んでた
ひとがいましたよ。

ディランは
完全無視してましたけど。

例の賞を受賞してから
この手の
「有名な人だからとりあえず」みたいな感じで
観にくるひとたちが
一定数混じるようになりましたね。

ディランのライブは
こういうひとたちには
ちょっと厳しいと思います。

山下達郎は
「初めてライブを観にきたひとのために」と
必ず
「クリスマス・イブ」を歌います。

そういう意味でのサービス精神は
ディランに関しては
まったく(本当にまったく)
ありませんから。

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ボブ・ディラン(Bob Dylan)のライヴ中に
「知っている曲を演奏してよ!」と叫ぶ観客がいたという。
これに反応したのか、ディランは「When I Paint My Masterpiece」を
新しいマッシュアップ・アレンジで演奏。
ファンはSNSで「究極の反論だ」と称賛しています。

Stereogumによると、当日の模様を映画監督で作家の
Michael Glover SmithがSNSに投稿しています。

以下、投稿より

「これはワイルドだ。金曜日にフォートローダーデールで行われた
ボブ・ディランのコンサートで、ある女性
“私たちが知っている曲を演奏して!”と叫んだ。
するとディランは、アーヴィング・バーリンの
“Puttin' on the Ritz”(のメロディー)に合わせて
“When I Paint My Masterpiece”の歌詞を歌う
新しいアレンジを(演奏し)始めた!

間近にいた私の兄弟によると、
ディランは明らかに女性の声を聞いていて、その女性を見つめ、
曲を始める前に何か言いたげな表情をしたように見えたという。
本当に信じられないようなヴァージョンだ!

ディランがその場でそのアレンジを思いついたと言っているわけでは
ありません。
彼とバンドは明らかに事前に調整していました。
でも、彼女が言ったことに直接反応して演奏しているように感じられる。
究極の反論だ」

Stereogumによると、ディランが演奏したのは、アーヴィング・バーリンの「Puttin' On The Ritz」だけでなく、
フォー・ラッズの「Istanbul (Not Constantinople)」の可能性もあるという


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