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ごいてんを作ろう!

ごいてんとは

能登の伝統遊戯「ごいた」の点数を数えるための小物。
発案はろんめいさんで、ご本人が作ったものはラクマで購入可能です。

※ごいてんを含むごいたの関連商品の販売は日本ごいた協会の認定が必要です。あくまで自分で使うものを作ろう、もしくは使い込んで切れた紐も修理するための記事です。

材料

今回の製作で使った材料(すべて貴和製作所で調達)

カウンター部分
ビーズやボタンなど。本家では算盤の玉を流用。
1つ10点で150点まで数えて、2チーム分なので30個必要。
今回は、1cmのコットンパールを使用。
50点(5個)ずつ色が変わるとわかりやすいので3色準備しました。
https://kiwaseisakujo.jp/collections/g-pearl-cottonpearl

紐部分
ビーズの穴よりほんの少し細いくらいのもの。コシやハリのある糸だと作業性が上がってよい。本家では平皮紐を使用。
太すぎる糸だと、ビーズを通すのに手間がかかるほか、摩擦で切れてしまう。
今回は、昇苑くみひも三撚紐を使用。
他にも、丸皮紐、ワックスコード、アジアンコードあたりが候補に入るかと。

必要長さは、ビーズの長さ×40(ひっぱり長さをビーズ5個分としています。)+作業用10~20cmほどがあれば安心かなと思います。
今回の場合は、50cmほど切って作業を開始しました。

チャーム
写真に乗せていませんが、中央を示すものとして、準備してあると視認性が良くなります。本家では皮のタッセルが使われています。
缶バッチ等でも良いかと。紐で飾り結びを作るのもおしゃれだなぁと思ったりします。

ビーズ通し
今回はコットンパールの穴の径が厳しいなと感じたので準備しましたが、
そもそもこれがなくてもいいパーツと紐選びが正解。

作りましょう

とは言え、紐を切って、結んで、ビーズを通して結ぶだけです。簡単!

切った紐。だいたい50cmくらい。
必要長さは、ビーズの長さ×40+作業用に10~20cm


片端を結んで、ビーズ通し紐に糸を通したところ。ハリがあって、ビーズの穴に通りやすい紐なら不要。


ビーズを通し終えたところ。今回は中央チャーム部をリングにしたため後付け。

多分、中央にチャームをつけてからビーズを15個ずつ通すやり方の方がメジャーな気がします……。

できた「ごいてん」がこちら。

ね、簡単でしょ?
簡単すぎて記事にするのをためらったくらいです。

今回はちょっといい材料を使いましたのでちょっとコスト高でしたが、
100均の手芸コーナーのブツでも十分に良いものができるかと思います。

みなさんも、マイ駒・マイごいてんをそろえて充実したごいたライフをお過ごしください。


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