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私が香1枚持ちの時に1打目の香を受けない理由。

ごいたクイズの話では、玉王と騙してない香の確率比較をしてみましたが、
確率の出し方が雑すぎるのと、じゃあいつなら受けるんだということになるなと思いましたので再度考えてみました。

はじめに

あくまで盤外での自分の考えであり、遊ぶにあたって常にこうするということでもないことをご承知おきください。

説明しやすいように、親が、「香、香、香、王、玉、し、馬、銀」といった
まぁーどうしようもない強い手だったとしましょう。

親がミスしない限り上がり確の恐れ(3香ないしは王玉)が見える時は
点数が下がるよう立ち振る舞うことを念頭におきます。
(極端な状況設定をしているので、親が上手か下手かはあまり関係ないかなと思って進めます)
(このあとの記事が書きやすいように恣意的に手駒を選んでるので、こういうパターンも検討しないと、という例があれば教えてください)

打ち出しはおそらく
①(馬伏)香 になるでしょう。
このあと、対応のタイミングや駒でどう展開が異なるか見ていきます。

初打受け「香受銀」


②銀受 香 →まわる
③(し伏) 香 →まわる
④王 玉
となり、100点上がりを許してしまいます。
これは親の手の中で最も高い打点になるので最も避けたいパターンです。

配り運で負けた、事故だと言ってしまえばそこまでですが、
ここで受けないことで点数が下がるので(大抵100以下にはなる)ので見ていきましょう。

初打受け「香受飛」(親の手にない駒なら何でも)

②王受 香  →まわる
③(し伏) 香  →まわる
④(銀伏)玉 で50点

2打目受け「香受し以外」

②(銀伏) 香
(ここで自分が香をうけて、し以外を打つ)
③王 香
④(し伏)玉 で50点

初手受け「香受け銀」のパターンと比較して、銀で攻めても50点になっているところに注目。

(加筆)2打目から王玉

読み返していて、
②(銀伏) 王
③(し伏) 玉
④香 香 で40点
のパターンもなくはないなと思いましたが、
他が大体50点あがりの世界線なので、
いくら40点あがりといえどこれはやらかしだなーと思いました。
常に「し 香 玉」があれば必ず一回受けれるし、
この手であれば香を受けのためにとっておく必要もないので……。

2打目受け「香受し」

②(銀伏) 香 
※この手ではしを伏せると受けが狭くなりあがり確定じゃなくなるのでギリギリまで伏せないと考えています
(ここで自分が香をうけて、しを打つ※)
③し 香 
④王 玉 で100点

※親が自分の上手にいる場合、下手か相方に受けられる可能性があり、
その時は2打目受け「香受し以外」と同じパターンに入って50点

2打目スルーのパターンA

②(銀伏)香
③(し伏)王
④(香伏)玉 で50点
こちらも100点上がりは防げる。

2打目スルーのパターンB

親は自分の相方が香を持ってると読み、
外れたとしても50点あれば十分だ、という発想で王玉攻めをしない可能性もあります。
②(銀伏)香
③(し伏)香 
(ここで自分が香をうけて、何かを打つ)
し以外なら
④ 王受け 玉 待ちで50点。

このパターンになると、自分達ペアの「し」の枚数次第では
「勇気のし攻め」で反転攻勢が打てるかもしれません。

今回の想定だと、3打目まで受けるのを待てば100点上がりは避けられそうです。(見落としあればご指摘願います。)

まとめ的な

実際は親の手がわからない所ですが、
ここまで極端に親が強い手ではなかったとしても、手が進む前に「あがり確」になられると、伏せ駒の選択肢が広がるため、常により高い点数で上がられる恐れがあります。

だまし香からの王玉だとしても(負け惜しみですが)100点上がりを防げたと考えますし、
自分が動くことで敵のあがり点数をみすみす高くしない、という観点で
香の打ち出しに対して手持ちの香が1枚なら、私は3打目まで「なし」っていうようにしてます。という話でした。
(もちろん香が2枚以上あったら即受けします)

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