足をつけるくらいでどうにか

SDGsの時代である。
表意文字が好きなので、略語にされるとひるむ。
持続可能な発展目標…いいじゃん、それで。分かるじゃん。そうも行かないらしい。

環境系展示会エコプロ2019に行った。
会社員から小学生まで、幅広く来ている。今、環境がアツい!2019。

私が小学生のとき、ゆとり教育、総合学習は、環境問題が中心だった。
エネルギーがテーマだった5年生の頃、原子力発電が熱い!!と確信した私はそのクリーンさについてまとめ、更に福島の原発のお客様相談室に「原子力発電に使う電力はどらくらいですか?」と電話した。
0.00…なんとか%だった。

2019。現代は環境のために発展を損なうのは…違うよね、と変わり、共生の道を探っている。
良い流れだ。
極論に道が振れつつ、バランスを取る向きに潮流が変わると、ああこの世界には頭が良くて行動力がある人がたくさんいて、そこここで旗を振ってくれていて、わたし達を上手いこと引っ張ってくれているのだなあと思う。
社会〜!と叫びたくなる。たまに口に出している。
流れが大きくて、強くて、飛び込んだら巻き込まれて、どこかに行ってしまうんじゃないのか、そのとき自分の意志で離れられるのか、と思う。
こういう波に気軽にざぶざぶ飛び込んで泳げる人間が今の上司で、その点について、年が増すごとに尊敬を重ねている。

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