通天閣のオオサカディビジョン

今日は朝からきちんとゴミを出して、いつ来るのか分からない宅配便を待っていた。
待つ間にご飯を2合炊いたり、二食分の寄せ鍋を作ったり、衣類の整理をしたり、洗濯をしたりした。
どれもきちんとできたので、指の先まで生気が通った気になる。そんなことは珍しいので、午前はご機嫌で終始フワフワしていた。

寄せ鍋は一度で食べきってしまった。昨夜と朝のご飯を食べてないので、まあいいやと思って豆腐を2丁入れる。機嫌がいいというのは、素直になれるということでもある。
今日はほうれん草やもやしが入った。普段はレギュラーではない野菜だ。
ほうれん草は泥が面倒だし、もやしは使い切れないことが多く、どちらも購入後の自分が適切に対応できるか、緊張感がある。

機嫌が良かったので、1時間くらい歩いて用事を済ませた。
大阪の街はぎゅうぎゅうしているから、歩くのが楽しい都市である。10分も歩くと様相が変わるし、起伏もあって、城下町であった頃に思いを馳せられる。
今の土地に住んで約3年になるけど、良い家、良い土地だったなとしみじみ思う。特に家は気に入っていて、指先まで気持ちが良いと何回も感じられた。出ていくときは大家さんに心をこめた菓子折りを渡そうと思う。

途中、天王寺の通天閣にどついたれ本舗の旗がなびいているのが見えたので、写真を撮った。相変わらず酷い写真である。

盛り上がってほしいとお膳立てされてるものに、素直に乗るのはなんとなく恥ずかしい。茶番のような気がする。
ただし、えいやと飛び込んだ茶番はとても楽しいので、お膳立てされたものに乗るのも結果的に楽しくなるはずである。
このノリの悪さは、自分の嫌なところの一つで、天の邪鬼で嫌だな〜とよく思う。
しょうもないことも、楽しむ人が好きだし、自分もそうでありたい。

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