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日食

今日夕方、日本全国で「部分日食」を観察することができます。次は2023年、その次は2030年だそうですので、少し先になりますね。今回は梅雨の時期なので、観れるかどうか心配です。

国立天文台によるライブ配信もあるようです。生憎の空模様であれば、こちらでご覧いただければ…と思います。今回は、部分日食ですので、十分な装備がない場合も、そちらで観察した方がいいのかもしれません(皆既日食、金環日食でも装備は必要です)。

さて、観察時の注意点です。

直接太陽を見ない。サングラスやゴーグルもダメです。望遠鏡や双眼鏡を覗くのはもってのほかです。必ず日食グラスを使用しましょう。

日食があった日に、以上の注意点を守らず、網膜が焼けてしまう方もいます(日食網膜症というそうです)。網膜…つまり、光を受けて像をつくる器官が焼けてしまうと、視力低下や視界に穴ができたりします。時間経過とともに症状が分かることがあるため、注意点は守りましょう。

さて、楽しむ方法があります。

紙に小さな穴(画鋲や爪楊枝など)を開けて文字をつくります(当日の日付が記録としてはいいでしょう)。日食が起こったら、その髪をかざして、影を作ってみましょう。すると…?

また、麦わら帽子や木漏れ日など、太陽の影ができるものを通した光を観察するのも楽しむ方法の一つです。

急に準備ができない方は、ライブ配信や、楽しむ方法を試してみてはいかがでしょう。

部分日食は、本日16時頃から18時頃まで観察できます。日食の最大は17 時過ぎになります。観察時の注意を守り、楽しく観察してみましょう。


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