【ふりかえり】明治座『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
明治座『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
大学のセンパイ【歌舞研のセンパイ】が、出演しているので、観に行きました♪
センパイが出ていた場面、すぐわかりました⭐︎(=^x^=)
かっぽれと唐人口の場面、楽しかったです。
開演したら、チョンパッで、暗転から明るくなって。大地真央さん演じるお園をセンターに、舞い踊るシーン。間夫がいなけりゃ……○○。
お園は、横浜の岩亀楼の芸者です。
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行灯部屋で、病がちの亀遊をお見舞いに行って。亀遊と、通訳の藤吉どんが、いい仲なのを知って。
亀遊の、『丈夫な人には、病人の気持ちなんか、わからないわ(´;Д;`)』(このセリフ、印象的だった)。幸薄さが、際立ったセリフだ……。
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岩亀楼のシーン。薬屋の大種屋主人と、アメリカ人イルウスが、お座敷を楽しんでる。。大種屋主人は、温水洋一。ちなみに、通訳は、藤吉どん。
唐人口の遊女が出てきた。みんな、みょーちきりんだ。見てる側からしたら、みょーちきりんであればあるほど、面白い。(こういう役、おいしいよね。)
紹介役のお咲は、未紗のえる。(宝塚のときから、この方、好きでした、わたし。)
マリーさん、バタフライさんに、ピーチさん、キャットさん、マリアさん。これが、唐人口の遊女たち。
※唐人口ってのは、外国人向けの遊女のこと。
日本人向けの遊女と、分けられていたらしい。
店側の人間は、イルウスに、無理やり、マリアをあてがう。イルウス、マリアをうざがる。笑笑。
大種屋主人にあてがわれた遊女が、亀遊。
行灯部屋の病がちな姿から、美しい遊女の姿に変わって、すごいキレイだった。
通訳の藤吉も、美しい遊女の亀遊に気がつく。お互い、気まずそう。
美しい亀遊をみて、イルウスは、自分の遊女と大種屋主人の遊女を取り替えろと、要求。
アメリカ人に買われそうになった亀遊は、驚いて、気を失って倒れてしまう。倒れた亀遊は、どこかに運ばれた。
そこへお座敷に遅れてやってきた、お園が登場。
大種屋主人は、怒って帰り、イルウスは、亀遊を身請けして連れて行きたいと要求。
岩亀楼主人は、イルウスと話をまとめる。
お園が、しぶしぶ亀遊を呼びに行くと、亀遊は、かみそりで、のどを突いて死んでいた。
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アメリカの船が出る数日前のシーン。
藤吉どんは、店を辞め、アメリカに渡る決心をしていた。お園は、そんな藤吉どんに餞別を渡す。
2人で亀遊の死について、語り合う。
瓦版に、亀遊のことが書いてあり、驚く2人。
亀遊が、攘夷女郎として、書かれていた。その評判を聞きつけた人々が、岩亀楼に、おしよせてきた。
逃げ出したのは、唐人口の遊女たちと、お咲たち。
この瓦版の影響で、唐人口の遊女は、岩亀楼には、いなかったことにするためだ。
お園は、岩亀楼主人と口裏を合わせて、亀遊は、武士の娘で懐剣でのどを突いて死んだと言う。
なんとかその場をやり過ごした。岩亀楼主人は、亀勇と書いた木札を部屋の入り口に打ちつけた。
勇にしたのは、こちらのほうが、勇ましくて、攘夷女郎みたいだからだそうだ。
お園は、瓦版に書いてあった通りのことを、お客に話し、
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5年後、岩亀楼では、お園が、お客に亀遊が死んだ経緯を、おもしろおかしく、語っていたが……!!
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カーテンコール。
センパイ、素敵な舞台をありがとうございました😊
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