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【開催報告】おおたなでしこ未来塾 Day.2

はじめに

2022年8月27日、群馬県太田市主催「おおたなでしこ未来塾」Day.2が開催されました。

前回の振り返りを行い、横のつながりを深めるために自己紹介からスタート。
宿題だった自己紹介シートを使い、1分という限られた時間で自分を知ってもらいます。

人前で話すことに慣れていない方も、限られた時間で自分を知ってもらうことの難しさを痛感する受講者も。
一つ一つ経験を積み、着実な一歩を踏み出しています。

「想いを形にするアクション」

Day.1に引き続き、スリール株式会社 代表取締役である堀江敦子氏による講演が開かれました。
テーマは「想いを形にするアクション」。

Day.1で「なぜ、あなたはその事業をしたいの?」というところから、自身の原体験を深掘りした受講生。
Day.2では、自身の事業を「誰に」提供するのか、ペルソナを考えます。

堀江先生が実際に事業をスタートさせた時の具体例を交え、「じゃあこんな場合は?」「他にもこんなターゲットだったらどうする?」などイメージしやすく講演は進みます。

忘れてはならないのが「お客様の困りごとを解消して対価が支払われる」ということ。
「自分はどんな困りごとを解消したいのか?」という基本に立ち返ります。
イメージが湧かなかったりペルソナの解像度を上げたい場合は、とにかく自分で足を運ぶ!直接会って、困っている人にヒアリングしてくださいと堀江先生は言います。

やりたいことは決まっていたけど、どんな人に自分のサービスを提供したいかまでは具体的に決まっていなかった受講生にとって、非常に刺激のある時間となりました。

ワーク「あなたの事業を必要としている顧客は誰?」

後半はワークと対話の時間。
ここからは(一社)なでしこ未来塾の理事である高橋美紀にバトンタッチ!

自身の事業紹介とともに、「幸せにしたいお客様の明確化」と「お客様が抱えているストレス」を書き出していきます。

ポイントは、「直感で書くこと」と、「時間を決めて書くこと」の二つ。
「おおたなでしこ未来塾」では、ワークの後にはグループワークを行い、発表者へのフィードバックを行います。

おおたなでしこ未来塾では、受講者の「心理的な安全の確保」に努めています。
相手の話を遮ることなく聴き、お互いの意見を受け入れ、否定したり勝手に判断することのないよう事前に伝えることで、不安な受講者が自信を持って発言できる環境づくりを心がけています。

自身の事業って、自分の頭の中ではわかっていても、相手には説明不足で伝わらなかったり不明瞭な点が多いこともしばしば。
「これってどういうこと?」「こんなサービスはできる?」と、受講生同士でフィードバックを行い、お客様に伝わりやすいサービスにブラッシュアップしていきます。

講師とメンターも、不安や疑問を抱えている受講生に寄り添い、自身の経験を交えアドバイスを行います。

まずはペルソナを設定し、提供メニューを想定してみるというこの日のゴールを迎え、最後に一人ずつ本日の学びを1分で発表し、Day.2を終了。

インプットとアウトプットを繰り返すことで、だんだんと事業が具体的に、かつ内容の濃いものになっていくのがわかります。
横のつながりも生まれ、受講生同士で質問し合える場も生まれました。

次回は9月3日。
テーマは「SNSで生み出す集客動線」です。

撮影/執筆:(一社)なでしこ未来塾  吉良幸恵


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