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岡本仁の編集とそれにまつまる何やかや。

三軒茶屋に行った際に気になった展示をチラッと!

岡本仁の編集とそれにまつわる何やかや。

雑誌の編集やエッセイの執筆、展覧会の監修等を通じて、美術、デザイン、映画、音楽など、幅広い分野にむけられた興味関心を独自のスタイルで紹介してきた岡本仁。その活動を一つの肩書でとらえるのは困難ですが、さまざまな事物を独自の文脈でつなぐという意味において、そこに共通してみられるのは「編集」的行為といえましょう。
編集者は作家ではありませんが、編集という営みは文章や絵画と同じく、その人があらわれる表現行為でもあります。本展ではタブロイド判の冊子とギャラリーの空間によって、岡本仁の編集が生み出すもの(アウトプット)と、その背景(インプット)をご紹介します。
アウトプットの一例として今回制作する冊子の特集テーマは、「いい絵って何だ?」。岡本仁が企画・編集し、多彩な分野の執筆者からご寄稿いただきます。一方ギャラリーの空間では、企画・編集することの源泉ともいえる品々、いわばインプットの部分を展示します。岡本仁が愛してやまないものたち/気になるものたちがレイアウトされた空間からは、これまでに手がけた仕事の一端が垣間見えることでしょう。
ソーシャルメディアが一般化したことにより、今では誰もが自分のメディアをもてるようになり、編集という行為はより身近になりました。本展を通じて編集という概念をとらえなおし、その創造性に触れていただければ幸いです。

https://www.japandesign.ne.jp/event/okamotohitoshi-setagaya-ldc/


エスカレーターから岡本さんの名前だけ見えて、岡本一宣さん〔花時間という雑誌のデザインをされていて昔から好きな方〕かとおもい行ってみたら編集の岡本仁さんでした!
こちらはReluxやBRUTUSなどの編集の方、こちらもまた嬉しいセレンピリティ

編集の何やかや

こちらのメッセージで展開される言葉の面白さも惹き込まれましたが、奥にあるディスプレイが楽しくて!
まずはその写真から

近くによって、何が置いてあるのかみたいーってなる感じ。
背景の青とライトあたった色合いも良くて、うちにある本棚の中この色に塗ろうかな?と思ったくらいのインパクト。

実際やったらめちゃくちゃ怒られる気がするので茅ヶ崎でできないか考える。

そして写真とメッセージ

大事なことは答えがなくていいのです。まず動くことです。

↑から、はじまる展示です。

見えてる景色が違う、面白いものに気がつく才能にたけたひと。

ふと、野営の隊長を思い出す。
野営の隊長と雪遊びの会で札幌を歩いているとなかなか進まないというか、ふっといなくなる瞬間があって面白い。
何をしてるかというと、意匠集めというか、マンホールのデザインとか、その土地ならではのポスターとかの写真の数々。

なんで何を撮ったか知ったかというと、全データをもらったことあり、何故これを?ていう数々に見ながら?が飛んだ。

夫には隊長も私も旅にでてる間似たようなものに惹かれて写真撮ってるように見えるらしい。昔、写真部だったのに今は写真に興味ないらしく旅での記録は私がメイン。写真ログみたいにしてるから、例えば、空の写真だったとしても、その時の情景などが思い出されるので膨大なログで、ある意味情報の引き出し。

野営も雪遊びも海遊びも、よくよく考えてみるとムービー担当以外、人物を撮る人が少ない!

先日、毎年会う友人に写真撮ろうと言われ撮ったけど、その友人に会う際のお食事や、景色を見れば時期もわかる気がしてた。

ひとつは良くお店の名前を忘れちゃうので、写真必須と最近思う。場所はなんとか覚えているので探し出せるけど、

そんなことを考えながら展示みていて、その何を撮ったかの心の機微を文字にするとこんな感じが垣間見れた感じして興味深い展示だった。

ラストにオブジェ? なんというか
動くの意味は、手を動かす!も含むというなのか?とも思えたり、アウトプットの仕方も独特で面白い。

フライヤーの出来上がるまでの
過程も紹介されていて遊び心満載

みなさんにと「いい絵って何だ?」の答えはなんですか?
いい絵は、好みもあるので好き好きで良いように思うのですが、その背景とかどうしてこの絵が生まれたかを知るとより自分にとっての「いい絵」になる気がしてます。

三軒茶屋って面白いところ!観れて良かった♫


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