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【山手七福神巡り2023】大圓寺_大黒天

山手七福神巡り4つ目の大圓寺行ったら人混み・・・


大圓寺の文化財が多いんです!
○文化財
釈迦如来像 1193年国重文
白銅菊花双雀鏡 1193年国重文
胎内文書三片 1193年国重文
五百羅漢像 520体 1776年都重文
阿弥陀三尊 1712年区重文
十一面観音像 894年区重文
勢至菩薩像 1730年区重文
行人坂敷石造道供養碑 1770年区重文

そして大黒天
右手に内手の小槌、左肩に大袋を背負うインドの仏法守護神。元は農民の神で五穀豊穣、実りのシンボル

そして七福神ダルマみくじは、唯一最初から袋に入っていてお顔で選んだりはできないしくみ〜ちなみに隣でお香が販売されていて引っかかる

↑実はちょうど3時を過ぎたところで、甲子祭の真っ最中でした。
(実はここに来る前にプラチナドンキホーテに引っかかりまして20分くらい買い物したりして時間が押せ押せ)


ラスト4座なのもあって外まで人が・・・

ここは前回のガイド講習で前・ご住職に直々にお話伺ったので、まずはこの時期にご開帳のこちらから ↓   山門入って左奥です。


ここは過去・現在・未来とお堂がありこちらが「未来」

この釈迦堂には、現在の本尊で京都清凉寺の三国伝来の釈迦如来を模刻した「清凉寺式釈迦如来像」を安置。写真右にあるように「生身」とあるのは、絹や綿で作られた五蔵をもっていることから生身(しょうじん)の釈迦像と呼ばれているそう。
国の重要文化財にも指定されています。

実は前回の際はガラス越しではなくガラス戸も開けて下さりました貴重なことだったんだなぁとしみじみ改めて思いつつ、ダルマおみくじへ
(スタンプラリー的なものに弱いことを再確認する時間であったというかコンプリート欲が・・・七福神巡り恐るべし)

「普通のおみくじ」もしてみました〜

88!なんか縁起良さそう〜って思ったら!「凶!」なんてこと! 気をつけて過ごします〜

行人坂のこの木の根、生命力すごくないですか? こんな感じで何本かあるんです。

行人坂についておさらい
・目黒川の太鼓橋から目黒駅の東方に上る急坂(上るのみの一方通行)
・名称由来
 湯殿山の行者(法印大海)が大日如来堂(現大円寺)を建て修行を始めたところ、次第に多くの行者が集まり住むようになったのでつけられたという。
・江戸三大火(振袖火事」「車町火事」)のひとつ「行人坂火事(明和の大火
)」
 行人坂火事は明和9年(1772年)2月、行人坂の大円寺から出た火が延焼し、3日間も燃え続けたというものである。
幕府は年号を「安永」にしなくてはならないほどの出来事で明和9年の火事で、だれいうとなく「めいわくの年」だと言い出したのがきっかけと言われている
・元々は行人坂の頂上付近では富士山も見られたとも言われている
・日本初の「映画撮影所」吉沢商店目黒撮影所が近くにあった。こちらはエジソンスタジオを参考に天気が悪くても撮影できるようにグラスステージというガラス張りの撮影所だった。


大圓寺には、釈迦三尊像 3躯/十大弟子像 10躯/十六羅漢像 16躯/五百羅漢像491躯の計520躯の石仏が山門左手にあり、火元となった明和の大火(行人坂火事)の犠牲者追悼のため、天明年間(1781年-1789年)に作られました。

「ここは庶民のお寺」という言葉を先日繰り返し、前・ご住職からお聞きしました。他と比べたことないので「庶民」でないパターンが何に当たるのか正直よくわからなかったのですが「〜〜〜ゆかりの〜〜〜」の感じでしょうか?
お寺のガイドの際は、歴史もセットで学ばないと追いついてなくて調べ物が増えそうですね。


そして目黒雅叙園(元:明王院)




行人坂の火事のため大圓寺は長く再建を許されずその際にこの明王院(現在の目黒雅叙園)に大圓寺にまつわるものを預かっていたそうです。

ここには「お七の井戸」があります。


目黒雅叙園をさらに川へと向かったところにあるのが「太鼓橋」

この太鼓橋は歌川広重江戸名所百景』1857年にも登場する橋のひとつです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/太鼓橋_(目黒区)

そしてこの左のクスノキが現存します!

そして親切な目黒雅叙園の看板も!

太鼓橋は中目黒側/日の出橋から数えて10番目の橋

https://www.djq.jp/river_liblary/tokyo_river_meguro.html

この一つ手前の橋は目黒新橋、ここは以前市電が走る計画があり、他に比べて立派な作りというか強固な作りになっているそうです、個人的には桜の時期に目黒新橋から太鼓橋を眺めるのが好みです。

普段、あんまりショコラ関連を食べないのですが、この橋のたもとにある「Oggi」のオレンジピールが好きなのです。元々同僚が教えてくれたお店ですが、どこにあるか調べたことなくて・・・先日見つけて小躍りしちゃいました。
ピールがやわらかな食感なのが良いのです。

さらに、別のガイド講習中の方より、そばのお店教えていただきました〜

「川せみ」さん 機会見て行ってみようと思います。

個人的にはその横のお店が気になって気になって〜


このレトロ看板は何???

カウンター酒場「下目」

さらに気になるお店は続き〜

う〜ん11日から・・スケジュール的に難易度高いオープン時間ですが行ってみたい。

そうそう、12月に見かけた写真もあったので!メモ

巨大リースカッコ良いリボンがモノトーンのストライプ・・・

はい!次は歩道橋を渡って「蟠龍寺」へ

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