上達する為に
平日のスクール選び
優斗が3年生になると、平日のサッカースクールに通わせる事にしました。
今ほどではありませんが、その当時でも色々な平日のスクールがあり、
ほとんどの親御さんは、子供が楽しみながら上達する可能性のあるようなスクールを選んでいました。
ですが、ある意味【キャッチー】なスクールの楽しさの基準の低さや場面を抜き出すだけで実践的でない指導、無駄に褒める指導など、それらに違和感を感じていた私は、優斗にそのようなスクールを選ばせませんでした。
選択したスクール
結論からいいますと、
高槻の柱本地区にあるペラディッソというフットサルコートで平日の2日間開催されている上谷コーチのスクールを選びました。
選択した理由
1.3歳年上の児玉駿斗君(徳島ヴォルティス)と同じ歳のテクニシャンがそのスクールに通っていたこと。
2.簡単に褒めない指導をされていたこと。
3.優斗に足りない足元の技術をリアルなトレーニングを通して習得できそうだったこと。
4.スクール内での馴れ合いはなく、皆が闘いながらプレーしていたこと。
5.4年生以上は高学年の括りでトレーニング出来ること。
入会初月は車での送り迎えをしていましたが、2か月目からは1人で通わせました。家から4キロの歩道のない部分のある国道を通らなければならないルートでしたが、9歳にもなるんだから行けて当たり前です。
当時、知り合いの保護者の方に「自転車で行かせてるの?すごいねぇ」と言われた事がありましたが、9歳にもなるんだから行けて当たり前です。
今出来ていない事を
今出来ている事を伸ばす事は簡単です。
はっきり言ってボールを触る機会があれば勝手に上達します。
ですが、今出来ていない事は環境が整わないと出来るようにならない。
週末に活動しているメインのチームでそれが出来ればスクールに通わせる必要はないと思っていましたが、その当時は週末の活動では出来ていない事が出来るようになる環境ではなかったんです。
私では教えられなかったこと・・・
ガンバユース最後の年の夏にユースの中での上手い選手とそうでない選手の話を優斗とした事がありました。
その時、優斗が「結構プレッシャー高かったけど上谷コーチのとこにいってて良かったわ。あれやってなかったら今は無いと思う。」と言っていたことからも、あの習い事が優斗の足りない部分を的確に補ってくれたんだと再確認する事が出来ました。
最後に
ハッキリと言うと、週末のサッカー活動だけでは凄く上手にはなりません。
脚でボールを扱うことを習得する絶対的な時間が足りないからです。
それに気が付いて、今何処かのスクールに通わそうか迷っているのであれば、もう一度、子供のサッカーをしている姿をしっかりと観てあげてください。
そして、足りない部分を補う指導をしているスクールを選んであげてください。