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長寿企業が多いことはは自慢できることなのだろうか?

https://consult.nikkeibp.co.jp/shunenjigyo-labo/survey_data/I1-03/

データ2020年版100年企業<世界編>
世界の長寿企業ランキング、創業100年、200年の企業数で日本が1位
2020年03月18日

主なところを抜粋する。

・創業から100年以上を経過した企業の数を国別に調査した。世界で最も100年企業が多いのは日本で3万3076社。世界の創業100年以上の企業の総数、8万66社の41.3%を占めた。2位は米国の1万9497社(24.4%)、3位にスウェーデンの1万3997社(17.5%)が続いた

・それでは売上規模で企業の長生き度合いは変わってくるだろうか。1億円未満から500億円以上の5段階に分けて、主要国で比較してみた。10億円以下の比率で見ると、日本が80.7%で最も多い。最も低いのが英国で32.7%だ。

日本には長寿企業が多いことを前面に出した記事になる。
一方で、日本企業の生産性の低さや平均賃金の低さなども問題になり、アトキンソンさんなどは、中小企業の統合などを提言している。

上記の記事での日本の特徴として「売上高1億円未満」のいわゆる中小企業が半数を占めており、10億円未満も含めると8割になる。売上高10億円は、百人にも満たない企業であることが想像される。

単に長寿であることは自慢にはならないだろう。大きくなれば良いというものではないが、中小企業は人材の流動化が限定され、後継者問題で廃業するリスクが高い。会社名にこだわらずに、企業改革を進めなければ未来への展望が開けない。

従業員10人では、今は良いかもしれないが20年後の未来図は描きにくい。

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