Apple MusicとSpotifyの個人的比較
Apple MusicとSpotify、どっちがいいんでしょうかね。
極論は個人次第ではあるのですが、私は決めかねて両方入ったりやめたりしています。この行動をやめて1本化したい。
ということで違いや利点について記していきたいと思います。
2024年4月時点。
料金と音質の差について
そこらで語られまくっている内容ではありますが。
・Apple Music
Apple Music単品で月1080円、
Apple Oneで月1200円(TV、Arcade、50GBのクラウドストレージが付く)
高音質 AAC 256kbps
ロスレス ALAC 24bit/48kHz
ハイレゾロスレス ALAC 24bit/192kHz
※ロスレス以上を聴く際はBluetooth機器ではNGで、有線が必要になります。
※Windows Apple Musicアプリではロスレス設定ができるようになりました…がバグで反映されてない説も?
100円の差ならOne入っておいたほうがいいかもですね。
・Spotify
Premium Standard 月980円
最高音質 320kbps程度
※ハイレゾプランの話が2021年頃から出ているようですが現状未実装
個人的にはハイレゾをわかる耳を持っていないと思うので、そこまで重視する要素ではないかな…。
家族とか学生プランで値下げがあったりするみたいなのでそのへんは各自調べてくれ。俺は関係ないから…
公式プレイリストの差
・Apple Music
なんかふわっとした5つのサジェストプレイリスト。
週に一回更新されるのかな。
あとは「ディスカバリーステーション」という、1曲ずつワンコソバ感覚で楽曲を提案突き出ししてくれるプレイリストもあり。
あとは「はじめての〇〇」のような、アーティストに興味を持った人向けの入門用公式プレイリストがあります。
こちらは人力で作っているようなので内容はお墨付きです。
・Spotify
Daily Mixという50曲のプレイリスト(日替わり)が6つある。ライブラリに入れているものから似ているものまで内容はごちゃ混ぜ。
加えて、「私のためのプレイリスト」が山程ある。
視聴傾向から近しいアーティストの近しいジャンルをまとめてくれたりして、個人的には超有用だ。
あとSpotifyにはありとあらゆるジャンルのMixプレイリストがある、と思う。
実体験なんですが、「なんかJungle聴きてーなぁー」と思って探してみたところ、
…「Spotifyの勝ち!!!!!!」
オタクなのでオタクに向けた提案をしてくれてツボを突いてくれます。
楽曲の提案精度
上記に関連して、あくまで感覚ではありますが、
Spotifyが☆5/5だとしたらApple Musicが☆4/5くらいかなという感じ。
Spotifyの方が「この曲好きやろ?」って提案が刺さることが多い。
これも実体験なのですが、「なんかFMシンセの音聴きてーなぁー」と思って検索しました。
…「Spotifyの勝ち!!!!!!!!」
オタクに向けた超かっけー曲が上の方に出てきたのですべてを許しました。
あとSpotifyには「スマートシャッフル」という機能があります。
キラキラのマークのやつです。これを有効にすると、「似てる曲でプレイリストにない曲」を差し込んできてくれます。
毎日通勤で同じ曲ばっかり聴いて飽きてくることもあるので、そういう時にこれは予想外の方向からボールを投げてくれるのでとてもありがたいです。
カラオケ機能
・Apple Music(Sing)
ボーカルキャンセル精度:非常に高い
対応デバイス:iPhone、iPadのみ(Android不可)
・Spotify(シンガロング)
ボーカルキャンセル精度:そこそこ
対応デバイス:モバイルデバイスのみ(Android込み)
機能なので一応上げましたが別にスマホでカラオケやらねーからなぁ…
ただ、インスト曲が無い音楽で簡単にインスト版っぽいものを聴けるという点ではApple Musicはすごい。めっちゃボーカルが消えます。
年間振り返り
音楽サブスクオタクが毎年楽しみにしている、「その年の振り返り」機能。
・Apple Music
再生時間、聴いたアーティスト、アルバム、楽曲くらいで比較的シンプル。
あとは年間トップ再生回数のプレイリストができます。
・Spotify
ジャンルから曲からアーティストから何までスライドショー形式で教えてくれます。地味に毎年の楽しみ。
あと2023年は「トップ再生アーティストのお礼動画」がありました。多分マジでSpotifyでしか見れないコンテンツ。
正確には「ランキングのうち、お礼動画を提供してくれた中で最上位のアーティスト」なのかな。私の場合はNyaronsさんでした。
ローカル音源管理
Apple MusicはiCloudを利用することで、
「自前でCDからリッピングした音源」と「サブスク音源」をプレイリストに混在できて、どのデバイスでも再生することができます。
サブスクにない楽曲を多く所持して聴きたい人はかなり有用かと思います。
ただし、Windowsユーザーは追い詰められている部分があり、iTunesが廃止されていく傾向にありますが、WindowsのMusicアプリではCDリッピングに非対応です。
Musicアプリを入れると音楽機能の部分がそちらに持っていかれてしまい、iTunesにはポッドキャストとかごく一部の機能しか残らなくなります。
なのでWindowsユーザーでCD音源を使いたければMusicをインストールすることは許されない状況になっています。なんかうまいやり方ってあるんですかね?
WindowsのiTunesアプリはMusicに輪をかけて動作がやばいので、リッピングやモバイルデバイスのファイル管理以外では使いにくいです。
やべえなあ、Apple Losslessでかなりの楽曲リッピングしちゃってるんだよなぁ。
多分MacのMusicではそんなことはないのですが…。Windowsもいつか対応されるのでしょうか。
Spotifyもローカル音源をプレイリストに追加することができますが、
あくまでそのデバイスだけになるかと思います。
例えばパソコン内にある音源を追加してもパソコンでしか聴けず、
モバイルではグレーアウトされて再生できません。クラウドストレージを持ってないから仕方ないね。
その他いろいろ
・Apple MusicのWindowsアプリは動作が不安定。
・Spotifyは非常に軽快な動作をする。
・一部どっちかにしかない楽曲もあったりする。
例えば上のアルバムはApple Musicには無い。
理由としてRedditでは、イーロンがどうのみたいな話があるけど正確なところは謎です。
あとはこの曲もAppleには無い。
Appleにしかないような曲は…パッとは思い浮かないけど…なんかあると思う…多分…
少なくとも自分が2社のプレイリスト内容を共通にする作業をして楽曲を探していて、「Spotifyにしかない曲」は何度かありました。
個人的まとめ
どちらかといえばSpotifyかな、という感じ。
ローカル音源管理の部分でAppleは便利だけど、結局Windowsでは使いにくくなってきているので、どうしようかしらと。
ローカル音源だけ聴きたい時は別口で転送しておくとかなんかやり方を考える必要があるかもしれません。
ここには書いてませんがYoutubeとAmazonも音楽サブスクがあるので(私は使ってない)、皆さんのお好みのサービスが見つかることを祈っております。
おまけ
聴いてね!
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