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商品作成のための視野を広げる視点
コンテンツビジネスにおいて商品を作れるようになるのは必須スキルと言っても過言じゃない。
「さくっと商品を作って売ってください」
「商品を売って実績を作りましょう」
「つべこべ言わず商品作れってば」
何度聞いたことか。
「明日の20時から販売開始です!」
「初版完売しました!」
「追加分の販売を開始しました!」
何度、Twitterで見かけたことか。
同じ頃にTwitterを作って始めた人が商品を出せていたり、後から参入してきた人が商品を出していたり。
羨ましくて
情けなくて
自分だって勉強がんばってるし、自己投資だってしてる。
それなのになんでこんなに違うんだろう……
ってへこみまくり。
よし、がんばろう!
と、一念発起してみても、なかなか商品が作れなくて『商品作成の壁』にぶち当たる。
めちゃくちゃしんどいですよね、これ。
商品が売れる売れない以前に
商品が作れない。
私もこの壁が高くて分厚くて
自分にはどんな商品を作れるのかもわからなくて、途方に暮れて、たくさん商品作成関係の教材も買いました。
「自分の経験や知識、がんばったことを棚卸しして自分の強みを見つけて商品にしましょう」
「自己理解が大事です!」
「学んだことにあなたの思考や価値観を織り交ぜて作りましょう」
言われるがままにワークシートを埋めたりするけども、やっぱり自分では強みになるようなものが見付からず、商品なんて作れそうもない。
自分の中から捻りだそうとしても、その糸口すら全く掴めない。
金額やボリュームも様々なものを買ってみても作れない……
そんな自分に絶望すらしそうな中、気付いた。
あれ…?商品に対する考え方がそもそもおかしくない?
と。
自分の経験とか頭の中で、必死になって捻出しようとしなくてもいいんじゃない?
と。
*****
こんにちは、なちかです。
コンテンツビジネスについて学んで9ヶ月。
私が躓きまくって学んだからこそわかる《初期段階での躓き》でフェードアウトする人を無くしたい。
そんな思いで日々、コンテンツを綴っています。
今回は商品作成に関する話。
✍🏻✍🏻✍🏻✍🏻✍🏻✍🏻✍🏻
ちょっと考えてみましょう。
そもそも、商品とはなにか?
世の中、身の回りにある商品を手に取ってみてください。なんでもいいです。
「素材」じゃなく「商品」です。
ペットボトル飲料でもいいし、お菓子だと分かりやすいので、そのパッケージをみて欲しいんですよ。
『原材料名』の欄を。
勘のいい方はお気付きかもしれません。
そう。
【“商品”と呼ばれるものは全て原材料を加工して作られている】
食品に限らず、商品として売られているものは原材料や材料を加工して作られているんですよね。
スマホやPCだって、様々な部品を取り付けて組み立てたものが商品として販売されて、流通経路に乗ってあなたの元に届いた。
コンテンツビジネスのための商品でもこれは同じなんです。
商品は原材料をユーザーが使いやすいように加工して、商品として売り出している。
これが基礎であり鉄則。
例えば今、このnoteを読んで下さっている端末だって小さな部品やボタン、液晶、精密機器のかたまりなんですが
【様々な原材料を加工して部品にし、その部品を組み立ててユーザーが使える形にしてメーカーが販売している】から購入できてるっていう流れがあります。
間に沢山の下請け業者さんが入って、それぞれが原材料を加工して、求められている形にしたものを卸先に販売→メーカーは様々な部品を組み合わせてひとつの商品に加工する→ユーザーが使える形にして販売する
「スマホに必要なパーツはこれだから、自分で組み立てて作ってね!」
なんて言われて喜んで買うのは、自作したい人だけであって多くの人は組み立てられたスマホが欲しいし、組み立ててもらわないと使えないワケで。
商品とは【必要としている人が使える形にして届ける】という側面もあります。
例えば【翻訳】も【必要としている人が使える形にして届ける】の典型と言えるんですよね。
商品とは、
【原材料をユーザーが使いやすいように加工して販売しているもの】
【必要としている人が使える形にしてとどけるもの】
加工とはなにか
この加工の仕方によって、同じ原材料を使っていても出来上がる商品が変わってくるんです。
例えば、小学校の図工でやる版画作り。
木の板を彫刻刀で削って版画を作りますが木の板ってみんな同じものを渡されますよね。
そう、原材料が同じ。
同じ木の板を使って、先生に与えられたテーマに沿って自分の思いや技術で木の板を彫って(加工して)、版画を作ったのも懐かしい思い出。
「彫りすぎた!」「線が歪んだ!」「指切った!!」
なんて、慣れない作業に四苦八苦しながら完成した版画ってクラスメイトとまっったく同じものにはなりませんよね。
原材料が同じでも、あなたの思いや経験(技術)を使って加工することで、オリジナルのものが出来上がるっていうのはこういうこと。
次はペットボトルのお茶で考えてみます。
同じ緑茶でも何種類も並んでるじゃないですか。
原材料は茶葉で、どれも同じ。
それを企業が独自の製法で抽出(加工)することで、あんなにも種類があるんですよね。
これが独自性、とも言われるやつです。
また、先ほど例に挙げた翻訳。
外国で制作された映画の日本語吹き替え版と字幕版では翻訳された言葉のニュアンスが違うということも割とあるじゃないですか。
吹き替え版「こんにちは、ジャック」
字幕版「やぁ、ジャック」
これも加工(翻訳者の好みや解釈)の違いだったり、シーンに適した意訳だったりと、同じ映画だとしても表現の仕方は様々になっています。
つまり、加工とは
【必要としている人が使える形にすること】
【自分が持っている視点や経験、技術を使って表現すること】
原材料とは、
コンテンツビジネスにおける「原材料」は何が該当するのか。
原材料=「知識」や「経験」
で。ここでちょっと視野を広げます。
商品作成の教材を買うと
「自分の棚卸し」だとか「自己分析」だとか言われるから、自分の知識や経験を使わないといけないような錯覚を起こすんですけど、
この「知識」や「経験」は自分のモノじゃなくていいんですよ。
…………
「はぁ!?」
って声が聞こえそうです。
少し訂正すると、自分だけの知識や経験じゃなくていい。原材料が無かったり、不足している時は他の人の知識や経験を仕入れてくればいい。
さっきも言いましたが、
商品=原材料を加工して作ったもの
じゃあ、原材料を全て自分で用意している企業ってあると思いますか?
ほとんどが原材料を他から仕入れてます。
家で料理をする時も、買い物に行って材料を仕入れてくるのと同じ!
商品を作るために、自分の中にある経験や知識だけで作ることも出来る人だっているけど、そこにこだわると視野が狭くなってしまうんですよね。
だから、
他の人の知識や経験を仕入れて、それを加工して商品を作るやり方もある。
これを意識するだけで、グッと商品の幅が広がるのでおすすめ。
原材料とは、
【自分が持っている経験や知識のこと】
【自分が持っていない時は、他者の持っている経験や知識を購入(仕入れ)して自分のものに反映させる】
自分のモノ!!!
大きく分けて商品の作り方は4種類。
①複数の教材の内容をいい所取りをしつつ、丁寧にまとめる。
②自分の経験や得意なことを分析し、強みをみつけてまとめる。
③自分が得た知識と日常を絡めてコンテンツ化し、『具体⇔抽象』のパッケージ化をする。
④とにかく数で勝負。調べて分析したことをレポートにまとめる。(専門家ブランディング)
この辺りも後々コンテンツ化していきます!
この視点はなかったわ〜
へぇ…いいじゃん
早くこの続きをコンテンツ化しろ!
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お目通し、ありがとうございました!
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