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26歳人生への挑戦!!

私は宇宙飛行士になりたい!!

小さい頃から宇宙、航空の世界が大好きで、宇宙兄弟に憧れていつか宇宙飛行士になりたいと思っている。
厳しい環境の中、現在 限られた人しかいくことの許されない世界。神秘的かつ魅力的に想像した世界にかっこよさを感じていた。
幸い、現在は自分の望んだ航空業界で働くこともでき、毎日刺激的な生活を送れていることに充実感と満足感を感じている。

これまで常に目標を持ち、追いかけ、叶えてきた。
社会人になって1つ夢を叶え、感じた。夢は無限である。
夢を叶えるとさらに次の夢を描き、追いかける。あくなき探究心が人生を充実させてくれる。
今の私の人生を賭けた夢は宇宙飛行士になり世界で活躍することだ。

宇宙飛行士募集と選抜

2年前の秋に宇宙飛行士募集の予告が出た時には胸が高鳴った。
さらに宇宙飛行士募集がかかった時に、募集条件を満たし、宇宙飛行士に挑戦できる環境に感謝し、夢が目標に変わった。
宇宙飛行士を目指せる環境にある日本に感謝し、宇宙飛行士への勉強の日々がはじまった。

実際に応募段階を確認する中で、試験内容の分析、自分の強みや弱みを洗い出し、勉強の計画や戦略を練って臨んだ。
エントリーシートも仕事の隙間時間を見つけながら、最後の最後まで悩み考え「これが自分です」と胸を張って言えるものを作り上げた自負がある。

書類審査を通過することができ、次は学科の英語/教養試験。
この試験がとてつもなく大きい壁に感じていた。

学生生活を振り返ってみると、これまでの学生時代は文武両道をモットーに大好きなサッカーと勉強に打ち込んでいた。
高校生になるにつれて低学年でもレギュラーを任されるなど、関東・全国大会を狙うためにサッカーに明け暮れた日々だった。
反面、勉強が疎かになり始め、勉強に対して理解不足や苦手意識を持ったまま、中途半端な勉強を続けてしまっていた。

そんな自分に転機が訪れたのは大学時のことである。
勉強が疎かになりつつも第一希望に志望していた学科に合格できた。
またその学科のカリキュラムには1年半アメリカに留学することが必須項目となっていた。
しかし、留学するためにはTOEFLを規定値以上のスコアを取得しなければ留学できない仕組みになっていた。

第一志望に合格することができたのにも関わらず、苦手やできない事を克服しようとせず、自分の好きなこと得意なことに明け暮れる日々を過ごしてしまった。
結果、TOEFLのスコア取得期限内に必要なスコアを取得することはできず、私は同期より1年遅れてしまうことになる。

ここでようやく自分の弱さに気づき、弱点を克服するたに大学を休学しカナダへの2ヶ月間の留学を決意した。
2ヶ月間、自分の欲を犠牲にしながらも勉強をしまくった、そしたら次第に英語の成績が劇的に変わった。
1年後にアメリカ留学の切符を手にすることができたものの、当時教授から言われた言葉はなんでそんなに英会話はできるのに、テストのスコアが良くないのかと言われたことが印象的だった。

けれど2ヶ月でこんなに変わった自分に満足し、自己満足感を得ていた。
実際に渡米した1年半の期間はほとんど英語では苦労せずに充実した留学生活を送ることができた。
やればできるという手応えも掴み、勉強に対しても前向きになり大きな自信を手に入れていた。

しかし物事はそう上手くは行かない。
留学から帰国し就活のために受けたTOEICの試験、手応え的には自分なりに良くできたと感じていた。
しかし、結果は思った点数より200点も低かった。
え、なんで!?!?内訳はリスニングはかなりよくできていた、しかし致命的だったのはリーディングであった。
確かに、留学時は人と話すことが好きという性格もあり英会話をひたすらやっていた。
しかし、自分の弱点は単語の数や文法、リーディングの精読力とリスニングに比べて圧倒的に足りていなかったことに気づいた。

英会話は難しいことを言いたくても簡単な言葉での言い換えなどある程度のテクニックで回避することができる。
対面で話している時にはジャスチャーや表情から完璧に理解できなくても何を言おうとしてるのかはわかるし、話す時も中学英語で難なく伝えることができる。
外国人からも君は他の日本人よりも英語が上手だね!なんて言われたりもして、いつしか英語が苦手から得意かもとも思っていた。

それでもTOEICのスコアが全然伸びない。。
スコアを伸ばそうとスタディーサプリやマンツーマン英語指導、オンライン英会話などを取り入れ自分なりの弱点を分析しつつ対策を講じた。
定期的にTOEICも受験していたが得点は思うように伸びず。なぜだ、なんでだ、どうしてこんなにも伸びない。。
つまり、外人とコミュニケーションは十分に取れても、文法ミスや語彙力の低さ、精聴、精読が甘々な状態。
これが今でも私の中で弱点として残ったままである。

宇宙飛行士選抜試験の英語試験では自分なりに良い準備をして臨んだ。
気持ちを作り、過去の勉強量を自信に変えポジティブな気持ちで臨んだ。

しかし、試験終了後の手応えは「これはやばい」だった。
気持ちが浮つき、テストにはまってしまったのもあるかもしれないが、自信のある回答は50%もないくらいだった。
その後結果が届いたが結果は不合格だった。

小学生の時から私はある持論を持っていた。
私は小学生時にはある程度勉強ができたこともあり、勉強なんてやれば誰でもできるようになる、試験なんて勉強量でカバーできると思っていた。

だがしかし今は、なぜ英語はこんなにも伸びないのか。と悩んでいる状態。
英語だって言葉なんだ、やれば絶対できるなずだ。なのになぜ??
これまで色々な参考書やアプリの課金も含めて多くの時間や金額を費やしてきた。なのになんでこんなにできないのか。

SNSを見ると多くの人が英語試験に受かっているようである。
なのになんで自分は?
こんなにも宇宙に行きたいのに、そもそも本格的な審査のスタートラインにも立てていないじゃないか。

自分の取り組み次第で合格できる試験であり、100%の自己責任。

振り返って見るとあの日もっと朝早く起きて、英語の勉強もできたはず。
外食する時間を英語の勉強にできたはず。
学生時代にもっと勉強をしていたらとも思うが、その勉強をこの選抜試験までの期間でカバーできたのではないか。
自分の苦手にとことん向き合ってきたのか。
もっと宇宙に対しての熱意、英語を克服しようとする熱意が足りなかったのではないか。
本気で宇宙を目指していたか?そこに甘えはなかったか。
結局苦手を苦手なままにしてラッキーパンチ頼みになってはいなかったか。
周りの応募者はもっとやっているはず、自分のベストは尽くせたのか。
悔しくて後悔ばかりが感情に出てきてしまう。
結局、高校、大学のころの勉強を疎かにしていた自分と何も変わってないじゃないか。
自分の能力に、行動の仕方に呆れてしかたがない。

なのにも関わらず、もし会社同期や友人が宇宙飛行士に選ばれたら素直に100%喜べることができるのだろうか。
手放しで喜べることが正解なのかもしれないが、きっと私は超悔しいが先に出てきてしまうだろう。

後悔先に立たず。
もう取り返しはつかない。

だが、おれはやってやる。
5年後の試験で宇宙飛行士になってみせる。
この悔しさは忘れない。
今日からが私の5年後の宇宙飛行士選抜試験のスタートだ。
健康体を作り上げ、英語を克服してやる!

物事には優先順位がある、私の中で大切なことは何なのか。
周りに流されず、自分の意志によって行動すること、自分の軸を強く持つこと。
この宇宙飛行士を目指せた環境、目指した期間は最高に幸せな時間だった。もう少しこの幸せを感じていたかった。

思い立ったら即行動、何事も後回しにしない!
5年後見てろよ。

これは私の覚悟と挑戦の決意である。

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