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最近読んだ本

こんばんは
最近暇を持て余しているので、
ブログを始めてみました。

その日思ったことや印象的だったことを
iPhoneのメモ欄に書き留めることがクセで、
大量に中途半端な文があるので
てきとーに書いてみます。

私のことをよく知る人にはいつも話している
今一番興味を注いでいる方の本についてです。

ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。
著 幡野広志

−「いいよ、いいよ、大丈夫」と
ニコニコしているだけが 優しさじゃない。

この文を読んだ時に、数年前の自分が救われた。
優しさは、強さや厳しさだと綴られている。

昔の同僚がまさしくこのような人で、
社会は想像以上にこういう人を求めていて
当時は絶望した(女性社会しか経験して
ないから顕著に出るのかもだけど)
安易な共感は軽薄だと思うし、相手に失礼だと思ってた。
簡単に大丈夫とは言えないし、
だからこそ私が大丈夫とか、間違ってないと
言うときには向き合って相手のことを考えて
確信がある時だったんだけど、
当時の職場の評価では
この同僚は優しい良い人で、
私は厳しく嫌な人だったんだと思う。
優しいと思われたかった訳では無いけれど、
嫌な人だから厳しいことを言ってくるんだと
思われ続けていたのは結構辛いものがあったな。

でも、優しい同僚は必要な時は頼られて
陰では馬鹿にされていて、消費される人間
なんだなと思って見てた。

みんながみんな君みたいには出来ない
そうは生きられないよと言われ続けて、
それでも折れない心に、マジでみんなこうは
生きられないよな〜確かに〜!と
25歳になる今は気づいた。笑

若い頃はいつか分かってくれるかもしれない…
なんて淡い期待を信じて伝え続けていたけど、
分かる人にはすぐ伝わるし、分からない人とは
一生分かり得ないって今なら分かる。
己の傲慢だった。今自分にとって
都合の良い人が欲しい人が大半で、
まずは相手に自分を好きになってもらわないと
届かないようなことが大半を占めてると思う。
本質は届かないというか、
みんなそこまで興味がない。かなしいけど。
あの人は厳しいけど言ってることは間違ってない…
なんて思ってもらえるのはファンタジーかも。

弱い人に強く言ったら折れちゃうから
確かに強い真面目な人を捻じ伏せるほうが
簡単なのかもしれないけど、私は頑張る人を
孤独にするような社会は間違っていると思う。
声を上げ続ける人の、話を聞く人でありたい。

たくさんの人間関係の中で、
いつか分かってくれる人に出会えたら
マジで儲けもんぐらいな気持ちだよね。
希望は捨てないで頑張っていこう。(?)

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