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日プ(Produce 101 Japan)にどハマりしたらマジ学びしかなかった件

ちわっす。日プにどハマりして時間溶かしているナチです。

日プとはざっくり言うと超絶レベルの高いガールズグループをデビューさせるためのハイレベルなオーディション番組。

Niziuの虹プロと同じく、デビュー前のオーディションをコンテンツにすることでデビュー時から根強すぎるファンをつけてスタートダッシュを決めるプロセスエコノミーど真ん中事例。
今回の日プも、各回どれも最高に楽しくてこの前の土日をぶっ潰してほぼ全話見たんだけど、そんな中でダントツ圧倒的No.1ヤバいのがこの回。

登場人物は、清水恵子さん、佐々木つくしさん、村上 璃杏さんの3人で、ポジションバトルというボーカル・ダンス・ラップのそれぞれのエッジを効かせた既存楽曲のカバーのステージを創り上げ、チーム内で順位を競うというイベント。この3人はラップを選択して、ちゃんみなの「美人」でステージを作ることに。清水さん、つくしちゃんらはラップに加えてダンスや表現力でも実力があって意志を持ってラップを選択。
一方で村上さんだけラップやったことなかったので挑戦してみたかったと言うふわっとした感じでチームにジョイン。素人目で見ても明らかに村上さんが実力的には下回っていた。
ステージに向けたグループでの練習が始まると案の定、村上さんが伸び悩む。そこにスペシャルゲストでちゃんみなさんご本人登場。3人大興奮な中直々に練習を見てくれることに。
練習で他二人に比べ明らかに伸び悩んでブレークスルーできてない村上さんに、ちゃんみなさんが「無理に真似しようとしなくていい、自分らしさを出すといい。あなた猫っぽくて可愛い、姫感もある。そんなラップをしたらいいよ」的な感じの金言を村上さんに授ける。
村上さんはこの言葉を受けて覚醒、ゴリゴリに自分アレンジの歌い方をし始めて最強になる。ノってきた村上さんはずっと書ききれない様子だったら自作の歌詞まで作る。その歌詞がまためっちゃいい。

先入観かもだけど村上さん、このきっかけがなかったら最初の状態で自分では歌詞を書けるような人じゃ絶対なかった。この覚醒を経て自然な感じでモチベートされているのだろうと推察する。
言うまでもなく、このプロジェクトは応募総数1万4千人の中で選ばれた100人からスタートして、その中でも50人まで絞られている段階で残っている人材しかいない。要はダイヤモンドの原石でポテンシャルは間違いない。「オリジナルに近づく、周りの実力者と競う」と言ったマインドから、「常識から離れ、自分らしさ、強みを出して良い」と言う変化のきっかけを与えられるとそれはもう可能性は無限大になる。

この村上さんの覚醒に影響を受けたか受けないかわからないが、チームメンバーもいい影響を受けているような印象を受けた。一人の覚醒からいい影響が伝播しチームのクオリティも上がる。
結果として息を呑むような圧巻のステージになった。(Youtubeで各チームのステージが上がっているものの圧倒的ぶっちぎりで再生回数1位、もっと人気なメンツで固まっているチームがいる中であり得ない成果)
特に最初の村上さんの「バージョン、うちら〜」の部分とその後の最初のラップがマジでヤバかった。ぶちかましすぎてて何回リピったかわからんくらい見た。

ここまでまとめて何が言いたいのかというとマジでこれ会社でも全く同じ現象あるなと思った。ビジネス的学び。
例えば営業で入った人が先輩の営業を真似ようとして伸び悩むのを、真似じゃなくて自分らしくやっていいとなった時の覚醒とかは起こり得るし、仕事している中でなんとなく大なり小なりその場面に出会したこともある気がする。もちろんエンタメとビジネスは違う。エンタメのように個の勝負で成り上がっていくと言うよりはビジネスの方がチームだし、このオーディションのように全員が横並びの立場でスタートというわけではなく同じ組織に先輩と後輩がいる。ただしそんなビジネスのフィールドでも、こうしなきゃ、こうならなきゃという合わせにいく呪縛から、自分らしく表現するという解脱した時のパワーは半端ないと思う。

高度経済成長期の終身雇用・年功序列を前提とした製造業中心の時代ではなく、不確実性の高い現代においてはこのアプローチが時代に合ってるとも思う。自分がトップの時に組織を作るときは自分という原液をカルピス的に薄めてすごい組織にできるほど自分のこと評価してないので、こういうそれぞれの能力を解放するようなアプローチをしたいし、自分が組織にいるときもそういう組織だとめっちゃ幸せな気がする。その時の解放してくれる人(日プでいうちゃんみなさん)は内部じゃなくて外部の方がいいのかな、とかどんな人がいいのかなという論点はめっちゃ妄想広がるし、考えてて楽しい。

誰しも持っている才能が解放される瞬間は尊いし、そんな才能爆発社会になったら多分めっちゃハッピーだと思う。

p.s.
むっちゃ筆が進みすぎて多分この文章10分くらいで書いたw 
そんくらい日プにハマってて良さを伝えたい気持ちが乗ったものだと思われるw
色々ざっくりしている部分や誇張して書いてて正確じゃない部分があるのはご容赦ください。
才能と才能のぶつかり合い、ぶつかり合うことで起きる化学反応。そしてどんどんライジングしている感じを目の当たりにしている感覚は見ててめっちゃ最高。参加者全員がとんでもない向上心もってマジで全力で出し切りまくって自分の枠を超え続けるそれをコンテンツにしているのが尊い。

何はともあれこの紹介した回は25分なので1.5倍速でもいいから見てほしい。前後の関係性あまりわからなくてもこの会だけでも間違いなくヤバいので!

ちなみにここに登場してこない日プ参加者の高見文寧さんというマジで別次元な才能お化けがいる。もうね、マジですごい。野球界でいうところの大谷翔平。すごすぎて将来がもう全く予測不能。

10代マジすげーわ。おっさんも負けじと頑張ります!!

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