WAVES
NABOWA
00:00 | 00:00
※試聴版。オリジナル版(04:14)は購入後に視聴可能。
Hiraku's mind revelation vol.13
「本厄で大殺界」
こないだ、単独で事故をおこしてしまいました。
あ、身体は頸椎捻挫くらいで全然大丈夫なのでご安心を。
人を巻き込まなくて本当に良かった。。。
時刻は深夜、いや朝方の四時前。
山道でガードレールに当たってしまったのです。
その日も遅くまでスタジオで仕事をしていて、家に帰る途中の出来事。
僕は滋賀に住んでますが、プライベートスタジオは京都にありまして
ライブのない日はほぼ毎日そこへ車で通ってるんです。
最近、僕はなんだかやたらとスケジュールがパツパツに埋まりがち。
しかし、その「やる事」が全て楽しい。
楽しいけど本当に量がすごい。
量がすごいから毎日遅くまで仕事。
遅くまで仕事をするから疲れる。
疲れてるけど「楽しい」が勝ってしまって
その疲れに気付かなかったようで。
まぁ、少しだけスタジオで仮眠してから帰路にはついてたんですが
悩みや考え事も多く、うーん、どうしようかなぁなんて考えて、考えて、
考えながら運転してたんですよ。
そしたら、ほんと、ハッと
「なんか当たった?」
という感じで気付くとガードレールに当たってた。
京都から滋賀へ向かう山道だったんですが。
「あー、ヤバい、絶対何かパーツ割れたやんー」
と、警告表示が出まくってガリガリ何か擦ってる愛車を
安全な場所に停車させるべく少し坂道を下って、エンジンを停止。
恐る恐る、当たった場所をみてみると…
「なんでやねん!」
予想外の展開に思わず僕は車にツッコミを入れていましたね。
いや、実際ガードレールにも突っ込んでるんですけども。
そう。
あらへんのです。
そこにあるべき、物。
左前輪が。
ガードレールに当たったのは左前。
運悪くガードレールの端っこの出っ張りに左前部をぶつけてしまって、
その衝撃で左前輪が根元ごと無くなってました。
信号右折直後のカーブだったので全然スピード出てないはずなんですけど
僕の車は2トン近い車重があり、その日も音響機材やらなんやら積んでたので、
マジであたりどころが悪かったらしい。
オワタ。
あー
オワタ。
と、思いながら、その、どこかに落としてきた前輪部分を探しに深夜の山道を独り歩きました。
「うそやろ」
「夢やんな」
こういう時、口から本当にそういう声が出ます。
去年買ったばかりの愛車。
移動が多いから、運転が楽しいやつにしようと
経済的に許される範囲ギリギリ攻めたお気に入りの一台だったんです。
ローンバリバリ残ってます。
あーーーんなにたーーーくさん仕事したのに、
マジで全部チャラやん。
まじかー!とか言いながら真っ暗な山道を一人歩く。
停車させた位置から数百メートル坂を上がったところにありました。
僕の愛車の、砕けたアルミホイール(22インチ)
そしてモゲたブレーキキャリパー、ローターその他足周り一式。
散らばったそれらを、
ああ、車のパーツってすごい重いなーとか考えながら道の端に寄せて。
ああ、今おれ、途方に暮れてるなぁ、
と「途方に暮れる」を実感しながら、
保険会社に電話しましたね。
あ、電波あってよかったと思いました。
一連の報告をしたあと、担当の方が一言。
「誠に申し上げにくいんですが、今回は自損の事故という事で
車両保険がおりない契約になっております」
うん。
しってる。
だから、今は言わないでー
今他の現実受け止めるのでキャパがいっぱいなのよ。
知ってるよーそれくらいー。
だってめっちゃ高いんやもん保険料ー。
月々数万円払ってるんやもんー。
でも自損も出るようにしたらもっと高いんやもんー。
「もう一台買えるやんけ」
っていう料金になりますやんー。
だからねー付けてなかった、その部分の保険。
まじで付けときゃよかったーよー
さて、相手がいないとは言え事故は事故。
ガードレールにも傷つけちゃったから
警察にも電話しました。
現場検証に駆けつけた警官が一言。
「うわ、車。。。何でこんなことにならはったんですか」
いやー、なんででしょうねー(遠い目)
いやー、ほんとはわかってるんですけどねー
今は聞きたくないなーその質問。
現実受け止めるのでキャパがねー。
その後駆けつけてくれたレッカーの業者さんが一言。
「うんうん、大丈夫ですからね!」
いやー、何がやねん
と正直思ったけど安心させようとしてくれたんだな、優しい。。。
その後、レッカー会社さんが呼んでくれたタクシーで山奥から帰路へ着く。
気づくと時刻は日の出前。
車窓から東を見ると、信じられないくらい綺麗な風景が。
こんなことがあっても、朝は来るんだなと思いました。
そして一旦現実逃避することにしました。
「宇宙から見れば、大したことじゃない」
という、すごい視座の高さで物事を見つめて、大丈夫!と思い込む。
もっとも何の解決にもならない思考法ですが。
でもふとした時に思い出す。
タイヤ、最近新品に変えたとこだな。
オイル、交換したとこやんな。
ガソリン(ハイオク)、満タンにしたとこやったな。
という、宇宙から見たらちっぽけな、
でも自分からすると辛く大きな現実を。
そして翌日、車内の荷物を引き揚げに保管場所へ行った時
いろんな思い出が一気に襲ってくるわけです。
一年しか乗ってない愛車。
これであそこに行ったな。
あそこにも行ったな。
フェリーにも乗った。
あの人、この人、乗せたな。
なぜそんなお別れするみたいな事書くかって?
そりゃね、修理にいくらくらいかかるかざっくり予想できるからですよ。
実際来た見積もりは目ん玉飛び出すくらい高かった。
いや、無理無理ムリムリって。
ローンという絆を残し、僕の元を去ってくであろう僕の愛車。。。
しかも手放す時は名義変更が必要だから一括返済の可能性も。。。?
つらい!
今年は僕、本厄です。
そして大殺界最後の年だそうです。
そういえば今年正月に引いたおみくじはどれも大吉でしたが
気になる一文があったな。
「最初はどうなることかと思いますが、最終的には良くなるでしょう」
的なことが書いてあった。
僕、6月、トルコとか行っちゃうんだけど生きて帰って来れるかなあ。
5月が終わったからといって油断はできない。
一年の折り返し地点は6/30、7/1だからね。
本厄、大殺界、それら全て「人生の岐路」 なのだと僕は思ってます。
体調的にも社会的にも、良くも悪くもそれまでの積み重ねが表に出やすい歳なんだろうと。
20代の時の厄年、大殺界は、あれ、俺死ぬのかな?みたいなこともありましたが
結局はあれが転機だったと思うことばかり。
逆にあの時始めたことや熱中したことをその後の15年めっちゃやるみたいな
まさに今の自分の中核になってる事ばかりで。
また、ものが壊れたりするのも運命が変わるサインだと聞きました。
うん、これはもう頑張るしかない!
要するに自分次第ってことです!
と、ポジティブに思ったりするんだけど
やっぱりまだ街中で同じ車種を見ると、あ、、、ってなります。
脳内BGMは山崎まさよしさん「One more time, One more chance」
いやもう、とにかく、仕事をする!
ぽっかり空いた穴は大義とやりがいと楽しさで埋めるんや!
と、6月を気合いで乗り切ろうと思います!
どうか、どこ行っても安全に帰って来れますように!!!
さて、今月の曲も僕のソロ作。
テクノルールに則ってバイオリンだけで作った曲。
「WAVES」
です!
6月はNABOWA長野でライブがあります!
2024.6.29(sat) @ 瓦RECORD(松本)
NABOWAワンマンライブ “瓦20周年&閉店前日特別企画”
[LIVE] NABOWA
open 19:30 / start 20:30
[Ticket] 一般¥4,000/25歳以下¥2,000/18歳以下¥1,000 (別途1ドリンクオーダー/当日券は+¥500/e+と瓦で40枚限定で販売)
▼TICKET INFOMATION 090-9345-3240/kawarainfo@gmail.com
https://eplus.jp/sf/detail/4095450001-P0030001
2024.6.29(sat)-30(sun) @ LAMP野尻湖(長野)
LAMP FES 2024
【会場】 LAMP野尻湖 〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻379-2
Tel.026-258-2978
出演日は30日(日)です。 その他出演者、チケット等詳細はこちら▽ https://note.com/lamp_id/n/nbb7931c3ae92
関わり合いの深い二箇所、盛り上げてこう!
ではまた!
「本厄で大殺界」
こないだ、単独で事故をおこしてしまいました。
あ、身体は頸椎捻挫くらいで全然大丈夫なのでご安心を。
人を巻き込まなくて本当に良かった。。。
時刻は深夜、いや朝方の四時前。
山道でガードレールに当たってしまったのです。
その日も遅くまでスタジオで仕事をしていて、家に帰る途中の出来事。
僕は滋賀に住んでますが、プライベートスタジオは京都にありまして
ライブのない日はほぼ毎日そこへ車で通ってるんです。
最近、僕はなんだかやたらとスケジュールがパツパツに埋まりがち。
しかし、その「やる事」が全て楽しい。
楽しいけど本当に量がすごい。
量がすごいから毎日遅くまで仕事。
遅くまで仕事をするから疲れる。
疲れてるけど「楽しい」が勝ってしまって
その疲れに気付かなかったようで。
まぁ、少しだけスタジオで仮眠してから帰路にはついてたんですが
悩みや考え事も多く、うーん、どうしようかなぁなんて考えて、考えて、
考えながら運転してたんですよ。
そしたら、ほんと、ハッと
「なんか当たった?」
という感じで気付くとガードレールに当たってた。
京都から滋賀へ向かう山道だったんですが。
「あー、ヤバい、絶対何かパーツ割れたやんー」
と、警告表示が出まくってガリガリ何か擦ってる愛車を
安全な場所に停車させるべく少し坂道を下って、エンジンを停止。
恐る恐る、当たった場所をみてみると…
「なんでやねん!」
予想外の展開に思わず僕は車にツッコミを入れていましたね。
いや、実際ガードレールにも突っ込んでるんですけども。
そう。
あらへんのです。
そこにあるべき、物。
左前輪が。
ガードレールに当たったのは左前。
運悪くガードレールの端っこの出っ張りに左前部をぶつけてしまって、
その衝撃で左前輪が根元ごと無くなってました。
信号右折直後のカーブだったので全然スピード出てないはずなんですけど
僕の車は2トン近い車重があり、その日も音響機材やらなんやら積んでたので、
マジであたりどころが悪かったらしい。
オワタ。
あー
オワタ。
と、思いながら、その、どこかに落としてきた前輪部分を探しに深夜の山道を独り歩きました。
「うそやろ」
「夢やんな」
こういう時、口から本当にそういう声が出ます。
去年買ったばかりの愛車。
移動が多いから、運転が楽しいやつにしようと
経済的に許される範囲ギリギリ攻めたお気に入りの一台だったんです。
ローンバリバリ残ってます。
あーーーんなにたーーーくさん仕事したのに、
マジで全部チャラやん。
まじかー!とか言いながら真っ暗な山道を一人歩く。
停車させた位置から数百メートル坂を上がったところにありました。
僕の愛車の、砕けたアルミホイール(22インチ)
そしてモゲたブレーキキャリパー、ローターその他足周り一式。
散らばったそれらを、
ああ、車のパーツってすごい重いなーとか考えながら道の端に寄せて。
ああ、今おれ、途方に暮れてるなぁ、
と「途方に暮れる」を実感しながら、
保険会社に電話しましたね。
あ、電波あってよかったと思いました。
一連の報告をしたあと、担当の方が一言。
「誠に申し上げにくいんですが、今回は自損の事故という事で
車両保険がおりない契約になっております」
うん。
しってる。
だから、今は言わないでー
今他の現実受け止めるのでキャパがいっぱいなのよ。
知ってるよーそれくらいー。
だってめっちゃ高いんやもん保険料ー。
月々数万円払ってるんやもんー。
でも自損も出るようにしたらもっと高いんやもんー。
「もう一台買えるやんけ」
っていう料金になりますやんー。
だからねー付けてなかった、その部分の保険。
まじで付けときゃよかったーよー
さて、相手がいないとは言え事故は事故。
ガードレールにも傷つけちゃったから
警察にも電話しました。
現場検証に駆けつけた警官が一言。
「うわ、車。。。何でこんなことにならはったんですか」
いやー、なんででしょうねー(遠い目)
いやー、ほんとはわかってるんですけどねー
今は聞きたくないなーその質問。
現実受け止めるのでキャパがねー。
その後駆けつけてくれたレッカーの業者さんが一言。
「うんうん、大丈夫ですからね!」
いやー、何がやねん
と正直思ったけど安心させようとしてくれたんだな、優しい。。。
その後、レッカー会社さんが呼んでくれたタクシーで山奥から帰路へ着く。
気づくと時刻は日の出前。
車窓から東を見ると、信じられないくらい綺麗な風景が。
こんなことがあっても、朝は来るんだなと思いました。
そして一旦現実逃避することにしました。
「宇宙から見れば、大したことじゃない」
という、すごい視座の高さで物事を見つめて、大丈夫!と思い込む。
もっとも何の解決にもならない思考法ですが。
でもふとした時に思い出す。
タイヤ、最近新品に変えたとこだな。
オイル、交換したとこやんな。
ガソリン(ハイオク)、満タンにしたとこやったな。
という、宇宙から見たらちっぽけな、
でも自分からすると辛く大きな現実を。
そして翌日、車内の荷物を引き揚げに保管場所へ行った時
いろんな思い出が一気に襲ってくるわけです。
一年しか乗ってない愛車。
これであそこに行ったな。
あそこにも行ったな。
フェリーにも乗った。
あの人、この人、乗せたな。
なぜそんなお別れするみたいな事書くかって?
そりゃね、修理にいくらくらいかかるかざっくり予想できるからですよ。
実際来た見積もりは目ん玉飛び出すくらい高かった。
いや、無理無理ムリムリって。
ローンという絆を残し、僕の元を去ってくであろう僕の愛車。。。
しかも手放す時は名義変更が必要だから一括返済の可能性も。。。?
つらい!
今年は僕、本厄です。
そして大殺界最後の年だそうです。
そういえば今年正月に引いたおみくじはどれも大吉でしたが
気になる一文があったな。
「最初はどうなることかと思いますが、最終的には良くなるでしょう」
的なことが書いてあった。
僕、6月、トルコとか行っちゃうんだけど生きて帰って来れるかなあ。
5月が終わったからといって油断はできない。
一年の折り返し地点は6/30、7/1だからね。
本厄、大殺界、それら全て「人生の岐路」 なのだと僕は思ってます。
体調的にも社会的にも、良くも悪くもそれまでの積み重ねが表に出やすい歳なんだろうと。
20代の時の厄年、大殺界は、あれ、俺死ぬのかな?みたいなこともありましたが
結局はあれが転機だったと思うことばかり。
逆にあの時始めたことや熱中したことをその後の15年めっちゃやるみたいな
まさに今の自分の中核になってる事ばかりで。
また、ものが壊れたりするのも運命が変わるサインだと聞きました。
うん、これはもう頑張るしかない!
要するに自分次第ってことです!
と、ポジティブに思ったりするんだけど
やっぱりまだ街中で同じ車種を見ると、あ、、、ってなります。
脳内BGMは山崎まさよしさん「One more time, One more chance」
いやもう、とにかく、仕事をする!
ぽっかり空いた穴は大義とやりがいと楽しさで埋めるんや!
と、6月を気合いで乗り切ろうと思います!
どうか、どこ行っても安全に帰って来れますように!!!
さて、今月の曲も僕のソロ作。
テクノルールに則ってバイオリンだけで作った曲。
「WAVES」
です!
6月はNABOWA長野でライブがあります!
2024.6.29(sat) @ 瓦RECORD(松本)
NABOWAワンマンライブ “瓦20周年&閉店前日特別企画”
[LIVE] NABOWA
open 19:30 / start 20:30
[Ticket] 一般¥4,000/25歳以下¥2,000/18歳以下¥1,000 (別途1ドリンクオーダー/当日券は+¥500/e+と瓦で40枚限定で販売)
▼TICKET INFOMATION 090-9345-3240/kawarainfo@gmail.com
https://eplus.jp/sf/detail/4095450001-P0030001
2024.6.29(sat)-30(sun) @ LAMP野尻湖(長野)
LAMP FES 2024
【会場】 LAMP野尻湖 〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻379-2
Tel.026-258-2978
出演日は30日(日)です。 その他出演者、チケット等詳細はこちら▽ https://note.com/lamp_id/n/nbb7931c3ae92
関わり合いの深い二箇所、盛り上げてこう!
ではまた!
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