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やさぐれ主婦のハビットトラッカー(自作「ノルマ表」で英検1級合格)  (1) ハビットトラッカーを使う上での大前提 2つ

昨日は、自作の「ノルマ表」(ハビットトラッカー)に関する記事を読んでくださり、ありがとうございました。たくさん反応いただけたのが嬉しくて、あっという間に続きを書きにきております。

昨日は、「ノルマ表を使った最強の単語学習法」について書くと予告していましたが、その前に、表を使う上での大切な2つのルールについて、お話ししておきたいと思います。

1.  全部塗ろうとしない

表を作ったからには、全部頑張りたい。目指すのは、こんな状態という方も多いのではと思います。

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それも確かに一つのやり方かもしれませんが、私の「ノルマ表」の場合は、ノー。

トップ画像にあるように、一番頑張った(1級一次試験に合格した)月でさえ、白い隙間がたくさんあります。

もっと、限られた教材、方法に集中して、それらを欠かさず毎日やるようにした方がいいのでは? そう思うかもしれません。

ですが、この「項目をあえていっぱい増やして、その中から気分や状況に合わせて、選べるようにする」、これが私にとってすごく効果的で。

子育て中、「決めたことを決められた通りにできる」状態ではない中、自分の意思でやりたいことを選べるというのは、気持ちの上でのゆとりになったし、できたときに自己肯定感もすごくアップしました。

あと、この「項目を増やす作戦」が、単語学習にすごく効いたのですが、それは別記事に回します。


2. 手をつけたら塗る

「ノルマ表」についてのセミナーを複数回実施したことがあるのですが、その中で多く聞かれた質問が、「項目に、時間やページ数などの設定はないのか?」ということでした。

確かに、5分で終わる項目も、1時間かかる項目も1マスでは、なんだか気持ちが悪い。せっかくなら、1時間の方は、6マス塗れるようにするとか・・・

やめいやめいやめい!

これも戦略です。

この表は、学習時間を記録する表ではないので、時間のことは無視していいです。あと、「問題集5ページ分」みたいに、項目の中に数字の目標を組み込まないでください。(そうすると、3ページの時、塗れないから)

この表で大事なのは、あくまで「手をつけたときに塗る」、つまり「項目に手をつける」ことなんです。

私が、2年ほど前に読んだ Mini Habits という本にも、手をつけることの大切さが丁寧に語られていました。

この著者の方とは、仲良くなれそう・・・そう思い、こちらの本も立て続けに購入したほどです。

(あっ、この記事を書いている2021年2月6日9時台の時点で、imperfectionistの方が、Kindle Unlimitedで読み放題になってます)

話が逸れていきそうなので戻しますが、とにかく手をつけること、そうすることでもっとやりたい気持ちになったり、どう取り組むといいのか課題が見えてくるんです。

(やる気に関しては、「(やる気が)出てからやる」じゃなく、「やり始めたら出てくるもの」と言いますよね。)

「ノルマ表」を、綺麗に塗って飾っておくのではなく。戦略的に、やる気を出すためのツールとして使って欲しい。そう思います。


結構、長くなりました。例によって、本題は次回以降。またぜひ、お読みいただけると嬉しいです!

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