45歳(女)、脳梗塞になりました その4 現在の病状・今後の予測について
「前触れ」ではなく、脳梗塞「そのもの」だとわかった4月1日は、びっくりしてしまい、精神的にも消耗してしまったのですが、翌朝起きてみると、その動揺はだいぶおさまっていました。
4月2日には、脳神経外科(最初にかかったのは脳神経内科)の先生にも診ていただき、現在の状況について、詳しくお聞きしました。
今回はその内容を、自分のための整理も含めて、書いておきたいと思います。
注:これから書くことは、私自身の記憶や、説明を聞いた内容を思い出しながら書いているものなので、医学的に正しくないこと(正しく把握できていないこと)が含まれる可能性があります。その点、ご了承の上、お読みください。
造影CT検査でわかったこと
私が、発作の起こった当日に撮ってもらったMRIの画像は、ちょうどこちらのページを、かなりスクロールした中央あたり、図5の写真にものすごく近いです。
(Aのような白い点の画像も、そして、Bのような血管が細く見えている画像も両方見ました。)
主治医の先生によると、MRIでは、写り方によって血管が細くなっているように見える可能性があるので、ちゃんと確かめる必要があるとのこと。
そのためにしたのが、造影CTという検査です。
4月2日には、この結果(3Dで・・・語彙力があれなんですが、めっちゃ最先端!て感じの)をもとに、脳神経外科の先生が現状、そしてこれからの可能性を、丁寧に説明してくださいました。
現状と今後の可能性について
先生の説明によれば、造影CTの方でも、脳の大きな血管に細くなっている部分が見られるとのこと。
左中大脳動脈狭窄症という状態のようです。
(4月1日の造影CTの同意書では、「左中大脳動脈狭窄の疑い」となっていたものが、今度4月20日に受ける同意書の方では、「左中大脳動脈狭窄症」となっていたので。それを見た時には、うまく言葉にならないけれど、すごく感じるところがありました。)
先生は、良い方のパターンと、悪い方のパターン、両方説明してくださいました。
(先生の説明がものすごくわかりやすくて。感動して、その後の夫へのLINEでも、開口一番に「賢い人は説明が上手!」と送ってました。それに比べ、私の感想の拙さよ・・・。)
良い方は、細くなっている部分が徐々に元の太さに近くなっていくパターン。
悪い方(先生は具体的な数字はおっしゃいませんでしたが、可能性としてはかなり少ないと把握しています)だと、この血管が破裂してしまうパターン。いわゆるクモ膜下出血・・・とのこと。
今後どちらに進むかは、検査で経過を見ていかなければわかりませんが、この血管にカテーテルやステントという、血管の中に支えとなるようなものを入れる手術をする場合もあるとの説明を受けました。
・・・
一気に書いて、読んでくださっている皆さんの方が、かなり驚かれたかもしません。
先生が本当に感じのよい方で、こういう怖いワードが出てきているにも関わらず、落ち着いて聞くことができました。
今、これを書いている間も、しみじみ、良い先生方に診てもらえて(今後も診てもらえることになって)よかったなぁと思っています。これも、すごく運が良かった。
脳神経内科、脳神経外科、両先生の強力なタッグがあれば、本当に安心です。
おわりに 〜退院後8日後の現在〜
退院をしたのが、4月3日。それから8日が経ちました。
主治医の先生には、退院後、すぐに仕事も再開してよい(=安静に寝ていても、働いていても、次に「何か」が起きる可能性は同じため)と説明を受けましたが、念の為、5日からの1週間は仕事を休ませてもらうことにしました。
(思ったより体力も落ちていたので、「休みにしてよかったー!」と実際何度も思いました)
家族・友人にたくさんサポートしてもらっている状況ですが、6日には下の子の中学の入学式に参列、スーパーやドラッグストアに買い物に行ったり、下の子のお弁当を作ったりと、少しずつできることが増え始めています。
そして、金曜には、このnoteを書き始めたし・・・。きっと、心の中に大きなパワーが湧いてきているのだと思います。
かなり長い連続記事(その1〜4)となりましたが、お付き合いいただいてありがとうございました。
今後も、ここで経過報告をしていきたいと思っていますので、もしよかったらお付き合いいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
さあ、明日から、授業だ! 頑張るぞー!!
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