45歳(女)、脳梗塞になりました  その2 緊急入院 初日の様子

「入院」という言葉を聞いたとき、最初に思い浮かんだのは、2日後(28日29日)に予定していた家族旅行に行けなくなるということでした。(キャンセル料がかかるな・・・)

それでも、前日の夜、ちょうど今年度の通年の授業が全て終わったところで、翌週はほぼ休みとなっていたことから、(入院は大丈夫ですかという先生の問いかけに)「いけます。むしろ、タイミングよかったです」みたいな言葉を発した覚えがあります。

(今思えば、前日の19時頃は、まだ全然普通に授業をしていたんですよね。その後、12時間もしないうちに病気を発症するとは・・・。)

我に返って、「荷物は?一回取りに帰れますか?」と聞いたら、このまま即入院とのこと。この辺りで、事の重大さに気づき始めた気がします。(その後、一旦待合室に出て、座って時計を見たとき、まだ12時台でした)

息をするようにツイートする性格(その後の入院時も、山のようにツイートが。おかげでちゃんと振り返れます)なので、正直、ツイッターの方を先に開いた記憶もあるのですが・・・いやそれは違うと思い直し、夫、上の子にLINEで連絡をしました。(下の子は、ギリギリまだスマホを持っていなかった)

上の子は、「あの時は本当にびっくりした」と、退院後、振り返って話しています。その日は早朝から(私の発作が起きる前に)出かけていて、私がこうなっていることなど、知る由もなく。運転免許センターから合格の番号の電光掲示板の画像を送ってきた、その返信が「おめでとう。ところで、お母さん、入院することになった」だったので・・・。

家族に連絡をしつつ、入院前の検査ということで、採血とともに、コロナの検査も受けました。古い建物、ちょっとした廃墟感のあるところで検査だったので・・・さらに現実味が薄い記憶です。連れていってくださった看護師さんはとても明るく、入院前におにぎりでも買っておくといいよと言ってくださいました。私もやたらテンション高く受け答えをしていた覚えがあります。(その後、実際にシーチキン系と、いくらのおにぎりを購入)

点滴をする処置室の受付で、一旦、電話をしていいか(そもそも病院内でスマホを使っていいのか)確認し、母に電話。点滴の前に先にトイレだ!と思い、用を足した後、再び、その部屋に入りました。

受付を済ませた後、最初は椅子に座って点滴を受ける手筈になっていたようなのですが、ベッドの方がいいねと言われて(椅子でも大丈夫ですと思った記憶も)。カーテンで仕切られたベッドに案内されてからも、しばらく看護師さんが準備でバタバタしている間、言われる前に横になるのもあれかな?と思い、立って待っていたりして。

あまり病人らしくなく、何が正解か迷いつつ振る舞っていた気がします。


ベッドに横になって、点滴がスタートして、ほっと一息ついたときにしたのが、多分このツイート。



その後、しばらくして、看護師さんに車椅子で迎えにきていただき、病棟への移動となりました。(後日分かることですが、入院中の病棟と検査や診察の移動は全て車椅子。初回のこの車椅子での移動が、とんでもないことになったんだな・・・と感じる初めての出来事でした。)

病棟(4つベッドがある大部屋)に移ってからも、まだ病院に来た時のままの洋服。ベッドの上、点滴が刺さっているし、横になっていなきゃ・・・と思いつつも、買ってきたおにぎりを食べていいか聞いたりして(そしてしっかり食べたりして)夕方まで過ごしました。

(その3に続く)

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