脳梗塞とともに生きる日々  〜大変な日々の後に残った、前向きなエッセンス〜

実は、前回の記事を書いたのは、8月半ば頃。

結果的に、緊急入院は6月28日から7月10日となり、その後、8月初旬に再び2泊3日の検査入院。その結果が出た後に、気持ちの区切りとして書きにきたのですが、まだ、時系列で振り返っていくには重すぎました。

9月も半ばになって、再開した自宅教室も4週目となった頃。ようやく、下書きになったままだったものを、公開する気持ちになれました。

ただ・・・。

じゃあ、今、一から振り返って書いていきたいかというと全然そんな気持ちにはなれなくて(ならなくて)。

入院した当日に、夜中、発作を2回起こしたり。

前回の入院では、頭痛、発熱などの症状が出て飲むのを見合わせた薬を、今回はもう飲まざるを得ないということで、少しずつ体に合わせていったり。(動悸がしてすごく辛かった・・・。その中で仕事の調整の電話をしなければならないのが、本当にきつかった)

再び入院となったことで、手術の可能性を(リスクも含めて)先生から告げられたり。

・・・と、8月半ばくらいまでにあった大変なことを、箇条書きで済ませようとしたのですが、全然ポップに済みそうになかった。

実は、7月10日の退院の後の方が、いろいろありました。

薬に慣れるのに時間がかかり、思うように動けず・・・。主治医の先生にも相談した上で、車の運転も控えた方がいいということで、ほぼ家にこもる日々。

その中で(相手があることなので、詳細をここに書くのは控えますが)勤めていた英語学校に辞意を告げ、その前後のやりとりで、精神的に大きく消耗。

検査入院も、それまでより大掛かりな検査で、直前になって怖くなったり・・・。検査の結果、手術はしない方針でいくと説明を受けホッとしたものの、私の今の脳の状態は、手放しで喜べることばかりではなくて。

・・・結局全部書いてしまった。

これだけでは、救いようがないな・・・。しかも、下手に端的に書こうとして、あまり本当のつらさが伝わっている気がしないな。

二度目の入院から仕事復帰までは、あまり思い出したくない、葛藤の日々でした。

でも、今日書きにきたのは。今はそうじゃないよ、むしろ、つらい日々を抜け、これからを楽しみにしてるよということを宣言しておきたくて。

そして、思い出したくないような日々の中にも、キラキラと前向きな気持ちを思い起こさせてくれる出来事が、いくつかあって。

そういうことを、忘れずにいたい。キラキラを見つけて、記録にも残していきたい。ここ、noteにも、これから「忘れたくないこと」を書いていけたらと思っています。

ああ、この記事。「大病で気持ちが最悪のところまで落ち込んだ後、どうやって立ち直りつつあるのか」、大事な部分がすっぽり抜けている気がするな・・・。

一気にまとめられなくてもいいか。

では、また来ます。


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