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B型作業所、はじまり

精神病院を退院したあと、だいたいの人は
1、デイケアで人と接したり出かける体力をつける
2、B型作業所で工賃を少し貰いながら働く身体に心にしていく
3、A型作業所でほぼアルバイト・パートと同様の生活をする
4、就労移行支援で就職に向けた活動をする

という流れがあると思います。
私が精神病院を退院するとき、医師のプログラムではデイケアに通ってくださいとありましたが、もともと入院した精神病院が実家から遠すぎたのでそこのデイケアには通えませんでした。
そして作業所というのも過去に、酷い目にあったという人の話を聞いていたので消極的でした。

動いたのは2022年2月頃で、退院から1年3か月後でした。
まず就労移行支援を探しました。
私は技術的に難しい事でもできると思っていました。
ただとある所の見学をし、気に入った後、職員に「そういえば今、まだ通信制大学ですが籍があります」と伝えると渋い顔になって、もしかしたら通えないかもしれないことを伝えられます。
就労移行をするための訓練なのに、大学の卒業の予定が間に合わなければ移行が出来ないということです。

これは私の考えが甘かったです。

通信制の大学に通っているほとんどの人は、既に就職している人がほとんどです。通信制に在籍しながら就職するという人は、いるかもしれませんが、あまり聞きません。
ゼロという訳ではない事は知っています。ただそれも、インターンの形での採用の方でした。

そこから、まずは大学のスクーリングの単位を充足させようとしましたが、相変わらず夏スクーリングの体力が持たず、夏に集中的に単位はとれず、夜間スクーリングもあまり入れられず、おまけに一つ単位を落としてしまっています。
卒業要件のスクーリング単位はあと6単位なので、今年頑張れば来年は行かなくて良くなるかもしれません。

ただ、それでもここで就労移行支援サービスを使うのは勿体ないと思い、
ネットで作業所を調べ始めました。
私が良いなと思ったのはリタリコサービスというところ。
「就労移行支援」がメインのサービスですが、サイトには各地の
A型作業所、B型作業所が、HPと共に掲載されています。

そこで良いなと思ったのが、
サブカルビジネスセンターで、絵や映像を作るB型作業所というところです。


私は元々イラストを描くのが好きだったので見学にも行きました。
大宮事務所はイラストと映像ですが、他事務所では他にも出来るようです。
ただ、所在地が埼玉県大宮で、交通費が往復1320円かかってしまいます。
そこがかなりネックになり、また工賃も500円でした(機材を揃えているし、内職で稼ぐ形では無いから相当優遇していると思う)。
今年度から週4日以上通えば交通費を2万円まで支給するということで、
私も週4なら交通費がギリギリ2万円に収まりました。
あとは工賃をどう考えるかで悩んでいたところ、
今のB型作業所を見つけました。
そこは工賃2000円、かなりの待遇だと思います。
今日はじめて作業が開始しましたが、やっている事は内職なのであまり疲れはしませんが多少飽きやすいかなと思いました。
これなら、サブカルビジネスセンターのほうが良かったかなと内心思っています。
たとえば、絵を仕事に出来たら在宅ワークが可能になります。
それは両親の今後を見据えたら十分投資の価値ある可能性だと思うからです。

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