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フェンウェイ・パークの楽しみ方

フェンウェイ・パークはボストンにある日本でも有名なMLB最古の球場。

1912年開場はリグレーフィールドよりも2年古いです。


フェンウェイへのアクセスは簡単で、

(ちなみにボクは電車で行ける場所なら基本的に”アクセスが簡単”と表現します。)

ローガン空港からエアポートシャトルでAirport駅から、MBTAという電車のブルーラインへ。

Goverment Centerでグリーンラインに乗り換え、Kenmore駅で下車。

もう球場は見えるし、試合開催日はそこでボストンファンが大勢いるので、流れに乗ればOK。

ボストン市内を観光していたり、宿泊していたならば、歩いて行けなくはない距離です。

レフトフェンスは高さ11.3メートルの有名なグリーンモンスター。

といってもレフトまで95メートルしかなく、ライトもはもっと短く、かなりチートな打高投低な球場。

ということで、ボストン戦は乱打戦になることが多く、ヤンキース戦になると基本4時間半ゲームです。

ちなみにこの年を最後に、パピが引退することもあり、"BankofAmerica"の後ろに大きな"THANK YOU BIG PAPI"の看板があります。

(パピの看板を探せ、、、)

フェンウェイに行く場合は、レッドソックスのファンクラブである、Red Sox Nationの加入は必須。年間$19.95。

一般より1時間早く入場できて、バッティング練習のボール拾いで圧倒的優位に立てます。

おかげで、PAPIのホームランを3本キャッチ。

すげぇ打球だった。

古い球場ということもあり、グラウンドへの距離はかなり近い。

グラウンドの面積も狭くて、ドジャースタジアムとかに比べたら本当に小さいな、と思う。

ライト外野席ではブルペンも目の前。

この距離のピッチング練習はやばい。

そしてクリス・アーチャーはかなり細い。


フェンウェイはこんな感じで、レトロ調の遥か上を行く、大正時代の球場なんだけど、それが歴史のあるボストンの街並みと本当にマッチしています。

ボストンはMITがあるようにテクノロジーやエンジニアリング、金融の面では最先端で、アメリカでも第5位の世界的な大都市です。

スイーツショップとか、アパレルショップとかはすごくオシャレだし、歩いている人もすごくエレガント。

でも他の都市と決定的に違うのは街並み。

先進都市であるにも関わらず、建物はみごとに全て歴史的な佇まいを残しています。

例えばリグレーフィールドは街並みとマッチしている古い球場という点で同じなのだけど、それは郊外での話。

シカゴのダウンタウンは高層ビル群です。

ダウンタウンにあるにも関わらず、球場も同様に100年前にタイムスリップしたような雰囲気があって、

何度も球場の建て替えが出てきたときにファンが拒否し続けたことも納得。

ボストンにスマートスタジアムがあったら本当に違和感しかないです。


それと、ボストンといえば、8回のSweet Caroline。

3万7000人との一体感は球場に行かないと感じることのできない体験で、テレビやネットでの視聴にはない付加価値がここにはあります。


試合は流石のキンブレルでボストンが勝利。

ボストンは、かなり宿代が高いので、一人旅行には向かないかも。

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