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わたくし事1)「電子本クリエーター」って?

AppleBooks(Appleの本屋)には1冊の電子本につき『250冊もの無償献本のシステム』がある。

「電子本クリエーター」とは・・勝手に自分で名付けた職業名です。「電子書籍」か「電子本」かで迷ったのですが、短いほうがいいという理由だけで決めました。相方は本の装幀や編集を手がけるブックデザーナー。紙の本の専門家であり古本通。ちなみに彼はアドビのソフトを使って本作りを行なっています。こちらは長年のMacユーザー(Mac歴22年)、Appleから提供されている「Pages」という無償アプリで電子本を制作しています。

元々「考えるよりトライしたほうが速い!」という性格なので、初期の電子本の出来は少々稚拙なのですが、さすがに11冊も作ってくると少しずつ洗練されてきた・・はず・・?

20年ブログを綴っていたのでそれなりにネタは豊富です。それらを元にして電子本に仕上げました。その方法は「Pages で e-book はじめる!」に詳しいので是非そちらでご覧くださいませ。「スタートアップ編」と「フルヴァージョン編」の2種類あります。

始めてみて分かったのですが、売るより作るほうが断然楽しい! 
制作し始めてから1年半ほどして「このままではマズい!売れなきゃ溜まっていく負債のようなもん」と気づき、あわてて登録後からずっと放置状態だったツイッターでツイートするなど、自分の本の宣伝をスタートさせました。ところが、意外や意外、「電子本」を読んでいる人が周囲にほとんどいないではありませんか。「紙本だったら読むのに」と何度言われたことか。意味ないじゃん!

だから、まずは読んでもらおうと「AppleBooksで献本」を試みました。アマゾンには献本のシステムはありませんが、AppleBooks(Appleの本屋)には1冊の電子本につき250冊もの無償献本のシステムがあるのです。ただしこの献本を受け取るにはAppleのデバイスを所有していることが条件です。これがねえ、アンドロイドのシエアが増えつつある現在は案外ハードルが高い。

しかも何と、その献本が自分のiPhoneやiPadやMacに入らない、とみなさんおっしゃるのです!(とほほ)。そこで献本ブックをダウンロードする方法をお知らせするのですが、どうしてもダウンロードできずにそのまま放置という場合が結構あります(そんなに難しくはないはずなんですけどねえ・・ダウンロードされないとそれが iTunes Connect で分かるようになっている)。まだまだの世界、というのが率直な感想です。

だからといってめげずに今日も電子本制作に勤しんでいます。負けないぞ!!


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