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『Pair Dancer』マリンバで弾いてみた

こんにちは、ナベタです_(:3 」∠)_

4月に募集したリクエスト曲をやっと投稿することが出来ました…!
もっと早く投稿したかった…本当にお待たせいたしましたm( ; ; )m

ということで、noteにも3曲分の演奏後記を書いております。
今回は星野源さんの『Pair Dancer』について感想をお話しします!

『Pair Dancer』はアルバム『POP VIRUS』に収録されている曲です。
この曲は所謂ラブソングですが、何と言うのでしょうか、私が単に捻くれているだけかもしれませんが、初めて聴いた当初から純愛のラブソングではないように感じ、その印象はレコが終わるまで変わりませんでした。「晴れの日にも病める時も側にいてよBaby」という結婚式の誓いの言葉のような歌詞が出て来ますが、歌詞を読み進めていくとどうも何か障害があるカップルなのではないかと思えてならないんですよね…。私の感性大丈夫でしょうか…。
併せて曲調も淡々としているというか、起伏をあまり感じないというか、何度も聴いていると「都会の恋愛」という感じがしてスタイリッシュな曲だなという印象が強くなりました。
星野さんはいくつもラブソングを書いていらっしゃいますが、他の曲は比較的暖色を感じることが多いのに、この曲はグレーなイメージがあり、雨とか似合うな、なんてことも想像していました。星野さんの曲からは日常風景を思い起こされることが多いので、凄く珍しく、新たな星野さんの世界を知ることが出来て面白かったです。

そんな思いから、あまり音は増やさずシンプルにしようという気持ちで編曲しました。跳ねるリズムが多用されているイントロからサビまでは2拍子、ストレートになるサビからは4拍子ということをかなり意識しつつ、サビまでの伴奏は飾る程度に、サビからの伴奏はフロアを巡るように4分音符で刻みました。そうすると、何ということでしょう…想像以上にシンプル過ぎる出来となりました。しかし、私の中ではこの編曲は今回のリクエスト3曲の中で一番気に入っていたりします。ちょっと淡泊過ぎたかな…という気持ちも否めないですが、曲に抱いたイメージをそのまま形に出来たような気がしています。派手さはないですが、その分音色に気を回すことが出来ました(録音にまで反映されきれなかったのが今回の一番の反省ポイントです…)。

使用したマレットは、Innovative Percussionから発売されているLudwig AlbertさんモデルのIP3107R(上1本)、IP3106R(中2本)とIP3105R(下1本)です。重量感があり、クラシックのソロでもバリバリ使うことの出来るマレットです。重量感があるのに重すぎないマレットでとても扱いやすく愛用しております。


ということで、演奏後記でした。

今回リクエスト頂いた曲は全て星野源さんに関わる曲でした。
どの曲も全く違う個性があり、やっていること、やらなければいけないこと、やりたいこともバラバラで予定よりもハードな期間となりましたが(笑)、その分とても勉強になりました。どの曲も大好きな曲なのでマリンバを通して触れることが出来て本当に良かったです!
改めまして、リクエスト頂いたお三方にはお礼を申し上げます。ありがとうございました( ;∀; )!!!

またいつかリクエスト企画やってみたいので、その時はどうぞ宜しくお願い致します。今度はもっと早く投稿できるように精進します…!


他の曲も良ければ是非聴いてみてやってください\(^o^)/


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