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新しいものと懐かしいもの

今年に入ってから、新しいものとの出逢いが沢山あります。

例えば、今このnoteを打っているパソコン。以前のパソコンは8年くらい使用して、丁度Windowsのサポートが切れるタイミングだったので買い替えました。

それから、布団。家に帰れば「寝ておしまい」と誘惑してくる布団を何度恨み、憎み、そして負けたことか。狭い部屋に敷きっぱなしにしていた布団。私の家ですけど?と言わんばかりにアイツ(布団)が占拠する部屋をどうにかしたいとそれはもうずっと考えていて、やっと思い付いた解決策としてソファベッドを購入し、漸く捨てることが出来ました。ソファがある部屋に憧れてもいたので何と一石二鳥。我ながら良い買い物をしたと思います。

あとは、ブンブンチョッパー。あの子は大変便利です。

そして、もう一つとても大きな出逢いがありましたが、それはまた後日。


新しいものと出逢うに当たって、特に上記のソファベッドのように大きいものを迎え入れる時は、どうしても部屋の改造をしなければいけませんでした。
部屋の改造をしていると必然的に掃除が始まり、今まで目を背けていたコチラやアソコやあんなところが気になりだします。ということで、事あるごとに大掃除に発展した結果、この家に越してきてから今が一番綺麗で納得のいく部屋になっています。とても嬉しいです。窓の網戸なんて初めて掃除したなあ。

こんな感じで過ごしている最近の私ですが、新しいものと出逢う傍らで懐かしいものとの再会も頻繁に起こっています。

またしても例を挙げると、高校時代の友達と久しぶりにご飯に行き、そこから暫く連絡を取っていなかった友達の近況を知って連絡を取り始めました。そしたら更にそこから違う友達の近況を知り、近々そのメンツで会うことが出来るかもしれない状況が生まれました。凄い事ですね。

はたまた、こちらはずっと連絡を取っている友達ですが、ふとしたことで12年以上前の話になり、その年月の重さに凄く落ち込んだりもしました。

人以外だと、咄嗟に頭に浮かんだフレーズが東京スカパラダイスオーケストラの『Dear My Sister』で、とてつもなく久しぶりにPVを観ました。実は昔スカパラのファンクラブに入ってました。その当時発売されていたCD(アルバムばかりですが)は殆ど買ったし、毎日ずっとYouTubeでPVを観まくってました。メンバーが10人近くいらっしゃるから、全員の動きを観るのに最低10回は同じPVを観なければいけないんですよね。ファンブック?とかも買って、コアなファンの方のブログも最初から読み漁って、勿論Wikipediaも何十回も読んでました。人生で初めて行ったライブもスカパラです。一人で行きましたが、気付いたら知らないお隣さんと肩を組んでいて、スカパラのライブって本当にこんなことになるんだ…と感動したことを覚えています。
そんな懐かしい思い出が走馬灯のように駆け巡りながら、やっぱり良い曲だなとしみじみ思い、そこからいくつかスカパラのPVを観返しました。『銀河と迷路』でスカパラを知ったのでこの曲はマスト。PVは歌モノが多いですが、一番感動するのは『水琴窟』です。上原ひろみさんのピアノが素晴らしすぎていつも口が半開きになります。そういえば、『水琴窟』が好きすぎてどこかで誰かと共感したいと思った私は、何故か知恵袋で同じ考えの人がいないか検索したことがありました。すると、「水琴窟はBill EvansのBeautiful Loveに似ている」という投稿があり、そこでBill Evansを知り、Bill Evansも好きになりました。『水琴窟』も『Beautiful Love』も頑張って耳コピしようとしましたが和声が複雑で諦めました。凄いですね、どんどん蘇ってきます、思い出。

『水琴窟』は、当時はただただかっこいいなとしか思っていなかったのですが、改めて聴くと音の運びが美しすぎて半開きの口から涎が出ました。何でそんなコードを思いつくのか、不思議で堪りません。こんな音色が存在するんだ…と、音のカラフルさに驚きの連続でした。これって一種の新しい出逢いですよね。時間が経って改めて振り返るとその当時感じていたことと全く違うことを感じるというやつ。何か、とても良いですね。過去を振り返ることって、戻ることではなく、前に進むことなんだなと実感しました。

気付いたらスカパラの話になっていましたが、さて、良い刺激を得たところで音楽作りに勤しみたいと思います。
今月か来月あたりにはYouTube更新したいなあ…!!言ってしまった…楽しく頑張ります!


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