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一人回転寿司と生花


先日、一人回転寿司デビューをしました。

今まで必ず誰か彼かと来ていた回転寿司。一人で行くことへの抵抗感はなくても一人で行く意味を感じなかったので、その機会を逃し続けていました。
しかし今回は無性にお寿司が食べたい欲が止まらず、そして丁度誕生日だったので、とうとうデビューを飾ることにしました。

欲を思い切り放出したい気持ちを抑えながらお店に行くと、平日の昼過ぎだというのに何故か長蛇の列。何故。帰ろうかと思いましたが、折角なので待ってみることにしました。

待つこと40分、番号を呼ばれいざ出陣。
待ち望んでいたお寿司が目の前に…!酢飯の匂いが最高過ぎる。今日は思う存分好きなものを食べると決めてきたので、楽しみが止まりません。

サーモン、白つぶ、いくら、ぶり、えんがわ、まぐろ、中トロ、、、、何か全体的に赤いな。
たらふく食べて物凄い満足感に包まれながら帰りました。人の目がなければスキップしたかったくらいです。

帰ってからふと、食べたもの全ての味を覚えていることに気付きました。誰かと喋るでもなく、携帯を見ることもなく、ただただ黙々と食べ続けたのですが、その分いつもよりも味わって食べていたようです。
今までは一番美味しかったものの印象ばかり残っていたので、凄く新鮮な気分になりました。

更に良いところを挙げると、自分のペースで頼み、自分のペースで食べて、満足したタイミングで帰ることが出来るという当たり前の流れのスタイリッシュさがとても良かったです。
誰かと行くとその人が食べてるものが美味しそうに見えて迷ったり、ダラダラと長居をしてしまうことが多かったので、「食べるためだけに来ている」という意識が味覚の集中力を高めてくれたのかなと思います。

人と美味しさを共感したり、あーだこーだ言いながら食べるのも勿論素敵なことですが、一人回転寿司、悪くない。


この一人回転寿司デビューの一週間くらい前に自主公演の演奏会を開催したのですが、その時頂いたお花たちを生け直ししました。
いつもは頂いた状態のまま花瓶に移し替えて終わりだったのですが、今回は最後の最後まで楽しもうと思い、花の知識一切なしのど素人なりにお花を厳選して生け直してみました。

見る人が見ればツッコミどころ満載なのでしょうが、お花の色彩の調和などを楽しみだしたら止まらず、「え〜めっちゃ可愛い〜」とか言いながらいつの間にか写真会に切り替わり、気付いたら写真の加工までし始め、結果3時間半経ってました。まだ外が暗くて良かった…。

お花を見ていると幸せな気持ちになります。自然なお花の香りも大好きです。今回、更にそこに自分の手を加えると愛しさも加わるんだなぁと実感しました。心が優しくなるような温もりも感じて、いつもは疲れた心のまま眠りにつくことが多いのに、その日はポカポカな気持ちで眠ることが出来ました。

演奏会と言えば、終演後にお客様にお配りするために飴を用意したのですが、飴用の箱に貼り付けるポストカードを急いで作りました。
今年は音楽尽くしだったのでなかなか絵を描けていなかったのですが、久々に描くとやっぱり楽しいですね。
来年は沢山描く予定なので、更にリハビリを兼ねて一緒に演奏会を開いてくれた後輩の誕生日祝いのポストカードも作りました。

改めて見ると、急いで描いたのがよく伝わる絵ですね。実物は紙質と相まって、久々にしては上出来かなと思える物に仕上がりました。

こちらはネットで写真を探して、そちらを活用させていただきながら描きました。渡したカードには白いケーキの上にソースで名前を書きました。

初めてのことだったり、久々なことだったり、最近は色々(再)挑戦していますが、何事もとりあえずやってみるということが本当に大事だなと痛感しています。
その中でやっぱりこれが好きだと思えたり、意外とこれ好きなんだと気付けたりしたら、それは凄く幸せなことなんだなとも感じました。

2022年はあと1か月ですが、12月も何やら色々ありそうなのでとても楽しみです!
年末には1年を振り返りたいと思います。

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