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あの時代

冬に向けて、部屋の改装をしている。寝室として使っていた部屋を作業部屋に、作業部屋兼客間だった部屋は寝室に入れ替えた。客間はリビングと合体する。

ついでに本の整理をしていると、段ボールからアルバムが出てきた。両親が残してくれたものとは別に、お隣さん家族が撮ってくれたアルバム集があった。

お隣さんとは幼児期に離れてしまったので、彼らのことを私はほとんど覚えてない。でもその家族との信頼関係や、愛情のやり取りがあったことは、写された表情から容易に伝わってくる。

少し前まで、しんどかった過去の恋愛について繰り返し考えてた。あれは愛じゃなかったのに、どうしてその時受け入れちゃったのか、思い返すととても哀しい。でもこんなに愛をいっぱい受けていた時期もあったんだなと、写真をみてちょっと驚いた。

色んな時代がある。愛に満ちてた時代もあれば、寂しかった時代もある。どれも私の物語であることにはかわりない。

お隣に住んでたお姉さんと
お兄さん


今日は数ヶ月ぶりにドローイングを描いた。今まで考えることがたくさんあり、仕事以外で描く余裕がなかったけど、ようやく気持ちが落ち着いてきたので描いた。

そこには自分の時間を取り戻すような感覚があった。
ずっと何かにふり回されてる感覚があったから、嬉しい。描きながらちょっと泣いた。

布に描いたよ

生きる糧にします