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[ヒゲダン愛を語る#2]【Stand By You-Stand By You EP M1-】

こんにちは、nabemiです!

髭男の曲の良さを私なりの視点から紹介する2曲目に選んだのは、「Stand By You」(以下SBYと表記)です!ライブでは欠かせない曲で、髭男ファンなら誰もが知る曲なのではないでしょうか。髭男を語る上では欠かせないこの曲の魅力を、今回はご紹介します!

まずはこの曲の概要から。この曲は2018年に発売されたEP「Stand By You EP」のリード曲で、タイアップで制作された曲ではなかったがリリース後Apple MusicのCMソングとして起用されました。EPの中にはアコースティックバージョンも収録されており、vo.藤原以外のメンバー3人はコーラス&クラップとして参加をしています。(髭男のメンバーが楽器を持たず歌だけでの参加する曲はこれしかないのでこのアコースティックバージョンはとってもレアです!)

また、この曲はバンドを今まで支えてくれた全ての人へ感謝の気持ちを綴った曲で、ライブでは欠かせない曲です。サビのクラップが印象的で、クラップとOh〜という掛け声で髭男と髭団が1つになるので、ファンにとっても大切な曲です。(今年の1月にこの名前で年会費制ファンクラブが発足しました)

MVに出てくる焚き火やEPのジャケ写、歌詞の背景などを想像してこの曲を聴くと身も心も温まる曲だなと私は感じました。

歌詞

【私の好きな歌詞】

どんなに凄い本や映画より 色あせない不滅の日々を重ねて歩きたい

1番Bメロ

どんなに凄い賞や順位より 君のそばに居られることが1番誇らしい

2番Bメロ

たとえ僕ら遠く離れた場所へ行こうとも 変わらずにいたいよな?
変わるはずがないよな?

Cメロ

どの歌詞もあなたとの時間を一番大切にしているというメッセージが伝わってきて髭男の周りにいる人々やファンの事を想っている事がよく伝わってきます。ちなみに2019年の武道館ライブの際には2番Bメロを「今夜あなたと歌えた事が1番誇らしい!」と歌詞をアレンジしており、2020年のオンラインライブArenaTravellersでは、観客がいないクラップや掛け声もない状態でのSBYでさとっちゃんが感極まりCメロで「たとえ遠く離れた場所へいようとも」と言い間違えをしてしまいますが、コロナ禍でファンの人達と交流が出来ない世の中と内容がマッチしているという話になり、(このライブのオーディオコメンタリーでメンバーが話していました)結果的にエモ演出ということになりました。間違えてしまったとしても聴いているファンからしたら感動的なアレンジです😭

メロディ

この曲はイントロからピアノが強く出ているので髭男がピアノを主に音楽尾作るバンドであることが分かる曲となっていますが、他のパートもしっかり生きていて、これがヒゲダンサウンドだ、と初めて触れる人に対して名刺代わりになるような一曲なのではないかと私は思います。
またボーカル以外の3人もコーラスとして参加をしており、アコースティックバージョンやライブでハモリをしているので、髭男全員が活躍していてどの角度から聴いても聴きごたえのある曲です。メンバーみんな歌がうまく、ハモったときの重なりがとてもきれいなのも、私が髭男を推すポイントの一つです。
メンバーみんなのコーラスが入っていることも魅力の一つですが、アルバム『Traveler』のInstrumentalバージョンも配信されており、ボーカルだけではなく楽器のみに着目してそれぞれの良さを楽しむこともできるので、是非聴いてみてください!


MV

ミュージックビデオはロサンゼルスで撮影されました。茶色のスーツの4人がロスの街をぶらぶらしたりレコードショップへ行ったり部屋で仲良く演奏したりしています。(4人の仲の良さが伝わるシーンだし、みんなの衣装や演奏姿がかっこよくてなんとなくビートルズ感を感じます)また、vo.さとっちゃんがプロジェクターをバックに真っ白の衣装と真っ白のグランドピアノで演奏をするというシーンもあり、ロスでのメンバーの様子が映し出され、とても素敵なシーンになっています。(ちなみに、衣装&ピアノを白くしてよりスクリーンにするという演出はMV撮影時にさとっちゃんが発案したらしいです)また2番からは、4人が浜辺で焚き火を囲まながら歌を歌ったり指揮をしたりと、4人がワイワイ乗っているシーンがありいつ見ても微笑ましいですよね。(最近出た『ペンディング・マシーン』のMVでもSBYのこの焚き火シーンのオマージュシーンがあり感動して涙が出ました)フィルムカメラで映されているシーンもあり、より一層エモさの増したMVになっています。
ピアノとボーカル、そしてコーラスだけで構成されたアコースティックバージョンのMVは教会で一発撮りされたもので、シンプルなセットと相まって緊張感がすごく伝わるMVです。

ライブアレンジ

SBYが多くのファンに愛されているのは、音源とは全く異なったライブアレンジで長いことライブで披露してもファンを飽きさせることがないということにあると思います。ライブ終盤もう十分テンションが上がっているところにさらに上げるように始まる高揚感たっぷりのイントロ。音源には登場しないホーン隊(トランペット・トロンボーン・サックス)のファンファーレのような駆け出しと、下から上へと照明が「まだまだ髭男のライブはこれからだぞ」と言わんばかりに会場を照らします。(メンバーはこれを『無敵艦隊感』と表現しています!でも本当にそう感じるほどの圧倒されるイントロです!)初めてSBYを聴いても感じると思いますが、サビのクラップそして「Oh〜」の部分で会場にいるファンと1つになり、めちゃくちゃ盛り上がります!私はこの瞬間が髭男ライブの醍醐味だと思っています!今はコロナで声を出すことは出来ませんが先日行ったEditorialツアーの際は声を出せなくてもその分気持ちのこもったクラップで十分盛り上がることができました!私の感覚では会場でお客さんの心からの「Oh〜♪」という声が聞こえた感じがして、声を出せないストレスは全く感じませんでした。
私がこの曲で好きなのはやはりサビのハモリです。音源ではさとっちゃんが主に重ねるコーラスもライブになれば楢ちゃんや大ちゃんがその役割を担います。ボーカルと同じ声のハモリとは違い、ライブバージョンでの他のメンバーのハモリはまた違ったハーモニーが楽しめて、ライブでは絶対聴きたい曲の1曲です。また、コーラスと言っても楢ちゃんと大ちゃんで違う音程でハモっているので、それぞれに注目して聴くのも楽しみの一つです。


最後に

言葉では言い表すのがとても難しいですが、少しでもこの曲が髭団にとっても髭男にとっても大切な曲で、魅力がたくさんある曲と言う事が伝わったでしょうか?MVに出てくる焚き火やEPのジャケ写、歌詞の背景などを想像してこの曲を聴くと身も心も温まる曲だなと私は感じました。
音楽に関する専門的な知識はないので楽器やコードなどに迫った解説や紹介はできませんが、いち髭男リスナーとして感じた事、素敵だな、かっこいいなと思ったところを皆さんに共有できればいいなと思っています。これをきっかけに髭男のライブに行ってみたい、もう一度行きたいと思ってもらえたら嬉しいです。最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!


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