見出し画像

[ヒゲダン愛を語る#1]【イエスタデイ-Traveller M1-】

こんにちは、nabemiです!

今回はヒゲダンの曲の中で私が大好きな「イエスタデイ」という曲について、私の好きなポイントや曲の魅力を紹介しようと思います!

まず、曲の紹介から。「イエスタデイ」は2019年公開の「HELLO WORLD」の主題歌で、アルバム「Traveller」のリード曲でもある曲です。さらにこの曲は音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんとタッグを組んで制作されました。(その前に「宿命」でも制作を共にしているので2回目のタッグです)また、ストリーミング累計再生回数が2億回を突破し、YouTube再生回数も1.3億超え、ビルボードのアニソンチャートでも発売から112週連続でTOP20入りしているヒゲダンのヒット曲の1つとなっている曲です。

では、私が「イエスタデイ」の好きなポイントをいくつかの視点からご紹介します。

歌詞

まず私がこの曲の好きなポイントは歌詞です。この曲は「どんな事があっても君のそばにいるよ。決して離さない。」というメッセージが込められている曲で、タイアップである映画「HELLO WORLD」で登場する主人公直実の心情が強く現れています。

ここで映画「HELLO WORLD」のあらすじをざっくり。舞台は近未来の京都。”10年後の自分”を名乗る人物から、3ヶ月後に自分の彼女になると言われるクラスメイト”瑠璃”を事故死から救ってほしいと頼まれる主人公”直実”が、彼女を必死に助けようとするという物語です。「イエスタデイ」はこの主人公直実が、瑠璃を守ろうとする心情を歌った歌です。

【私の好きな歌詞】

例えばその代償に誰かの表情を曇らせてしまったっていい 悪者は僕だけでいい (1番Aメロ)

遙か先へ進め 幼すぎる恋だと世界が後ろから指さしても (ラスサビ)

アイラブユーさえ風に飛ばされそうな時でも 不器用ながら繋いだこの手はもう決して離さずに (ラスサビ)

これらの歌詞からも分かる通り、周りからどう責められても”僕”は”君”を絶対に離さないという必死な気持ちが伝わり、そのかっこよさに胸キュンしてしまいます。ヒゲダンのラブソングのほとんどはカップルや夫婦が共に寄り添っていこうというような曲や異性への一方的な気持ちをうたった曲ですが、この曲は男性から女性に向けた強い表現で堅い意志の現れた歌詞になっています。他のヒゲダンのラブソングは割と柔らかな表現だったりするので、男らしくて力強いインパクトのある曲だなと私は感じました。

また、この曲は映画のタイアップの話が決まる前から制作が始まっているので、単に「HELLO WORLD」の世界観に合わせているのではなく、ヒゲダン自身が作りたいと思っている音楽とうまく絡み合わせてできた楽曲であることが分かります。(⇓インタビューでのコメント)

家族とか友達とか仲間みたいなものを守るときって、だいたい人のこと犠牲にしていかなきゃいけないので、このバンドでのし上がっていくって言っても、チャートの1位は1アーティストしか入れないわけだし。そこで苦悩していくっていう歌ではありますね。映画『HELLO WORLD』の主題歌でもあって、後々結びついてくるようなコンセプトでもあったなと思ってます。

サウンド

歌詞について良さ、他のヒゲダンの楽曲との違いに触れたところで次に語りたい好きなポイントが、イエスタデイのサウンドです。アルバム「Traveler」の中で唯一ストリングスがある曲で、MVでも登場します。力強い歌詞とは違い、ストリングスのきれいな旋律にヒゲダンのバンドサウンドが合わさり、美しさとかっこよさのある曲です。また、最後の「未来の僕は知らない〜」からは普段コーラスをしている他のメンバー3人がメインボーカルになって掛け合うように歌っている所も新鮮で印象的です。イエスタデイの前にPretenderでも最後の部分を歌っているので、ヒゲダンはボーカルじゃなくても歌唱する曲が多いバンドと言えます。(インタビューなどでも「髭男はメンバーみんなメインボーカルばりに歌う」と言っていたりします。)

MV

イエスタデイは音源だけではなくMVにもその美しさや壮大さが表現されています。歌詞に”虹”というフレーズが用いられていることから、MV上では冒頭から雨が降り、メンバーは雨に打たれながら演奏をしています。最後のサビでその雨が一気に晴れ、全体的にパッと清々しい雰囲気になるのが印象深いです。個人的に、メンバーがそれぞれ傘を持たずうずくまっって雨に打たれれいるシーンがすごくかっこよくて好きです。ちなみにMVは福島県の猪苗代湖で撮影されています。(湖上にセットを組んで撮影しているのだとか)

ライブアレンジ

ライブでのアレンジや演出が音源とまた違って素敵な点も私の好きなポイントです。例えば2020年に行われたONLINE LIVE 2020-Arena Travelers-ではオンラインライブの特徴を活かし、イエスタデイでストリングスとしてサポートメンバーを呼んでより生のライブを味わえる工夫をしていてとても豪華な作りになっていました。また、カメラのレンズのレンズに水滴を垂らし、雨が降っているような演出もしていました。さらにサビのベース楢ちゃんのコーラスと2番Aメロのちゃんまつのコーラスがきれいで、間奏のピアノソロ&ギターソロもより際立っていてとてもかっこいいです。


最後に

今回は歌詞、サウンド、MV、ライブアレンジのポイントから私が「イエスタデイ」のどんなところが好きなのか紹介していきました。私が初めてライブに行ったHall Travelersの1曲目で披露された曲で、私にとって人生初ライブだったしずっと行きたかったヒゲダンのライブということもあって、幕が上がり「イエスタデイ」のイントロが流れた瞬間感動で視界が涙でいっぱいになったのが思い出として強く残っていて、それからこの曲は私にとって思い入れのある曲になりました。

これを通じてよりイエスタデイを好きになってもらいたいと思ったし、他のヒゲダンの曲でも好きポイントを紹介していきたいと思いました。今回は読んでくださりありがとうございました。今後の投稿もよろしくおねがいします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?