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【番外編】2021年 横浜DeNAベイスターズ 戦力外選手を徹底予想します。

こんにちは、なべマガジンです。

今年も嫌な季節がやってきました。

そのため、表題にもあるように、

2021年 横浜DeNAベイスターズ 戦力外選手を徹底予想します!!!

昨年も記事を上げさせて頂きましたが、予想以上の反響をいただきました。

参考までにご覧ください。

今年も4000字のボリュームとなっておりますので、

2021年の内容をご覧ください。

まずこの注意書きを必ず見てからお読みください。

※注意書き(下記)

【まず初めに記載しておきますが、筆者は、プロ野球を心から愛しています。全球団に所属している選手を尊敬し、全ての選手が1軍の舞台で活躍して欲しいと願っています。しかしながら、プロ野球界は、毎年100人前後の選手が退団する厳しい世界なのです。チームが優勝するために、人材を入れ替えることは、どのチームスポーツでも、企業でも同じです。ドラフト会議が開催される以上、新陳代謝は仕方ないことなのです。それをご理解頂ければ幸いです。もちろん、自論のため色んな意見はあると思いますが、上記の思いをご理解頂ける方のみお読みください。よろしくお願いいたします。】

それでは、参りましょう。

※今回も、外国人選手を除く日本人選手のみです。

1.戦力外の人数

今年は、9人(育成再契約2人)を予想しております。それは、過去・今年の成績や編成面、そして選手の状態をふまえて算出した数字になります。毎年10人前後が、入れ変わりますので、具体的な数字と捉えています。年々、戦力外通告に関しては、年齢が若くても通告されるケースが増えており、早いと高卒2.3年目で通告される選手も。それは、おそらく高校・大学・社会人・独立リーグとアマチュア野球のレベルが上がっていることや育成契約選手が増加しており、とりあえず他球団にとられる前に、可能性がある選手を獲得しておこうという状況にあることが上記内容に繋がっているものと思います。戦力外選手の人数を考える上で、必要な内容のため、記載しました。それでは、実際の候補選手を見ていきましょう。

2.戦力外候補選手

投手 ()内は、年齢を記載

1.進藤拓也(29)背番号43 2016年ドラフト8位 5年目

150キロを超えるストレートと大きく曲がるスライダーが武器の投手ですが、入団後ずっと制球難に悩まされています。毎年1軍に呼ばれては四死球を与えてしまうシーンが目立ち、定着することができませんでした。2軍では抑えも任されていたこともあり、変則サイドスローとしてOB加賀投手や木塚投手の様な活躍を期待していたと思われますが、大きな変化が見られない状況です。今年についても1軍では、2試合の登板に留まりました。特に8月31日の広島戦での1人相撲はあまりにも印象が悪すぎました。3回途中緊急登板ではありましたが、1死1.2塁から死球→四球(押し出し)→死球(押し出し)は、さすがに筆者も中々見たことが無い内容でした。その後2軍降格になり、中継ぎとして登板しております。2軍では、毎年一定の成績を残しておりますが、社会人から入団し5年。30歳前後という年齢を考慮すると、今年活躍することができなかったことで、来年の契約までは厳しいかと思われます。

2.武藤祐太(32)背番号58 2018年横浜入団 11年目(横浜4年目)


中日ドラゴンズを戦力外になり、入団して4年目の今シーズン未だに1軍登板はゼロ。今後も昇格の可能性は非常に低いと思れます。2軍でも防御率7.53と打ち込まれており、1軍で活躍していた時のストレートのキレや抜群の制球力も発揮することができず、投球回28.2回で28四球を与えています。2019年には困った時は、武藤。とまで言われた火消し役の姿は見えておりません。年齢をふまえ、来年の契約は非常に厳しい立場にいると思われます。

3.風張蓮(28)背番号64 2021年横浜入団 7年目(横浜1年目)


2020年オフ、トライアウトで12月の寒さの中、149キロを記録し、三原GMが武藤の様になってくれたと活躍を期待し、ヤクルトを戦力外になった風張投手を獲得。記事でも記載したように、ブルペン強化の一環として入団しているものの、ベイスターズのブルペン陣は能力の高い選手が多く、1軍に帯同できるかどうかは、2軍での結果次第または、ブルペンが大きく崩れた時と思っていた。案の定、1軍で欠員が発生し、2軍で好成績を残しているわけではなかったが、昇格することになった。結果的に5試合の登板、防御率7.71と結果を残すことができず、2軍に逆戻りになっている。ストレート・変化球ともに安定感にかき、自慢のストレートも145キロ前後で、制球も良くはなく、完全な敗戦処理という状態での登板だった。年齢はまだ28歳だが、戦力外からの入団ということもあり、立場は良くない。状況によっては、1年で解雇という予想をしておりましたが、その様な気がしてなりません。


4.笠井崇正(27) 背番号94 2016年育成ドラフト1位 5年目

独特のテイクバックから150キロのストレートを連発、鋭いカットボールを武器に、活躍が期待されました。今シーズンは、オープン戦を3試合防御率0.00と無失点に抑え結果を残し、開幕を1軍で迎えるものの、3月27日の巨人戦で1回被安打5被本塁打1四球2死球1失点6と散々な結果となり、1試合の登板のみで、4月8日に抹消。それ以来1軍昇格は無し。2軍でも防御率6.97とこちらも武藤・風張と同様に2軍でも打ち込まれています。潜在能力は非常に高いレベルの選手なので、毎年ブルペンの一角を期待されながらも、2019年16試合2020年1試合の出場に留まっており、戦力外が濃厚と言わざるを得ない状況です。

5.齋藤俊介(27)2017年ドラフト4位 4年目 ※育成再契約


6.飯塚悟史(24)2014年ドラフト7位 7年目 ※育成再契約


8月2日に両選手の右肘クリーニング手術を球団は発表。齋藤選手が球団に感謝を述べていることから、戦力外はありえないと思いますので、育成再契約の可能性ということで、記載しております。(髙田琢斗選手も左肩クリーニング手術ですが、ルーキーのため無いかと思ってます)支配下登録のままでいて欲しいのですが、現在育成選手の宮城・石川が順調に成長し結果を残しており、来年早期の支配下登録の可能性があるため、枠を空けることも球団は考えないといけないためです。

野手

7.中井大介  (31) 2019年横浜入団 14年目(横浜3年目)


移籍後の2019.2020年は代打だけでなく、1番でのスタメンやロペスの不調時に起用され、1軍で重宝されていた。年俸も14年目にして最高年俸になり、今年も貴重な右の代打、ユーティリティ候補だったが、右打ちの内野手はルーキー牧の活躍、伊藤裕、知野の存在もあり、実績はあるが1軍昇格の優先順位は低い選手となってしまった。ましてや森選手の1軍起用もあり、大和や柴田ですらベンチスタートの試合もある状況。今年の1軍成績も12試合1安打打率.071である。2軍でも6月に足を痛め、復帰したのは最近である。打撃面でもピークは過ぎている可能性と戦力外からの入団と今後の起用状況を加味すると厳しい立場と思われます。

8.山下幸輝 (28) 2014年ドラフト5位 7年目

個人的に好きな選手なだけに書くのが辛いです・・・。打席での楽しそうな笑顔、スイングはいつも雄叫びをあげながらのフルスイング。打撃だけなら1軍クラスの選手で、皆様ご存知の通り、代打の切り札的存在して、今年も5月2試合連続タイムリーを打つなど、結果を残していました。しかしながらそれ以降は、凡退が目立ち7月に抹消。それ以来1軍登録はありません。加えて1軍の代打の切り札として楠本選手が台頭しており、バット短く持ったモデルチェンジが成功し、自分のポジションを確立させています。楠本選手も何かを掴んでいるようですし、来年以降も貴重な存在となりそうです。一方、山下選手は、毎年の様に打撃を期待されつつ2軍では常に打率3割近く、成績は残すものの1軍では、打撃の安定感を発揮することができませんでした。7年目ということもあり、契約がどうなるかといったところです。(個人的には、もう1年みたい・・・という選手ではあります)


9.乙坂智(28) 2011年ドラフト5位 10年目

流れを変える男として、さぁ試合はまだここからという場面での代打が中心の選手でした。ベイスターズの外野手陣は、毎年熾烈な争いを繰り広げており、今年は梶谷選手がFAで巨人に移籍し、センターのポジションが空きました。乙坂選手もそこに食い込めることができるか?と候補に挙がってはおりましたが、結果的に桑原選手が再度レギュラーを掴んだ形になりました。またベンチ枠についても、代打の切り札として定着した楠本選手・代打でも起用され守備走塁要員として関根選手、神里選手がおり、乙坂選手の出番は徐々に無くなっていきました。5月28日の抹消以来、1軍昇格はありません。そして極めつけは、6月下旬にコロナ禍で深夜のクラブに出入りし、マルチお持ち帰り報道でした。チームの規範を破ったとして厳重注意と自宅謹慎を命じられたことは、大きな波紋を呼びました。このことだけで戦力外の可能性という訳ではないですが、他の選手よりもイメージは良くありません。そして、毎年の成績・神里(27)佐野(27)楠本(26)関根(26)と編成面での年齢状況を含め、戦力外候補の1人として可能性が上がってしまうということです。

以上、9名(育成再契約2名)になります。

3.終わりに


ベイスターズは、毎年の様にドラフトで成功し(ルーキーの選手が1軍で活躍)チーム力強化を図ることができており、年々選手層も厚みを増していますので、誰が戦力外になるか非常に難しい判断を毎年迫られております。
もちろん、蓋を開けてみないことには分かりませんし、誰も戦力外選手になって欲しくはありません。チーム編成上、仕方ないことであり、来年優勝するために必要不可欠な大切なことですので、自分の思いを記載させて頂きました。お読みいただきありがとうございました。

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^