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【番外編】2022年 横浜DeNAベイスターズ 戦力外選手を徹底予想します。

こんにちは、なべマガジンです。

今年も嫌な季節がやってきました。

そのため、表題にもあるように、

2022年 横浜DeNAベイスターズ 戦力外選手を徹底予想します!!!

今年で3年目となりますが、例年予想以上の反響を頂いております。

昨年までの予想は、参考までにご覧ください。



今年は5500字を越えた過去最大ボリュームとなっております。

まずこの注意書きを必ず見てからお読みください。

※注意書き(下記)

【まず初めに記載しておきますが、筆者は、プロ野球を心から愛しています。全球団に所属している選手を尊敬し、全ての選手が1軍の舞台で活躍して欲しいと願っています。しかしながら、プロ野球界は、毎年100人前後の選手が退団する厳しい世界なのです。チームが優勝するために、人材を入れ替えることは、どの球団でも他のプロスポーツチームでも同じです。ドラフト会議が開催される以上、やむを得ないことなのです。それをご理解頂ければ幸いです。もちろん、自論のため色んな意見はあると思います。応援している選手も含まれているかもしれません。上記の思いをご理解頂ける方のみお読み頂きますようお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。】

それでは、参りましょう。

※今回も、外国人選手を除く日本人選手のみです。

1.戦力外の人数

今年は、8人を予想しております。しかしながら今年は例年とは違い、現役ドラフトの開催が決定しております。まだ正式に年齢や在籍年数など、細かい選手選定のルールが決定しておりませんので、その影響から戦力外?現役ドラフト候補?の分け目が非常に難しい状況です。そのため、今回は現役ドラフト候補を含む内容として予想をさせて頂きました。そのため、実際に発表される選手数よりも多い可能性が高いので、ご理解ください。現役ドラフト候補は選手名を記載した上で、最後にまとめさせて頂きます。それでは、実際の候補選手を見ていきましょう。

2.戦力外候補選手

投手 ()内は、今年の年齢を記載

1.浅田将汰(21)背番号54 3年目 2019年ドラフト7位

高校時代、日本代表にも選ばれ注目を浴び、ドラフトでも下位指名まで残っているかという状況であったが、7位で指名することができ、将来のローテーション候補として入団。ダイナミックなフォームから力強いストレートと大きく縦に割れるカーブ・切れの良い縦スラスライダーを武器に個人的にはオリックスの山岡投手を目標として成長を期待していた。入団後は、2軍で先発を任され1年目から11試合に登板し防御率4.09で3勝をマーク。2年目は、右手首のガングリオン、肩甲骨や腹斜筋の故障に悩まされ7月8日のヤクルト戦では3回10失点で降板し、その後の登板はなかった。3年目の今季は20試合に登板したものの勝ち星は無く6敗。投球回23.2回に対して被安打33四球40と非常に厳しい投球が続いた。高校時代からフォームの矯正は致し方なかったものの、自分のものにできなかったのか、持ち味だった力強いストレートは現在145キロほどまで戻ったたが、一時期130キロ前後の時もあり、制球力は荒れに荒れてしまった。まだ3年目と若いが、今後の彼のキャリアを考えると早めの判断も必要と思われます。昨年戦力外となった飯塚投手(同じ高卒でドラフト7位入団)の借りを返して欲しかった。

2.宮國椋丞(30)背番号65 入団2年目 プロ通算11年目

2020年オフに巨人を戦力外となるも、自主トレを継続し、昨年シーズン前に育成選手契約を結んだ苦労人である。入団後は、2軍で結果を残し、7月に支配下登録された。スリークォーターから145キロ前後のストレートとスライダー・シュートを武器に制球よく、内外角を攻める投球が持ち味の投手。昨年は、古巣巨人戦で先発し勝ち星を挙げるなど復活の兆しをみせ、今年も主にロングリリーフや敗戦処理を担い、昨年の3試合を大きく上回る17試合に登板している。しかしながら、持ち味の制球力を発揮することができず、甘い球を痛打されるケースが多々みられ、現在防御率8.71とピリッとせず、先日の9月27日の2軍ロッテ戦で先発も3回4失点と打ち込まれ、成績は乏しい状況。移籍2年目で30歳という年齢で、今後の伸びしろをふまえると厳しい立場になりそうだ。右投手はルーキーの三浦銀(23)をはじめ、成長著しい中川(23)、今年支配下登録された宮城(22)、先発もリリーフもできる京山(24)の存在がおり、三上(33)・平田(33)の両ベテランリリーフもまだまだ健在。例年であれば、残留の可能性もあったが、現有戦力の底上げをしっかりできているからこそ残念の結果になる可能性が高い。1軍でも抑えることができる力はまだあるはずなので、チャンスがあれば他球団での活躍を期待したい。

3.有吉優樹(31)背番号67 入団2年目 プロ通算6年目

昨年6月に国吉投手とトレードで加入した技巧派右腕。球速は140キロ前後ながら制球力を武器に、スライダー・シュート・カーブ・チェンジアップなど多彩な変化球で打ち取るピッチングスタイルで、先発候補として期待された。移籍後7月に中日戦に先発すると7回途中2失点と上々のデビューとなったが、その後は練習中に右足に打球をあててしまい、戦線離脱し、2軍でも結果を残すことができなかった。今年は、5月22日のヤクルト戦に1試合先発し、4回3失点で敗戦投手となっている。主に2軍で先発を担い6勝をマークしているものの、1軍先発ローテーションが1年間大きく崩れることがなかったため、後半戦も昇格機会に恵まれなかった。来年も現在のローテーションに加え、先発候補として1軍実績もあるTJ手術から復活した平良(27)上茶谷(26)をはじめ、ルーキーの徳山(22)左腕の坂本(25)(中継ぎ転向も可能性あり)もチャンスを狙っており、まだローテーションは厳しいが高卒ルーキーの小園・深沢も着実にレベルアップしている状況にある。そのため、出番も厳しいため、契約は難しいと思われます。

野手

4.宮本秀明(26)背番号00 6年目 2017年ドラフト7位

個人的に非常に期待している選手なだけに辛いですが、チーム状況のせいで厳しい立場にあります。それは外野手飽和問題です。大田(32)オースティン(31)桑原(29)佐野(28)神里(28)関根(27)楠本(27)と1軍枠を固めるメンバーがこれだけおり、年齢も下になる蝦名(25)、ルーキーの梶原(23)は1軍で一時結果を残し今後の成長を期待させました。それに加えて今季から打者転向した勝又(22)育成ルーキーで俊足が武器の村川(24)大橋(21)とかなり飽和している。内野手として入団し、ラミレス監督時代から期待され今年まで毎年1軍昇格を果たしている。三浦監督になってからも2軍監督時代から見ている選手のため、走塁改革の秘密兵器として練習試合で積極的に盗塁をしかけるなど、大きな期待がかかるも、1軍で目立った結果を残すことはできず定着できなかった。昨年2軍では20盗塁をマークしたものの、今年1軍の代走としては神里(28)がソトの代走として重用され、関根や楠本の1軍定着もあり出番に恵まれなかった。それでも2軍では打撃も好調をキープし、打率3割を越え、14盗塁を決めているし、まだまだプロ野球選手として活躍できる可能性はあると思います。神里選手が代走となっておりますが、走塁・盗塁のスペシャリストとしてはまだまだ不十分な結果でしたし、個人的には宮本選手をもう一度使ってみては?と思う時もありました。チーム状況がこれだけ固まってしまっては、さすがに厳しいので、他球団でチャンスをもらって欲しいという思いから選んでおります。

5.髙城俊人(29)背番号36 11年目 2012年ドラフト2位

2018年シーズン途中にオリックスにトレードされるも2019年オフに戦力外通告を受けるも、2020年からベイスターズに復帰。ブロッキングが得意な選手もため、チェンジアップを武器とする濱口選手の先発時を中心に起用された。今年はコロナウイルスの影響で1軍選手が離脱した際に、昇格はあったものの、起用無く2軍降格となっており、2軍では若手育成のため山本・益子・東妻選手がメイン起用の状況でかなり厳しい立場となっている。しかしながら、契約が無くても、非常に人望のあつい選手のため、おそらく球団スタッフといてのオファーは高い確率であると思っております。個人的にも知り合いの方は通じてほとんどの野手のサイン入りユニフォームをプレゼントをして頂いたり、キャンプでお礼をした際も、優しく返事して頂いたことをまだ覚えています。本当に良い人です。これからも長くベイスターズに関わって欲しい選手です!

6.田中俊太(29)背番号38 入団2年目 プロ通算5年目 

梶谷選手のFA移籍による人的補償により2021年から加入。古巣巨人との開幕戦でいきなりスタメン出場すると6打点とセ・リーグ開幕戦の新記録を樹立と最高のデビューを果たしたが、その後は打撃不振が続き、巨人時代成功率100%だった盗塁も0だった。今年も打撃不振が続いており、1軍では守備固めで一塁に入るもの、内野手の送球のバウンドをとれず、解説の権藤氏にアルバイト呼ばわりされてしまった。走攻守が持ち味の選手だが、他球団から加入した選手で1軍で2年連続結果を残すことができなかったことは痛い。同い年の柴田(29)が1軍でスーパーサブとして高い壁となっており、来年ブレイク候補の森(20)もいる。今回、予想するにあたって倉本(32)と非常に迷いましたが、生え抜き選手であること、打撃・守備において今後1軍で起用される可能性が高いと判断、そして今季も藤田選手が1軍昇格するまで1軍帯同しており、田中選手の方が先に2軍降格となったこともをふまえて検討させて頂きました。怪我で上記選手が離脱する可能性もありますし、倉本選手には、まだ貴重なベテラン選手として頑張って頂きたいと思います。

7.細川成也(24)6年目 2016年ドラフト5位

毎年のように覚醒を待ち続けた未完のスラッガーです。昨年シーズン終了後は、秋季キャンプに参加せず、オースティンに弟子入りし、アメリカでのトレーニングを行った。今年はキャンプでもフルスイングを封印。フォロースルーを通常の半分ほどに止めたようなフォームで再起を図ったが、代打を中心にチャンスはあったものの19打数1安打(1本塁打)のみで結果を残すことができなかった。宮本選手でも記載したように外野手が飽和している状況であることで出番は多くなく、2軍暮らしが続いている。2軍では2年目の8本塁打を除いて毎年10本塁打以上をマークしており、今年こそ、今年こそ!と私も待っていました。しかしながら、1軍クラスの変化球への対応に苦しみ続けてしまいました。スラッガーとしてのポテンシャルの高さは見せつけているので、他球団でまた再起を図って欲しいという応援したい気持ちから挙げております。

8.山下幸輝(29)背番号66 8年目 2014年ドラフト5位

オリャーーーーと吠えながらスイング。熱く熱く、大好きだった選手です。昨年も候補に挙げておりましたが、今年も契約となり背番号も66に変更して再起を図ることができて本当に嬉しかったです。しかしながら、昨年以上に成績を落としてしまい、1軍・2軍で8月以降出場が無く、大きな情報すらない状況。2軍で3割を残しているだけに打撃力はまだ健在。代打の切り札として1軍に起用されていた打撃が急に低下している訳ではないと思われるが、起用されない理由は不明である。出場していない以上、来年の契約があるとは考えずらいため、挙げております。髙城選手同様に球団スタッフのオファーもあるのではないかと思ってます。

3.現役ドラフト候補選手

4.宮本秀明(26)

7.細川成也(24)

両選手ともまだ若く、ベイスターズの外野手陣だからこそ1軍起用が難しいだけで、他球団での活躍は秘めていると感じています。

宮本選手は現在2軍で3割4分の高アペレージで1年を通して2軍のスタメンとして活躍しています。足もあり、守備範囲も狭くありません。入団以来、意外性のある長打と足にずっと期待しておりました。これからも1軍でみてみたい選手の1人です。

細川選手もベイスターズで活躍出来ませんでしたが、環境を変えて、違う指導者のもとでまたチャレンジしてほしいと思っています。個人的にも親子ゲームでハマスタ2軍戦を観戦した際に、左中間の照明に当てた場外ホームランが衝撃的すぎてまだ記憶に残っています。それだけに期待をずっとしていました。おそらくメンタル的な要素が強いかなと思ってますので、気持ち新たにプレーできる場所を期待しております。

4.終わりに

今年は過去1番難しい予想になりました。それは裏返せば、ベイスターズの選手層が毎年の様に厚くなっている証拠です。外野手はもちろんのこと、投手陣の底上げもかなりできていると思ってます。今回記載させて頂きました選手も来年も見たい選手しかいません。誰も戦力外選手になって欲しくはありません。今年から現役ドラフトが開催されます。各球団ともに移籍した選手が活躍することを祈っております。毎年記載させて頂きますが、チーム編成上、仕方ないことであり、来年こそ来年こそ!!!優勝するために必要不可欠なことですので、自分の思いを記載させて頂きました。お読みいただきありがとうございました。


次回は、2022年ベイスターズのドラフト指名選手予想及び仮想ドラフト会議の内容を投稿予定です!!!皆さん、お楽しみに!!!

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^