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2020年 オープン終了。本塁打王にオースティン 打点王に佐野 セーブ王に齋藤。オープン戦の結果は当てにならない問題を解説します!!!

こんばんは、なべマガジンです^^

本日でオープン戦が、終了しました。2月1日の春季キャンプスタートから、あっという間の1か月半でしたね。そんな中、新型コロナウイルスの影響で、プロ野球の開幕延期や選抜高校野球が中止、オープン戦も無観客試合で行われるなど、野球界にとっても球史に残る期間になりました。

そんな中、横浜DeNAベイスターズのオープン戦結果はこちら。

試合 勝利 敗戦 引分 勝率 勝差 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率

1
西武
9 6 2 1 .750 - 37 23 5 12 .275 2.62
2
ソフトバンク
12 8 3 1 .727 -0.5 69 34 13 17 .273 2.52
3
阪神
12 7 3 2 .700 0.5 49 56 13 14 .256 4.42
4
楽天
14 9 4 1 .692 -0.5 64 42 9 13 .262 2.57
5
DeNA
13試合 8勝 5敗  .615 1差 56得点(4位タイ) 44失点(5位) 13本塁打(2位タイ) 4盗塁(9位タイ 最小) .265(4位) 2.80(4位)

6

 広島
12 5 5 2 .500 1.5 59 63 10 4 .271 4.71
6
日本ハム
14 6 6 2 .500 0 56 56 5 7 .253 3.60
8
中日
13 6 7 0 .462 0.5 34 55 4 6 .232 3.95
9
ヤクルト
13 4 8 1 .333 1.5 38 53 3 13 .215 3.70
10
ロッテ
9 2 5 2 .286 -0.5 31 35 9 9 .229 3.72
11
オリックス
13 3 8 2 .273 1 48 63 10 4 .250 4.46
12
巨人
16 2 10 4 .167 1.5 55 72 16 4 .232 4.37

結果的には上出来でしょう。

チーム打率、防御力はみても上位ですし、バランスのとれた試合が多かったことがよく分かります。

個人成績では、

本塁打王 オースティン 4本塁打(1位タイ) 打率.343 打点7

打点王 佐野恵太 11打点(1位) 打率.267 本塁打3

セーブ王 齋藤俊介 3セーブ(1位)4試合 防御力0.00 奪三振4

いずれも今年活躍を期待される選手が、結果を残しました!よくオープン戦の結果は関係ない。と言われますが、もちろんそれは、過去の実績を見て判断しているものでしょう。もちろん今回の件も可能性として、考えられますが、僕自身この結果は、シーズンに通じる結果だと思っております。それは、なぜか?各選手ごとに解説していきます。

タイラー・オースティン(TA)

結論、本塁打を期待されて入団していること。参考に

こちらもお読みください。(来日前のデータや動画を基に記載しているものです)

オープン戦で確認したかったことは二つ。

①低めの変化球への対応

➁長打が打てるかどうか

挙げるときりがないので、あえてシンプルに二つに絞りました。各ポイントについてみていきたいと思います。

外角のスライダーと低めのフォークが、オープン戦では対応しきれなかったことが分かりました。

しかしながら、来日1年目で、投手の特徴もよく分からない初対戦が多い中、仕方ない部分もあると思います。この表では、分かりませんが、全打席確認してきた私が思うに、もう1つ気になった球種とコースがあります。それは、左投手のインコースに食い込むクロスファイヤーのストレート。特に西武戦で浜屋と対戦した時は、首を捻るほど、ストライクゾーンにも難を示していました。先ほどとの苦手球種・コースと合わせて、開幕後はみていきたいと思います。

➁2月16日の巨人戦でいきなり2打席連続ホームランを放つなど、鮮烈なデビューを果たし、結果的に、ヒット12本の内、6本がツーベース、4本が本塁打と12分10が長打という結果に。これは、誰がみても申し分無い結果ですし、プロ野球OBもこぞって絶賛しており、批判する記事はほとんど見ませんでした。

①.➁の結果をふまえて、考えても期待をしないファンはいません。2番及び3番ライトでのスタメン起用が濃厚になっておりますので、外国人枠(4人まで)がありますが、怪我が無い限り開幕1軍はほぼ確定だろう。

佐野恵太

今年から筒香からキャプテンを受け継ぎ、より一層期待される大砲候補が、オープン戦打点王という、期待に応えてくれました。Twitterでもよく、筒香と比較されながら、結果を気にされているファンの方も多いですね。もちろん間違っていると思いませんが、たまたま4番レフトでキャプテンということが同じというだけで、実績も選手タイプも違うということは、伺えます。筒香は、高卒内野手(サード)で入団し、5年以上かけてスラッガーに成長しました。打率・本塁打・打点については、リーグ屈指の成績を残してきましたが、得点圏打率の低さが、例年指摘されている選手(2019年は.272)でした。佐野は、大卒内野手(ファースト)で入団し、今年まだ4年目の選手です。そして、昨年の段階でスタメン起用も増えており、代打成功率や得点圏打率も高く(2019年は.367)他球団であればレギュラーで起用できる選手であったと思います。ファーストには、ロペスが君臨し、今年は、ソトも加わる、そして筒香の退団ということでたまたまレフトのポジションでの起用で、キャプテンに就任したこと、これからラミレス監督が、横浜の4番として本格的に育てていくために、4番、レフト、キャプテンという立ち位置が被った形になったということです。ですので、オープン戦打点王は、佐野の持っている力を証明したということで良いと思います。オープン戦序盤、結果が出なかったものの、打席の内容は悪くありませんでしたし、結果がで初めてからはどんどん上り調子でした。

よっぽどのスランプや怪我にならない限り、ラミレス監督は、4番レフトから外さない起用が濃厚です。これはファンとしても温かく見守ることしかできません。結果が出る時もあれば出ない時も必ずある。実力がある選手だからこそ、期待はしてしまいますが、打率.270 本塁打20本 打点70 ほど、クリアできたら上等だと思います。今シーズン非常に楽しみな選手ですね。

齋藤俊介

開花宣言の斎藤はんです。入団2年目の昨年は、主に中継ぎとして登板し、先発も経験した入団3年目(社会人卒)の右腕です。もう、ギャグが先行して有名になってしまいましたが、自分は社会人のJX-ENEOS時代から、かなり期待していた選手です。当時から150キロ近いストレートとスライダーのキレも申し分なく、コントロールが良い選手でした。即戦力とて入団しましたが、右肘を手術。そして次は、右肩を手術。1年目を棒にふりました。しかしながら、昨年は、持ち味を発揮し、今後の活躍の片鱗をみせており、今年は、より一層期待をもっていました。キャンプ、オープン戦を通じて、状態が良く、先述の内容に加えて、インコースのシュートやフォークも備わり、7回を任せても良いのでは?と思えるほどの活躍でした。昨年。ベイスターズのブルペンは、エスコバー・三嶋が70試合投げており、今年は、ブルペン陣においてもローテーション制を導入する可能性もあります。その中で、齋藤はんは、勝ちパターンで、投げさせてたい1人に今回のオープン戦の結果でアピールできたと思います。僕自身、元々笠井とロングリリーフ争いかな?と思っていましたが、この結果を残されると、重要な場面で使いたくなりますし、本人の性格にも向いてると思うんです。開幕1軍は、濃厚ですので、ラミレス監督の起用方法が楽しみです。

今回のまとめ

オープン戦で結果の残しても当てにならない→元々実績が少なく、今年ブレイクか?と思われる選手が、例年シーズンで活躍できないパターンが多いため、そのように言われることが多い。

今回の、オースティン・佐野・齋藤は、明らかに昨シーズンから片鱗をみせており、順調に成長している結果がオープン戦に出ただけ。だからこそ、この結果は、シーズンの結果を期待する判断材料にしても良い。と思います。(オースティンは、入団前の触れ込み、横浜入団の目的に合致していることから判断しております)

オープン戦終了したため、軽くまとめてから開幕1軍予想ブログを書こうと思ったら、上記3人で1時間オーバーになってしまい、このペースだととんでもない時間がかかってしまうので、明日改めて投稿させて頂きます!申し訳ございません><(この段階で3500文字・・・)

明日からオープン戦もありませんし、みなさんが楽しめる記事にしていきますね^^今日もお疲れ様でした---^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^