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ベイスターズ2020年選手名鑑 大和 背番号9 「レギュラー争いに強敵登場?打撃開眼し、確固たる座を掴め」

こんばんは、なべマガジンです^^

月曜日~木曜日までは、通常勤務し、金曜日・土曜日は、リハビリのため、通院する生活を送りながら自粛しております。野球が無い生活を慣れることに少し恐怖さえ感じますね。そのためにも、常に野球にふれた記事を発信していきますので、皆様も野球熱を灯し続けてください^^

では、参りましょう!背番号8→9ときて・・・。

今回は、大和選手(前田大和)です!!!

今日のトピックスはこちら。

1.経歴

鹿児島県出身-樟南高校-阪神タイガース(2005年高校生ドラフト4位)で入団。2009年より1軍出場し、得意の守備を活かして、守備固めからチャンスを得ていた。2012年から現在まで、毎年100試合以上に出場し、2014年から外野手(センター)に転向し、ゴールデングラブ賞を獲得。広い守備範囲とグラブさばきは、あの元中日監督である、落合氏もプロ野球選手でNo.1と絶賛したほどである。打撃では、出場機会をより増やすため、2017年~スイッチヒッターに転向するも、2018年にベイスターズへ移籍した後すぐ、4月下旬に、すぐに右打ちに戻している。同時に内野手へ再転向している。本人も語っていたが、スイッチヒッター転向は、阪神側からの転向打診であり、本人の本意ではなかった。移籍理由や、特徴はこれからまとめていこう。

2.ベイスターズの獲得理由(大和の移籍理由)

2017年オフにFA宣言した大和選手。では、なぜFA宣言したのか。阪神側も選手としては、もちろんのこと人望も厚くファンも非常に多い大和選手を放出させる訳にはいかず、最大限の評価を提示したと報道された。しかしながら、当時の阪神タイガースは、糸原選手や北條選手、大山選手、植田選手など若手への切り替えを進めている方針もあり、大和選手が希望する内野手としてレギュラー出場するという思いは叶わない環境下にあった為である。そこで、手を挙げた球団が、ベイスターズとオリックス。どちらも内野手補強が必須だった球団である。ここでは、ベイスターズ中心に話を展開していく。当時のベイスターズは、2017年日本シリーズに出場したオフになる。ショートは、レギュラーの倉本選手、サブに柴田選手がメインであり、内野手の層としては、薄い状態であった。既に倉本選手の選手名鑑シリーズで記載しておりますが、ウィークポイントである、守備範囲の狭さを大和選手を獲得することで、カバーできると同時に、倉本選手と競争させることができた。加えて、今後のレギュラー候補の柴田選手や他の野手へ指導効果も期待できた。そして、本人の自らの口で語っていたが、「もう1度一からレギュラー取りを目指す環境下でプレーしたい」という熱い思いも、FA移籍を後押しした。

3.打撃&守備の特徴

★打撃★ 高い犠打成功率と得点圏打率

犠打は、2014年は50回中48回を成功させ、通算180犠打を記録している。阪神タイガース時代は、2番での出場が多かったが、横浜DeNAベイスターズに移籍してからは、恐怖の9番打者として、得点圏打率3割以上を記録。2019年の交流戦、2度(日ハム戦 石川からカーブを左中間へ、楽天戦 ブセニッツから右越へ運んだ)サヨナラタイムリーを記録している。筆者も楽天戦は、ライトスタンド最前列で観戦し、歓喜の瞬間に立ちあった。逆にウィークポイントとしては、長打はあまり期待できない点。しかしながら、2020年春季キャンプにラミレス監督から間の取り方を指導され、バッティングに磨きがかかっており、今年は、長打にも期待できる可能性があり、楽しみであり。

☆守備 広い守備範囲と素早いハンドリングとスロー

とにかく守備範囲が広く、ダイビングキャッチもうまい。外野手としても、一流である。捕球してから、送球までのスピードが非常に早く、見ていて気持ちが良い。当時獲得に携わった高田GMも大和選手の守備だけで3割以上の価値があると評価をしている。逆にウィークポイントは、イージーミスや送球ミスが多いことだ。難しい打球よりも正面に近いゴロでのエラーが多い。加えて、ファーストロペス選手が、うまく処理している場面が多く、送球ミスも目立っている。これが無くなれば、確実にNo.1ショートと言われる守備職人と言えるだろう。

4.現在の立ち位置

ショートのレギュラー。とは言い難い状況。メインでスタメン出場している状況だが、柴田選手の台頭に伴い7:3ほどの出場となっている。柴田選手も打撃、守備ともに入団時からかなり成長しており、打撃だけなら柴田選手の方が上だろう。年齢的なこと(大和選手33歳 柴田選手27歳)も考え、将来的にスタメン出場が柴田選手へ徐々にシフトしていく可能性も考えられる。2軍で育成中の森選手や田部選手の台頭もあるだろう。しかしながら、まだまだレギュラーの座は譲れない。激しいレギュラー争いがシーズンを通じて行われると予想されるだろう。

5.起用方法(球団・ファン目線)

基本的にショートのレギュラー起用路線は、球団・ファンともに同じだろう。しかしながら、4.でも記載したように、柴田選手の急成長もあり、スタメン出場の比率も変わってくるだろう。調子の良し悪しで、スタメンが変わることも2020年は、起きてくるはずだ。しかし、セカンドに誰を起用するかという問題も関わってくる。仮にセカンドに柴田選手が入った場合は、大和選手と二遊間を組む形になり、2人がスタメン出場になる。セカンドにソト選手や伊藤裕季也選手、中井選手が入る場合があれば、ゲーム終盤に、守備固め起用が濃厚になり、スタメンであれば、ショートでフル出場。ショートで柴田選手がスタメン出場の場合、柴田選手がセカンドに入り、途中交代でショートに大和選手が入るケースが予想される。ベストな起用方法であると思います。将来的には、引退後も内野守備走塁コーチとして、ベイスターズに残って、後輩を指導してほしいですね。

6.まとめ

勝負強い打撃に加えて打率2割8分以上を目指す。そして送球の向上を加えた更なる安定感のある守備で、レギュラー争いに打ち勝つ。

例え、スタメン出場では無い場合も、代打や代走、守備固めに何でもこなせるマルチプレイヤー。怪我が無い限り、1軍ベンチは確定だろう。
いまやベイスターズに無くてはならない存在の大和選手。

これから描くキャリアが楽しみで仕方ない筆者でした^^

はい、今回は、大和選手を取り上げさせて頂きました。

次回は、ハマの金剛力士像 戸柱恭孝選手を取り上げます!!!

皆さん、次回もお楽しみに~~~

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^