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ベイスターズ選手名鑑 粟飯原龍之介 背番号33「ポテンシャルは無限大。理想モデルは移籍したあの選手?」

こんばんは、なべマガジンです。

1日1日開幕が迫ってくる感覚がたまりません。

選手紹介をしながら開幕を迎える。オフも楽しんでいきましょう。

本日は、2021年ドラフト3位 背番号33 粟飯原龍之介選手です!!!


1.経歴

千葉県香取市出身 小学校1年生の時に3歳年上のいとこに誘われ、佐原ウィナーズで軟式の野球を始め、佐原中時代は成田シニアでプレーしながら部活でバレーボール部に所属。バックライトとして活躍し、成田市近郊の大会で3位に入賞している。東京学館高に進学後は、1年夏からベンチ入りし、2年秋から遊撃手のレギュラーに定着。主に1番打者として、同校初の関東大会出場に貢献、高校時代は秋季県大会準優勝が最高成績で、甲子園出場はなし。3年夏は千葉県大会3回戦で千葉経済大附に敗れている。2年秋まで本塁打は17本だったが、3年夏までに量産し、最終的に高校通算33本塁打まで伸びた。11球団のスカウト陣が注目し、高校生ナンバー1ショートと評され、2021年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに指名された。ちなみに、父は高校球児で、母はバレーボール選手として高校時代関東大会出場にしている。

2.ベイスターズの指名理由

①身体能力の高い、将来のレギュラー候補の育成

2019年ドラフト1位に森、5位で田部、2020年は4位で小深田と毎年の様に高卒のポテンシャルの高い選手を獲得し続けているベイスターズ。それはなぜか。中長期的なチーム作りを始めることができる環境にようやくきたということである。スタメン陣は、30歳前後で状態がピークの選手がぞろり。そのため、今のスタメン陣が活躍している間に、しっかり2軍で次世代のスタメンを育てておく必要があるので、スラッガー揃いのベイスターズだが、高卒野手の指名は引き続き積極的である。

森選手がショートのレギュラー候補と言われる中、田部選手も元々はショート(現在は、セカンド・サードメイン)で、粟飯原選手もショートでかぶるのでは?と思われますが、個人的な感想として、ショートをはる身体能力が高い選手は、打撃を活かすために外野手としてコンバートできる、またはされる可能性が非常に高い。森選手についても、課題の守備が改善できなければ、外野手にコンバートされる可能性も高いです。逆に森選手がショートのレギュラーを獲得することになり、粟飯原選手の打撃が1軍で起用できるレベルに成長したのであれば、粟飯原選手を外野手にコンバートする可能性もあります。粟飯原選手の良さは、やはり伸びしろの大きさだと思います。その期待値の大きさがドラフト3位という順位を表しているのでしょう。

3.選手のチェックポイント

★既に身体付きは大卒クラス。走攻守三拍子揃った期待しかできない選手★

動画でも分かるように、高校生ながら身体付きは大卒選手にも引けを取らない大きさだ。180cm85kgで遠投110mと、投手としてもMAX137kmを投げ、 50m5秒9と俊足も兼ね備える。打撃についても粗削りという印象よりは、下半身がしっかりしているおかげで軸のぶれもすくなく、スイング軌道やフォロースルーの大きさも素晴らしい。吉見スカウトは「楠本選手のようだ」と言っているが、個人的には巨人に移籍した梶谷選手とイメージが被る。梶谷選手といえば、走攻守3拍子揃ったスラッガーに成長した、ベイスターズにショートとして高卒3位で入団した選手。粟飯原選手と丸被りですし、ましてや同じ年齢で比べると体の仕上がりは断然、粟飯原選手の方が上。これで期待しない訳がないです。現状では打撃>走塁>守備というイメージですので、走塁・守備面のレベルアップも2~3年でみっちりやって欲しいですね。打撃は言うまでもなくプロの球にしっかり慣れること。特に高卒ルーキーは、縦の変化球について弱いので、選球眼も注目していきましょう。

4.現在の立ち位置と起用方法

身体は仕上がっている選手ですので、すぐに実践経験を積んで欲しいところ。そのため、2軍でのスタメン起用が濃厚と思われます。しかしながら、森選手が1軍2軍どちらに帯同するかどうかで、ショートでの起用は流動的になるでしょう。1軍であれば、粟飯原選手が2軍で起用されるでしょうし、2軍であれば、サードまたは、セカンドに起用される田部選手や知野選手、伊藤裕選手などとの併用の可能性が高いと思います。昨年サードで4番も打った小深田選手は今年も期待がかかるのでメイン起用となるでしょうが、状態次第では、粟飯原選手の起用も増えてくると思います。(ああ、起用したい選手が多すぎて悩まされる・・・嬉しい悲鳴)いずれにせよ1打席も多く立たせたい選手である位置付けです。

5.まとめ

目指すは梶谷選手超えのスラッガー。体もガッチリ、伸びしろもガッチリ。成長曲線が楽しみでならない選手です。

本日は背番号33 粟飯原龍之介選手を紹介しました。

次回は、ドラフト4位 背番号30 三浦銀二選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに。

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^