ベイスターズの新人選手を紹介！2019年4位指名　東妻純平選手の特徴や活躍像は？

こんばんは、なべマガジンです＾＾

本日は、第4位の東妻（あづま）選手です！お兄ちゃんが千葉ロッテの東妻勇輔投手で、昨年は、155キロの速球を武器に1軍でも活躍しました。兄弟そろってプロ野球選手なんて親からしたらいうことないですよね（笑）そんな東妻選手の簡単なプロフィールはこちら。

4位　東妻　純平　捕手　18歳　2001年7月3日生　172ｃｍ　77ｋｇ

和歌山県和歌山市出身　紀伊小学校（1年から軟式野球）　紀伊中

紀州ボーイズ所属　智弁和歌山高校　　　背番号57

東妻選手のプレー動画です。（バッティング編）

2019年のドラフトでは、捕手指名が必須と言われていたベイスターズ。

それもそのはず。伊藤光（31歳）戸柱（30歳）嶺井（29歳）髙城（27歳　ドラフト後獲得発表）山本（22歳）益子（20歳）と支配下登録捕手が6人のみで、23歳～26歳と大卒・社会人の年齢の層ががらあきでした。完全に1軍争いチームと2軍で経験を積む選手がぱっくり分かれてますので、これはこれでいいと思います。捕手2名体制を今年も引きそうなので、より一層レギュラー争いが熾烈になりそうです。伊藤光が頭2つは抜けてますが、戸柱・嶺井・髙城がどこまでくらいつけるのか注目です。

※年齢は2020年の満年齢を記載しております。

話を少し戻します。

そのため、ドラフト2位あたりで、東洋大学の佐藤都志也捕手の指名が噂されておりました（結果的には先にロッテに2位で指名されている）走攻守3拍子揃っていて、上茶谷ともバッテリーを組んでいた捕手で十分に指名可能性はありました。個人的には、2位で残っていた海野選手を希望しておりましたが、東海大学からの入団は、ベイスターズは過去ほとんどありません。なので、東海大学系列の選手入団はあっても、東海大学からの入団はほぼ無いとふんでいます。海野選手は、爆肩で、守備なら大学No1の評価。ソフトバンクの甲斐や、巨人の小林など強肩の選手が1人でも欲しい現状でしたから、無いとわかりつつ、いい選手だなと思っておりました。森・坂本・伊勢と指名があり、捕手指名がそろそろかなぁと思ってた矢先に指名されたのが東妻選手でした。これには筆者もガッツポーズ。高校生なら東妻選手を指名してほしかったので4.5位あたりでとれるかなぁとふんでました。動画でも分かるように、長打力も期待できる捕手で、バッティングも豪快さがあって惚れ惚れします。

続いてそんな東妻選手の守備（スローイング）

高校入学後、ショートから捕手へ転向。元阪神の捕手　中谷仁監督にみっちりしごかれ、5期連続で甲子園を経験。（智弁和歌山恐るべし）兄が剛腕なら、弟は剛肩。2塁までの速さは、1.8秒台とプロでも通用する肩です。（昨年5位指名の益子は、1.7秒台でした）インサイドワーク・配球・フレーミング・ストッピングは、これから益子と一緒に特訓あるのみですね。2020年の2軍レギュラーは、どちらがとるのか、はたまた山本がとるのか楽しみです。2軍でアピールする東妻選手の特徴をふまえ解説します。

①「豪快なバッティングながら、内角もさばける打撃」巨人の坂本選手のバッティングがなぜ素晴らしいか、ヤクルトの山田選手がなぜ素晴らしいか、皆さんお分かりでしょうか。それは「内角のさばき方のうまさ」なんですよね。とにかく、彼らは内角に強い、少しでも甘くなったらHR、甘くなくても、うまくさばいてスタンドに運ばれるシーンを何度も目にしてきました（泣）東妻選手も、内角をうまくさばく選手をもっており、小柄ながらパワーもありますので、つまってもボールを押し込める力があると思います。しかしながら、それがプロの球で通用するかはまた別。1.2年は苦労すると思います。さきほど、名前をあげた山本選手はリストの柔らかさでミート力がある、バッティングが特徴ですので、東妻選手は対象的な選手です。（益子はバッティングもまだまだこれからです。みっちり鍛えていきましょう）

➁「肩、スローイング」純粋にここは評価できます。とってからの速さは、動画をみても一目瞭然です。元々内野手ですから、スピーディーな動きは、いいですよね。今まで、肩がいい。2塁まで1.8秒台！という選手が毎年入団し、活躍できずに退団するケースを毎年のようにみてきました・・・。なので、過度な期待はしてません。捕手は本当に、プロに入って成長できたか、できなかったか、1番はっきりでるポジションだと思ってます。ベイスターズにとって、正捕手の確立は、優勝へのカギです。今は、伊藤光がどこまでやれるかですが、5年後は、2軍でレギュラー争いをしている選手が1軍でレギュラー争いをすることになりますので、とにかく、2軍での成長に期待してます。誰がでてくるかなんて正直誰もわかりません。だからみてて面白いんですけどね。ファンにとって入団した選手はファミリーです。活躍してもできなくても応援しますから。今年もイレブンスポーツ（2軍戦を中継してくれる放送媒体）にしがみつかないとな・・・（笑）話がそれましたが、東妻選手の気になるところもあげておきましょう。

「外角球の対応」バッティングをみる限り、完全に引っ張り傾向のあるバッターです。シンプルにプロのスライダーレベルが外角にバシバシ投げられたら、きついかなぁという感じがします。外角への意識と右打ちへの対応をクリアできれば、バッティングはぐんとよくなるでしょう（右打ちといえば髙城が高校時代から抜群にうまいです）そこも注目してみてみると東妻選手の成績がよくわかるかもしれません。しかしながら、外の球もセンターバックスクリーンへ打てる豪快さもありますので、今年どんなＨＲを打ってくれるのか！若干ではありますけど、細川選手にテイクバックからのスイング軌道は似ているイメージもあります。

※持論ですので、良し悪しはありますので、ご了承ください。

そんな東妻選手の理想の選手像は？

欲をいって広島の会澤捕手です。高校生ドラフト3位から日本代表の捕手まで這い上がり、カープのセ・リーグ3連覇にも貢献しています。あの豪快なバッティング（左にも右にもとばせる）とどっしりとした落ち着いた捕手像は素晴らしいと思います。あくまでも希望ですし、理想ですからね＾＾でもそれくらい期待できるポテンシャルはもってます！高校生は今後の成長をみることがファンにとって大きな楽しみですから。期待してます！！また、捕手で、結果がでなければ外野コンバートは大いにありな選手だと思ってます。捕手のレギュラー争いに負けてもバッティングさえよければ、レフトへ転向させても面白いと思います。東妻選手の今年の成績予想です。

1軍　出場なし

2軍　50試合　打率2割1分　2ＨＲ　10打点

予想成績は、こんな感じです。いい意味で予想を裏切ってほしいです。シーズン終盤余裕があれば、1軍も経験させてほしいですね！お兄ちゃんとともに1軍で活躍する日が、待ちきれない筆者でした＾＾