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ベイスターズ選手名鑑 梶原昴希 背番号58「走攻守3拍子揃った未完の柳田2世候補。課題は明白か?」

こんばんは、なべマガジンです。

まだまだ寒い日が続いていますね。

みなさんも体調にはお気を付けて、健康な毎日を

お過ごしください。

さて、本日は、背番号58 梶原昴希選手を紹介します!!!


1.経歴

大分県大分市出身 金池小4年から軟式野球を始め、上野ヶ丘中では軟式野球部に所属していた。大分雄城台高に進学後は、いきなり1年生時からベンチ入りすると1年時夏の県大会で1番・中堅手で出場している。秋の大会では4番に座りベスト8入りに貢献。3年夏までレギュラーとして出場したが、最後の大会も県3回戦止まりとなり、高校通算は15本塁打。高校時代の監督から阪神の糸井、ソフトバンクの柳田みたいになれる素材と当時から評価されていたものの、プロ志望届を提出せず、神奈川大へ進学した。大学でも1年春からセンターのレギュラーを掴み、主に3番・5番を任せられた。1年目秋に首位打者・ベストナイン、4年目春にもベストナインを受賞するなど、1年時冬、2年時夏の大学日本代表メンバー候補に選出され、選考合宿にも参加している。大学時代の通算成績は下記の通り。

リーグ戦通算: 79試合 打率.299 324打席 97安打 19二塁打 7三塁打 12本塁打 54打点 99三振 18四球 20盗塁  出塁率.336  長打率.512

大舞台で大きな結果を残してはいないが、走攻守3拍子揃ったポテンシャルの高さは高校時代から高く評価され、ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団した。

2.ベイスターズの指名理由

外野手不足に伴う補強&可能性を秘めた素材型

2021年のファーム外野手陣の層は非常に薄かった。1軍での起用はもちろんのこと、怪我人の離脱もあり、捕手や内野手が外野を守るケースが毎試合のように続いた。そしてオフには乙坂智選手が戦力外になり、勝又選手が投手から野手に転向するものの、来年も同じ事になる可能性もあるため、確実に指名が必要な状況であった。しかしながら、1軍の佐野・桑原・オースティンとレギュラーメンバーがしっかりとしているため、即戦力ではなくても良い。そのため、下位で指名できる素材型の選手を指名することに至り、獲得したのが梶原選手である。また地元の神奈川大ということもポイント。毎年のように地元にゆかりのある選手を獲得しており、並行して地域密着の指名意識もあるように感じられた

3.選手のチェックポイント

★走攻守のレベルの高さは、非常に高い。プロの投手を相手に現状のフォームで対応できるのか?★

50m5秒8の俊足で一塁への到達時間は、約4秒フラットを計測したこともある。高校時代からセンターとして活躍しており、俊足を生かした広い守備範囲も魅力的だ。また、大学時代通算12本の本塁打を左3・中4・右5と広角に打てる長打力を兼ね備えており、ツボにはまった時の打撃は1軍クラスで、力強い打球を左中間・右中間へしっかり放っている。しかしながら同時に三振も非常に多い。選球眼も良いほうではなく、ボール球に手を出すことが多いようだ。そこで打撃フォームについてだが、テイクバックが小さく、フォロースルーまでの始動が遅いように感じられるため、プロの直球や変化球についていけるのかという不安要素は大きい。その面は、修正できると踏んでの指名と思いますので、1年目にフォームを修正させるのか、今までのフォームでいくのか、これは注目ポイントです。

4.現在の立ち位置と起用方法

1年目から2軍でセンターとしてスタメン起用でしょう。レフトに蝦名・ライトに勝又や宮本、はたまた育成の村川や大橋が起用が予想される。細川選手が2軍にいる場合は、レフト・センターでの起用の可能性がありますので、梶原選手との併用の可能性は高いです。個人的には1年間フルでファーム出場し、打率が2割を越え、10本塁打10盗塁ほど、成績を残してもらえれば・・・と思います。三振数は気にせず、まずはプロの球に慣れて欲しいですね。1軍選手との兼ね合いもありますが、怪我で離脱しなければ1軍での舞台もシーズン終盤用意させたい選手です。1試合でもいいので、スタメンでみたいですね!!

5.まとめ

素材はピカイチ、プロで課題を克服し、覚醒すれば柳田級の活躍も?いずれにせよ、ワクワクが止まらない選手。

本日は背番号58 梶原昴希選手を紹介しました。

次回は、育成ドラフト1位 背番号103 村川凪選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに。


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