こめかみ温度計Thermoを試してみた
コロナの影響で世界中で体温チェックが始まる前から、WithingsのThermoという体温計を持っていました。いわゆるIoT体温計というのでしょうか。昨年アメリカに行った先輩に買ってきてもらったものです。しばらく開封しないままでしたが、使うなら今こそ。価格は99ドル。
Withings
ところでこのWithings。第一印象は「読み方はウィジングスでいいの?ワイジングス?」でしたが、同社のウェブサイト日本語訳では「ウィジングス」。旧ノキアのようですが、こちらの記事を読むと単純にそういうわけでもなさそうでした。
スマートウォッチや体組成計などヘルスケアデバイスがいくつか出されています。なかなかインパクトあるデザインです。
Withings Thermoとは?
さて、「スマートなこめかみ体温計」とあるとおり、こめかみ付近で測定します。測定された体温は専用のアプリに記録され、8人まで使用できるとのこと。
手触りや印象はまるでプラスチックのおもちゃです。黄緑色のキャップはゴムでできていて使う時に外します。使わない時は立てたまま置けます。
以下は専用のアプリ内での「この部分(側頭動脈)を計測しています」という説明。ちょっと怖い。
セットアップ
・箱を開けて、付属の単三電池1本を入れる、だけ...
・アプリとWi-Fi接続
使い方
・スイッチを入れる
・おでこからこめかみにかけて、肌に触れずに顔のカーブに沿ってゆっくり数秒間動かす。
・測定できると短いバイブレーションで知らせてくれる。
・体温が表示される
・アプリに記録したい場合は、あらかじめ登録しているユーザーを選ぶ
・べつに記録しなくてもOK
以下、感想を述べます。
使い心地
良い点
・数秒間なので、一瞬で測定できて楽。
・非接触なので、毎度除菌シートで拭いたり消毒したりしなくていい。
微妙な点
・時折びっくりする数値が表示される。
・高めに出る傾向?それとも本当に熱がある?頭だけ熱い?と不安になる。
何度か37度台後半が出て恐れおののきました。その時の自分に熱があるとは思えないので、テルモの婦人用電子体温計で再度測定→結局平熱、ということが何度かありました。
結論
非接触型のスマート体温計は早くて便利ですが、測定温度には誤差ありのようですね。
結局よくわからないときがあるので、体温計は測定方法が違うものを複数持っていてもよさそうです。
それにしても、
婦人用体温計は、口に入れて舌の下で計測し、小数点二桁まで数値が出る
ので最強
ということがよくわかりました。。。
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