「日本型スピリチュアリティーの可能性」SBNR Japan
日本の歴史が始まって以来、初だったかもしれない。
伊勢、宗像大社、出羽三山、高野山が一同に介して未来の価値を考える機会。
日本型のスピリチュアリティーとは一体なにか?
<ご登壇をいただいた方々>
須崎充博 氏 : 伊勢市役所 観光部長
養父信夫 氏 : 宗像国際環境会議 事務局長、(社)九州のムラ代表理事
加藤丈晴 氏 : 出羽三山 羽黒山伏先達(株)めぐるん 代表取締役
Yamabushido プロデューサー
飛鷹全法 氏 : 縁人、高野山別格本山三宝院副住職、
高野山二階堂高祖院住職
山田早輝子 氏: 日本ガストロノミー学会会長、
FOOD LOSS BANK ファウンダー
山田 拓 氏 : SATOYAMA EXPERIENCEプロデューサー
美ら地球代表取締役、
(一社)山陰インバウンド機構アドバイザー
渡邉賢一 氏 : バリューデザイナー (株)XPJP代表取締役
慶應義塾大学大学院 SDM研究所 研究員
まずは登壇された方々の自己紹介。里山から食卓、そして世界遺産まで、その活動ジャンルの幅は広い。
目に見えないものにこそ、価値があり、そして意味がある。
出羽三山の加藤先達からは、生死感を拠り所に人生のトランスフォーメーションをモデリングし海外に発信。SBNR的なアプローチとして「図式化」して「地球にとってのポジティブなインパクトの共通感覚を持つ」重要性を話し合った。
そして伊勢市の須崎さんからはThe Study of ISE、クリエイターズワーケーションを含めて、創造性や国際共通理解の取り組みから伊勢文化への共感デザインを進めて行った取り組みについて披露していただいた。
宗像国際環境会議の養父さんからは、S(サステナブル)、E(エコロジー)、A(アミニズム)を軸に世界遺産登録されたSEAプロジェクトの背景にある宗像大社を拠り所としたSDGs型の常若戦略について話し合った。
日本ガストロノミー学会の山田早輝子さんからは、食と地球の関係性と日本の役割、そして伝え方について指南をいただいた。
里山エクスペリエンスをプロデュースし、日本の里が持っているインビジブルな文化価値を世界に共感デザインをした戦略や課題、チャンスについて話をして頂いた。
詳しくはぜひ上記の動画リンクを見て頂きたい。セッションの熱量と文脈の力が充ち満ちに溢れている。
三つの結論を得た。
1、高野山、伊勢、出羽三山、宗像大社(できれば富士山も)という日本の5大聖地で組み、SBNRを軸にモデルを作る
2、地球に対するポジティブ・インパクトを海外と日本の共通価値概念として顕在化する
3、環境、食、地域を三つの視点でプロジェクトとして立ち上げる
まずは動くこと。
72時間の法則として、すぐにやりたいと考えている。
SBNR Design Labo
渡邉賢一
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