マガジンのカバー画像

なべはるの採用広報関連記事

13
なべはるが発信している採用広報関連noteをまとめたマガジンです。自身で書いたnoteだけではなく、取材されたものも含みます。
運営しているクリエイター

記事一覧

採用広報は「届ける」とセットで設計するとよさそう

「渾身のインタビュー記事が書き上がった!さてこの記事をどう届ける?」と悩んだことはありませんか?わたしはめっちゃあります。 いまや当たり前となりつつある採用広報ですが、「コンテンツをどう作るか」にばかり注目されて「どう届けるか」があまり語られてないので筆をとりました。 コンテンツは届かないと意味がない言葉にするとすごーく当たり前のことなのですが、作ったコンテンツは届けたい相手に届かないと意味がありません。 採用広報に携わっている方の中には、「そんなこと分かってるよ!」と

推敲は文章の正しさよりも読者の感情の動きをみるとよさそう

文章を書いたら公開前に必ず行う「推敲」について、わたしはこうやっているよという記録がてらの紹介です。 文章の正しさは目的達成のための一手段に過ぎない推敲の辞書的な意味は、「詩や文章を作る際、字句や表現を何度も練り直すこと(コトバンク)」です。 ではなぜ字句や表現を何度も練り直すか。それは、その記事で果たしたい目的を達成するためのはずです。 文章を世に公開する以上、何かしらの目的があるはずです。「⚪︎⚪︎について知ってほしい」とか「共感してほしい」とか「自社を良く思ってほし

キングダム・鬼滅の刃に学ぶ、読まれるnoteの書き方

キングダムや鬼滅の刃などの大ヒット漫画から、「読まれるnote」を書くためのヒントが見つかりました!肩の力を抜いて、のんびりとお読みください。 大ヒット漫画に共通する「あること」が、ライティングにも応用できる突然ですが問題です! 『キングダム』『鬼滅の刃』『ワンピース』。これら大ヒット漫画の共通点はなんでしょう? ・ ・ ・ ・ ・ ♪シンキング タイム♪ ・ ・ ・ ・ ・ はい正解は、 「何の話か一言で説明できる」 です。 『キングダム』は、信が大将軍を目指す話

なべはるが仕事で書いたnoteを1年分ふりかえってみる

2022年 1年間で出した会社noteを数えてみたら、ぜんぶで37本でした! というわけで年末らしく、ここ1年で書いた会社noteのうち、印象に残っているものをピックアップしてふりかえってみようと思います。 それぞれの記事を、どんな思惑で、どんなプロセスで書いてきたかを紹介しますね。人事・広報職の方にとっては、参考になるかもしれませんのでぜひお読みください。 候補者はきっと知りたいお金の話ひとつめは、中途採用でオファー金額を決めるプロセスを解説した「現職年収に頼らないオフ

なぜライターは動画ではなくテキストコンテンツを発信するのか整理してみた

この記事は、ライター Advent Calendar 2022 の8日めです!(運営:ライターギルド bkanks) 8日めの今日は、テキストコンテンツの優位性について書いてみます。YouTubeなどの動画やTwitterスペースなどの音声コンテンツが流行するなかで、われわれライターはなぜテキストコンテンツを選んで情報発信しているのでしょうか? noteというテキストコンテンツを選択して情報発信しているわたしが、整理してみました。 テキストコンテンツは、動画に比べて情報

“いい記事”をストックして未来へ投資。「採用力の底上げ」を担うフィードフォースnoteのコンテンツ力

社内情報を発信しているのに、社外の人も「おもしろそう!」と読みにくる——そんな理想を実現しているのが、株式会社フィードフォース(以下、フィードフォース)が採用広報を目的に運営する公式noteです。 「現職年収に頼らないオファー金額の決め方」、育休中の社員向けお手紙「育休中のみんなへ。ここ1年間のフィードフォースの変化をお知らせします」など斬新な切り口の記事を月に4本というハイペースで更新するのは、運営担当のなべはるさん。同社で採用広報と労務に携わるかたわら、公式note立ち

採用広報の目標設定どうしてる問題に向き合っているお話

活動と成果までの距離が遠く、適切な目標設定が難しい採用広報の目標設定に向き合っている話を書きました。採用広報の目標設定難しくね?と感じている方はぜひお読みください! 活動と成果までの距離が遠く、目標設定の難易度が高い採用広報担当者のよくある悩みとして、「目標設定どうしてる?」問題がありますよね。日々の広報活動と成果がなかなか直接的に結びつかず、目標設定に苦労されている方も多いと思います。 多くの場合、採用広報のゴールは「採用成功」でしょう。そして、そのために行う日々の活動

社名出し人事垢が健やかにTwitterをつづけるために"やらない"3つのこと

社名出しで Twitter をする方が増えましたよね。特に最近は、人事・広報系の方が社名出しで Twitter を始める方が増えたように感じます。 でも、社名出しだと Twitter を楽しくつづけられないのでは?と不安に思う方もいると思います。 そこでこの記事では、Twitter を12年間楽しんできたなべはるが、社名出し人事アカウントとして健やかに楽しく Twitter をつづけるために「やらない」と決めていることをお届けします。 採用で出会った候補者を話題にしないま

「読み手はあなたに興味がない」から始める、読まれるnoteの書き方

わたくしなべはるが、会社の公式noteを書くときに気をつけていることをまとめました!わたし自身もまだまだまだまだ精進中の身ですが、現時点で考えていることの整理として書いています。 会社として情報発信をしている方、読みやすい記事の書き方に興味のある方はぜひ最後までお読みください。 読み手はあなたに(まだ)興味がないよほどの有名企業でない限り、会社公式の情報発信それ自体が興味を持たれることはまずありません。それどころか、「会社が公式で出す記事はアピールが透けて見えてつまらない」

校閲・校正支援ツール「文賢」に文章力を指導してもらっています

文賢めっちゃいいぞ!という話です。ちなみに記事広告でもステマでもなく、単なる個人の感想です。 文賢 is なに?文賢は、文章を自動で推敲・校閲・校正支援してくれるツールです。 書いた文章を文賢にぺいっと貼るだけで、誤字や読みやすさをチェックしてくれるという優れモノ。わたしは1年ほどプライベートで利用した後、現在は会社で利用しています。 自社で運営しているnote では、書きおわっったらまず文賢チェック→その後に第三者レビューを行うフローにしています。 そんな文賢めっちゃ

ライターの実績にはこんな情報があると嬉しい

ライターの執筆実績にあると嬉しい情報について書きます。わたし自身のライティング実績もつくってみました! 記事URLの羅列だけでは合う記事を書いてくれそうか判断できないライターにライティングを依頼する際、そのライターが過去にどんな執筆実績があるかを確認しますよね。でも、単に記事URLが羅列されているだけでは、リクエストに沿った記事を書いてくれそうかの正確な判断は難しいです。過去の執筆記事が良い記事だからといって、それがイコール依頼に合う記事を書いてくれるかは判断できないからで

社員インタビュー記事はつまらなくなりがち問題に向き合ってみた話

こんにちは、人事のなべはるです。キャスターのみほさんから 採用界隈 Advent Calendar のお誘いを受けて書くことになりました! これからきっと、皆さんがステキな記事を出してくれると思うのでお楽しみに! そんな 採用界隈 Advent Calendar 初日は、採用広報でよく見る社員インタビュー記事をテーマにしてみました。 ワンパターンになりがちな社員インタビュー記事採用界隈のみなさん、採用広報の一環として社員インタビュー記事を書くことがあると思います。自社のこ

社員の情報発信応援団長になったので、何をしているか紹介します

社員の情報発信応援団長になったので、どんなことをやっているかを紹介します! Slack の general チャンネルで応援団長宣言↑。「つよそう」ってなんですかね…。 書く力・発信する力を身につけてほしい!前置きとして、そもそもなぜ社員個人の情報発信を応援するのか?を整理しておきます。ちょっとだけ長くなりますが、なぜやるか?は何をやるか以上に重要なのでお付き合いください。 社員個人の情報発信を応援する理由は、これからはどんな職種であっても社員個人の情報発信する力が重要