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社会人一年目のあなたに伝えたい、最強の二つの言葉。

⚫︎はじめに

学生時代に、めちゃくちゃ思っていたことがある。
「どうして周りの人は、こんなにわたしのことをわかってくれないんだろう?」って。
でもね、社会に出て6年経つ私はあの頃の自分に伝えたい。
『自分のことをわかってもらうには、ある程度努力が必要なんだよ』って。

⚫︎わたしの失敗談
-鬱になって学んだ大切なこと-

小さい頃から人一倍、周りの人を喜ばせたい想いが強かったわたしは、よく言えば『完璧主義』、悪く言えば『独りよがり』になっていた。
何でも自分が1人でやった方が早いし、思い通りにできるって本気で思っていて、とにかく人に頼るのが苦手だった。
そのまんまの状態で、社会に出たもんだからまあ、どこかで限界は来るよね。。
広告代理店で働いていた時、心が元気ではなくなってしまった。もちろん忙しかったのもあるし、仕事内容の向き不向きはあるけれど、大きな原因はひとつ。

『できません』と『助けてください』、この二つの言葉が言えなかったこと。

15時に完成必須の膨大な資料を、お昼に渡されてもできるわけがないよね。やったことがない超重要案件を、たった1人で担当するなんて無茶だよね。
そう、依頼された段階で『できるわけがない』ことは自分が一番わかってるの。でもその『できません』が言えなかったんだ。

⚪︎『できません』って簡単に言えるかな?

『できません』って言葉って、一見すごく言うの簡単そうに思えてめちゃくちゃ勇気がいると思わない?
まず、自分はできないってことを伝えたら、相手に申し訳ないなって気持ちが走る。
次に、あーこいつは駄目だ、できないやつだなって思われちゃう、、っていう恐怖がやってくる。
よく、「なんでできないって最初っから言わなかったの?」て聞く人いるけれど、いや、本当にその通りなんだけれど、、、
『できません』をすんなり言えるようになるには、小さい頃の逆上がりの練習とか、九九の練習とかみたいに、何回も何回も繰り返して慣らす訓練が必要なんだと私は思う。

⚪︎もうひとつの大事な言葉『助けてください』

そして『できません』がもし言えるようになったら、もうひとつの壁。『助けてください』、この言葉が言えるかどうか。

わたしは結局依頼された仕事ができなくて、怒られて、次はできるか聞かれて、ここでまた期待を裏切るわけにはいかないって空回りしちゃって、もっと1人で抱え込んで深夜まで抱えて、またできなくて、、、
この最悪マイナス無限ループでどんどん自信を失って壊れてしまった。

当時は、結局そのまま仕事を休むことになって、病院の先生から「あなたは一度、『何もしない』をしなさい。」と言われ、、「じゃあ本当にそうするよ!」と思って、都会から離れた友だちのいるカリフォルニア州のデイビスってとこまで1人で国外逃亡しました。
その時のことをエッセイ風に綴っている自費出版の本もあるので、もし興味ある方はぜひ✈️


そのエッセイを読んでくれた方がnoteで感想を書いてくれてるので、こちらもご参考に☺️


⚪︎二つの言葉は、あなたを必ず救うはず

話は戻りまして、「自分には無理だこれ、できない」ってなった後は『助けてください』を言ってみよう。この言葉は、次に降りかかってくるかもしれない膨大なタスクたちからあなたを守ってくれる。「あ、この子1人に頼むのは無理なんだな、よし他のメンバーに任せようorサポートの人をつけてあげよう。」
『助けてください』この言葉ひとつで、たぶん上司の人はこう判断するはず。周りに言いやすい人がいないパターンも多いかもしれない。そしたらもう、誰でもいいのでSOSを出そう。

私がやってしまった1番良くない状況が、とにかく1人で抱えること。「手伝ってもらえませんか?」「わからないので、助けてもらえますか?」言うの、勇気いるよね。。難しい場合は、騒ぐだけでもいいんだ。大切なのは、自分は今こんな状況で、こんなに抱えきれないことがあるんだっていうのを周りに知ってもらうことだから。

⚫︎おわりに

私の場合、カリフォルニアで元気を取り戻して今こうしてやりたいことを仕事にできているけれど、、精神的なものってそうは簡単に戻れないことだってある。(ちなみに今でも、当時のことを思い出すだけで胸がギュッと痛んだりはするよ。)

だから、社会人一年目のみんなも、どうかひとりで抱え込みすぎないで。
わたしの経験を反面教師にして生かしてもらえたら嬉しいです。

『できません』と、『助けてください』。

この二つの言葉を使ってどうか辛いことも上手く乗り越えて社会人生活を楽しんでください🌸

Nabechaaan

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社会に出て
「わたしって何がしたいんだっけ?」
「みんなと同じように器用にできないな、、」
なんて落ち込んだ時、ちょっとあなたが元気になるかもしれない絵本を書きました。

周りの色に染まりたくない、少し変わった不器用なカメレオンのお話です。

よかったらぜひ、手にとって読んでもらえると嬉しいです。

#ベロンベロン森のレオンくん

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