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2017年3月 最北の鉄路を巡る旅 4日目前編(釧網本線)

2017年3月に実施した北海道の鉄道を巡る旅の記録で、今回は4日目の前編です。網走から釧網本線に乗車し釧路を目指します。
前回の記録はこちらです。↓

網走→知床斜里

釧網本線の始発はそこまで早くなく、6:41発でした。
網走・釧路間を直通する列車は1日5往復あります。

キハ54-508 流氷物語号?に乗車

座席は0系新幹線で最初に使われていた転換クロスシートが設置されています。モケットは流氷物語仕様に張替られていました。

窓割が悪い席もあるため、始発駅では早めに乗ることをおすすめします。

6:41発 網走 釧網本線普通釧路行 4725D列車

網走と言えば流氷というイメージですが、この時期はもう知床半島の方へ流れてしまい、車窓から見ることはできませんでした。

流氷の残骸?はありました
そのまんまの駅名

有名な北浜駅は網走駅から15分程度で到着します。
途中下車してしまうと次の列車は約3時間半後なので今回はスルーしました。

北浜駅停車中

列車は知床斜里までは海沿いを走ります。

知床半島方面に流氷が見えます

7:22着 知床斜里

知床斜里は斜里町にある駅で、釧網本線の主要駅です。
知床半島に最も近い駅のため、かつては斜里駅でしたが、観光を意識して知床の名前が追加された模様です。
網走・知床斜里間の区間列車も存在します。

知床斜里→釧路

7:26発 知床斜里
対向の列車と行き違いを行い発車しました。

知床斜里を出ると列車は内陸部へ向けて走ります。

緑駅

緑駅を過ぎると峠越えがあります。
この峠はオホーツク海側と太平洋側の境となっています。
この峠を越えた経済交流はほぼ無いようで、この時の乗客も全員旅人だったと記憶しています。

戸口から戸口へ
川湯温泉に到着

峠を越えると川湯温泉駅に到着です。
近くには霧の摩周湖や屈斜路湖がありカルデラの宝庫です。

今回は行きませんでしたが、2016年夏にツアー旅行で行った時の摩周湖の写真を貼っておきます。移り行く景色をひたすら眺め続けるのが大好きな方でしたら、北海道は旅行会社のバスツアーもおすすめです。長い距離を連れていっていただき、ガイドさんの詳しい解説までつくので、これほどありがたいことはありません。

右手の山はカムイヌプリ(摩周岳) 

鉄道旅に戻ります。
釧路側に来たら天候が回復してきました。

南弟子屈駅は2020年3月に廃止
北の大地の鉄道旅感満載で好きな一枚です

標茶を過ぎ、茅沼辺りから、本格的な釧路湿原エリアに入っていきます。

残念ながらタンチョウは見られませんでした

釧路湿原は網走から釧路方面へ乗車する場合は進行方向右手が、釧路から網走方面へ乗車する場合は進行方向左手の車窓が良いです。
路線は基本的に湿原の東側を走ります。今回は湿原とは反対側に座ったため、あまりよく眺められませんでした。

シラルトロ沼
奥は塘路湖
塘路駅
この旅で鹿の姿を見るのは地味に初めてでした

9:58着 釧路

立派な釧路駅

朝食なのか昼食なのか

次の列車まで一時間少々あるので、中途半端な時間ではありますが食事にしました。釧路といったら和商市場の名物勝手丼です。

好きなネタを少しずつ買って好きな海鮮丼が作れます

どんな海鮮丼を作ったのかと思いきや、市場内のお店に入ってサーモン丼をいただいたようです。本当にサーモンが好きですね。

おいしくいただきました
駅に戻ってきました
主要駅にはSLの動輪がありがちです
11:12発の快速ノサップに乗車します

釧路からは本土最東端を目指して根室本線(花咲線)に乗車します。

今回はいったんここで区切ります。
読んでいただきありがとうございました。

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