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2016年秋 成田観光と古民家カフェ日帰り旅

2016年10月のとある日、千葉の成田方面へ日帰り旅に行きました。旅の目的は二つあり、一つ目は当時空き家になってしまっていた親戚の古民家の活用方法を検討すべく、実際に活用されている古民家に行ってみること。二つ目は京成スカイライナーに乗ることでした。

上野から京成スカイライナーに乗車

目的の古民家カフェは千葉方面にあるので、せっかくなので乗ってみたかったスカイライナーで成田まで行ってしまうことにしました。

京成上野11時40分発のスカイライナー25号に乗り込みます。

在来線最速のスカイライナー
乗り込みます
車内は昼間ということもあり空いていました
連続窓なのはポイント高いです

ちなみに向こう側に写っていた電車はこちら

2019年に廃車になってしまったようです

スカイライナーの車窓

上野を出発。
博物館動物園駅のホームを目を凝らしながら確認し、本郷台地のトンネルを出るとJR線をオーバークロスします。

ちょうどタイミング良く京浜東北線が登場
この線路を越えてまで都心に入って行こうとした当時の思いが伝わってきます

日暮里を出発してからも、そこまでスピードは出さないため、写真を撮りやすいです。墨田川を渡っていきます。

隅田川

千住大橋を通過すると、常磐線、つくばエクスプレス、日比谷線をオーバークロスします。

ここでもE531系がタイミングよく通過

京成高砂を過ぎると、北総線に入りスピードが上がります。
一方で車窓は新路線のためトンネルや切土区間が多く、そこまで特筆すべき車窓はありません。単純にスピードを楽しみます。

印旛日本医大を過ぎると、印旛沼の低地を高架で貫いていくため、景色が開けていきます。また、160km走行区間へ入っていきます。

筑波山も綺麗に見えました

ドア側(車両の端側)に座席の指定を受けたためか、160km区間に入ると台車近くゆえの横揺れを結構感じました。120km程度までは快適でした。

写真はありませんでしたが、空港手前のJR成田線との並走区間も車窓のポイントです。

成田山新勝寺へ

12時21分 空港第二ビルに到着しました。
せっかく成田に来たので成田山新勝寺にお参りします。
京成本線に乗り換え、京成成田へ向かいました。(写真はありませんでした)

新勝寺への表参道は駅から歩いていくと少し下っていきます。
神社仏閣は基本的に高台にあるので、少し珍しく感じます。

新勝寺の三重塔が見えてきました

当時は学生のご身分であったため、有名な鰻は食べられず、、。

3階建ての木造建築はどこか魅力的です

新勝寺に到着しました。
下ってきた分、またここで上ります。

写真はありませんでしたが、溶岩系の岩がゴロゴロしている場所もあった気がします。
大本堂(節分会で有名ですね)
三重塔

京阪電車の車内のお札は、大阪寝屋川にある成田山不動尊のお札になりますが、大本山はこちらの新勝寺になります。

参道から帰ると鰻の誘惑があるため、電車道という道路で駅に戻ります。
その名の通り、かつては成宗電車という鉄道の線路があったようです。

電車道を歩きます
イギリス積みのレンガトンネル
京成も参詣鉄道ですが、こういう小規模な鉄道は戦時中に休廃止が多かったのでしょうね。

古民家カフェへ

今回の旅の目的地の古民家カフェは千葉ニュータウン中央駅から歩いて行った場所にありますので、京成本線に乗ってもう一度空港第2ビルへ戻り、成田スカイアクセス線で向かいました。

千葉ニュータウン中央駅に到着後、40分ほど歩きました。

このような谷の地形を横浜では「谷戸」、千葉や茨城では「谷津」と呼ばれます。
街に近い市街化調整区域に住みたいです

古民家カフェ「宮崎邸」に到着しました。

このあたりは印旛沼などがあることから、集落は台地の上に立地しており、木々の中に家屋が点在する独特な農村景観です。
(基本的には湧水や井戸水が得やすい台地のヘリに人は住み、家の裏は山で前は田んぼが広がる光景が一般的な農村風景です。)

千葉や茨城でよくみられる寄棟大屋根の立派な古民家です
あんみつをいただきました

茶の間や土間がカフェのスペースになっており、奥の間はギャラリースペースとして活用されていました。
この時オーナーさんから開店の経緯や改修工事のことなどのいろいろお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。
内部の写真などは掲載しませんので、皆様も是非行ってみてください。

コンクリート化した丘陵地は大雨の際は低地に一気に水が流れてしまいますので、
丘陵地のニュータウン開発では遊水地が必須ですね。
千葉ニュータウン中央駅に戻ってきました。

帰りも40分歩いて駅に戻ってきました。
交通費節約のために、東松戸で武蔵野線に乗り換え、西船橋で東西線に乗り換えて帰ったような記録があります。

読んでいただきありがとうございました。

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