【自己紹介】47歳にして叩き上げの意地、という感情がわかるようになった【長文】

636字です。私は一度、よくある人生上の道から外れ、病気で25歳から27歳の三年後を失いました。やや大袈裟に言えば、すべてなくしたといっても良いと思います。

ただ家でほぼ寝ているだけの失意と絶望の中で、一切の将来の目標などを持たず、他人の評価を気にせず、その時の出せる力を全部だして、それが他人から見たら大したことがない進歩だとしても、今よりちょっとだけ良い明日を作ることだけを考えて生きることにしました。

なんとか家から少しは外出できるようになり、今の会社で最も小さな支店の一つに事務バイトとして入ったのが28歳の時。以降事務バイトを2年して別の小さな支店で非正規社員になったのが、30歳の時。

そこで非正規社員を3年して、正社員登用試験を受けて(確率は50分の1ぐらい)その小さな支店で正社員になったのが33歳の時。病気になってから8年、ようやくスタートラインに立ちました。

以後14年がたち47歳になった私は、会社の中では最年長に近い(つまり遅い)昇格で、最近残業代がつかない身分になりました。(年下が多い研修は少し恥ずかしかった(苦笑))。

この14年は小さなところから大きなところまで現場で戦いの連続でした。大学卒業時は思いもしないキャリアでしたが、ここ数年は今の会社で現場叩き上げでやってきた、という意地のようなものが心の奥底にある気がします。

知識と素養?は参謀。キャリアは現場叩き上げ。という47歳の自己紹介でした。またいつか上に書いた事のそれぞれの時期について記事にしたいと思います。

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