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Chatgptを上手く使うには

今年に入ってから、Chatgptが一気に認知度を上げたり、この1年くらいでNFTやDAOといった言葉がバズったりと、テクノロジーの発展スピードの凄まじさを感じています。

発展の速さとできることの広がりにワクワク感を抱きつつ、同時にまだまだ自分がついていけていないという、危機感もあります。

AIが人類を凌駕し、人間は支配されてしまうのではないか、という不安の声がある一方で、上手く活用すれば良い、スイッチを切ったら何もできない、といった、結局は人間に主導権があるという意見もあります。

色々な意見があるとは思うのですが、個人的には、とりあえずわからないから調べなきゃ、触ってみよう、という思いが強いです。

ただ同時に、詳しいことはわからないですが、AIは人類を支配できない、とも言い切れないよなと思っています。
いつか、人間がやっていることのほとんどをAIやロボットが担ってくれる日が来るかもしれないし、構造的に見たら、それはAIの奴隷のようにも捉えられるのかもなと。

まあそうなった時はそうなった時で、その時に人類は考え、向き合い、対応するのだろうなと、漠然と楽観しています。
楽観というよりは、なるようになる、みたいな感じかもしれません。

とりあえず、今自分にできることは、まずそれが何かを知ることであり、触れてみて体感することだと思っています。
そして、どうせ学ぶなら、未来に不安を抱いたり、不安を抱いている人に対して批判的になったりするより、学んでいるその時間自体を楽しみたいなと思っています。

前置きが長くなりましたが、そんなわけでこれからは、自分が得た学びやこうやって使うと面白い、みたいなことも、このnoteに書いていければ良いなと思います。

SMAC法

みなさん、SMAC法をご存知ですか?
これは私が吉川さんから教えてもらったコミュニケーション手法です。
ちなみに、吉川さんオリジナルなので、調べても出てこないです。笑

私が苦手な人への依頼や相談の仕方を、わかりやすく順序立てて体系化してくださったのが、SMAC法です。
SMACは、コミュニケーションをする際の各ステップの頭文字をとったものです。

Sは、SituationのSです。
まずは今の状況を、事実関係を整理して相手に伝えます。

次のMは、Myselfです。
整理した事実関係の中で、自分がどんな役割を担い、何をしようとしているのかを伝えます。

そして、A、Askです。
この段階で初めて自分が依頼したことを伝えます。
私はしばしば、Askだけになりがちなのですが、SとMが丁寧に共有されることで、依頼の内容が相手により正確に伝わります。

最後はCで、Contributionです。
こちらから依頼をした時でも、何か自分にできることがあれば追加で対応します、という貢献の姿勢を示します。

「不明点があれば補足するので教えてください。」
「依頼したことが難しければ、こういう代案もあります。」
と言った具合に。

これが、依頼や相談の時に意識するSMAC法です。

Chatgptへの質問の仕方

Chatgptは、AIチャットツールです。
いままでもAIチャットボットみたいなものは色々とありましたが、その精度が格段にあがったということで、色々とニュースになっています。

ただ、Chatgptで精度の高い質問をするには、色々とコツが必要で、質問するときのポイントをまとめた記事や動画が色々と出ています。

具体的には、
・「あなたはプロの翻訳家です」といった条件を最初に付与してあげる
・「◯文字以内で、△段落で」などの具体的な制約を設けてあげる
・誰に読んでもらう文章なのかの前提を与える
・「わからないことがあれば追加で私に質問してください」と、逆にChatgptから自分に対して質問がもらえるような伝えておく
といったようなことです。

これらの詳細は、こちらの動画でわかりやすく説明されています。

これらのように、細かな条件の付与の仕方は色々とあるのですが、調べていく中で、ふとSMAC法を思い出したのです。

状況を事実として丁寧に伝え、自分の役割を示す、依頼をし、わからないことがあれば、さらに自分が貢献できるをやりますと伝える。

つまり、人間とコミュニケーションをするときも、Chatgptと会話をするときも、基本的な部分は共通している、ということです。

Chatgptから精度の高い回答を得られるということは、すなわち、仕事や日常生活でも円滑なコミュニケーションが取れるということになります。

ChatgptやNFTなど、なかなか最初は自分の生活とは関係ない、難しいと思ってしまいがちですが、実際に使ってみるとこれまでに習ったことが活かせたり、逆に、新しい技術を活用してみることで、自分のコミュニケーションスキルがアップデートされたり、そういうことを体感できます。

赤ちゃんのとき、わからないものは何でも口に入れて確かめようとしたみたいに。
子どものとき、未知なる場所に足を踏み入れてみたくなったり、出来もしないことをやってみようとしたりしたみたいに。

興味と好奇心をもって、たくさん転びながら学び続けていきたいものです。


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